ウルセラとウルトラリフトの違い
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目次
ウルセラ | ウルトラリフト | |
---|---|---|
周波が届く肌の層 | 真皮の奥にあるSMAS層まで照射 | 真皮の奥にあるSMAS層まで照射 |
効果 | たるみを強力に引き上げる効果あり | たるみを引き上げる効果あり |
価格 | 1回20万~40万円 | 顔全体で7万円から8万円前後 |
FDA認可 | 認可あり | 認可なし |
【 ウルセラ 】 | ||
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周波が届く肌の層 | 真皮の奥にあるSMAS層まで照射 | |
効果 | たるみを強力に引き上げる効果あり | |
価格 | 1回20万~40万円 | |
FDA認可 | 認可あり |
【 ウルトラリフト 】 | ||
---|---|---|
周波が届く肌の層 | 真皮の奥にあるSMAS層まで照射 | |
効果 | たるみを引き上げる効果あり | |
価格 | 顔全体で7万円から8万円前後 | |
FDA認可 | 認可なし |
大きな違いは施術時間・費用・FDA認可の有無
ウルセラとウルトラリフトは周波が届く肌の層は同じで、真皮の奥のSMAS層にまで届きます。また、たるみやシワ改善といった効果、半年~1年間ほどの効果持続時間も似ています。
となると、一見どこが違うのかわからないウルセラとウルトラリフトですが、施術にかかる時間や費用、FDA認可といった点では大きく異なります。
施術時間の目安はウルセラ1~2時間、ウルトラリフトは30~90分
もちろん照射する部位や範囲によって異なるものの、顔全体の照射の施術時間の目安は、ウルセラだと1~2時間程度、ウルトラリフトだと30~90分程度となっています。ウルセラは照射範囲が限定的であれば30分ほどで終了することもありますが、ウルトラリフトと比べて施術時間は長めです。
ウルトラリフトの費用はウルセラの半分以下
ウルセラにかかる費用が1回20~40万円ほどであるのに対し、ウルトラリフトは顔全体で7~8万円ほど。
費用面において受けやすいウルトラリフトですが、照射のパワーはウルセラの方が優れています。というのも、ウルセラは医療機関で医師のみが施術できる治療方法ですが、ウルトラリフトは医療機関以外にもエステサロンで施術を受けられる治療方法。医師以外の者が施術をおこなうことが可能なため、安全性を考慮して出力が弱く設定されています。
また、照射の安定性においてもウルセラの方が優れているといわれており、ウルセラは規則正しく均一な深さで熱が伝わるよう設計されています。
安全性・有効性を評価したFDA認可があるのはウルセラ
ウルセラはアメリカのウルセラ社で開発された治療機器ですが、今ではウルセラを模倣した治療機器がアメリカ国内に限らず韓国などでも製造されています。ウルトラリフトもそのひとつであり、ウルセラと似た作用や効果が期待されています。
ですが、その安全性や有効性がどの程度信頼できるものであるかはどのように判断すればよいのでしょうか?アメリカでは「Food and Drug Administration」(米国食品医薬品局)という日本における厚生労働省のような行政機関があります。FDAの認可を受けるためにはたくさんの臨床試験データを基にして、その治療の安全性や有効性を証明しなければなりませんが、「リフトアップ効果が認められる」としてFDA認可を受けているのはウルセラだけなのです。(※ウルセラは未承認機器です。厚生労働省によって効果や安全性を認められた機器ではありません。詳しくは医師にご確認ください。)
ウルトラリフトのマシンの特徴
ウルトラリフトとは、韓国メーカーが開発した高密度焦点式超音波のHIFU(ハイフ)といわれるマシンのひとつ。超音波を使って皮膚の下4.5mmまで熱を伝えるウルセラと同じような原理で、SMAS層にアプローチしてたるみを引き上げるもので、皮膚に効く仕組みはウルセラとよく似ています。
いくつかのクリニックで、ウルセラ・ウルセラリフト、ウルセラ(ウルセラリフト)と記載されていることがあるため、同じ機械だと混同してしまいがちですが、それぞれ違う機械を用いた施術です。
エステサロンでも導入できる低出力機器
ウルトラリフトは医療機関で医師が施術するだけではなく、エステサロンにも導入されているくらいなので、安全に扱えるよう出力が弱く設定されており、パワーはウルセラの70%以下と言われています。
また、ウルセラはアメリカのFDAで認可を受けているため、安全性やリフトアップ効果が実証されていますが、ウルトラリフトに関してはFDAからの認可を受けていないため、確実に効果が出るかどうか、安全に施術が行われるかどうか、という点には多少の不安が残ることは否めません。
ウルトラリフトの効果やダウンタイムは?
ウルトラリフトもウルセラと同様に、表皮へは傷をつけずに皮下組織に熱を加えるので、特に目立った腫れや赤みが出ることはありません。多少の赤みやむくみが出ても、数日で治まります。
ウルセラと同じような仕組みを備えたマシンとはいえ、ウルセラほどのパワーはないので、リフトアップ効果の方もほどほどであると考えた方が無難でしょう。さらに、ウルトラリフトはエステサロンなどでも施術が行われており、そのような場合は医師ではなくサロンのスタッフが施術を行うこととなります。ハイフでの照射にて皮膚の下の深い位置にまで超音波を作用させるので、施術を行う医師やスタッフの技術によってたるみ改善効果・仕上がりにも影響が出ることは必至です。
効果面以外にも、神経や血管を傷つけてしまったり、何らかのトラブルが起こるリスクも考えられます。サロンやクリニック選びを慎重に行うことは最重要項目です。
ウルトラリフトの料金相場
ウルトラリフトは美容クリニックやエステサロンなどで受けられますが、それぞれの施設でショット数や施術範囲に応じた料金設定を行っています。
治療の目安相場は、顔全体で7万円から8万円前後。顔+首までの施術で、12万円前後、といったところでしょう。ウルセラと比較すると半値以下のリーズナブルな価格となっていますが、施術のパワーはもちろん、技術によっても仕上がりは変わってくるため、たるみ治療効果がしっかり出るかどうかの確証はありません。
施術可能な範囲
ウルセラリフトによる施術が可能な部位は、ひたい、こめかみ、ほほ、あご下、首(あご下~鎖骨にかけて)の5カ所。左記の部位に照射することによって、上下のまぶたや口元、デコルテのリフトアップ効果も期待できます。
ヒアルロン酸注射やボトックス注射を受けている場合は?
ヒアルロン酸やボトックスの注射を受けている方への対応は、クリニックによってさまざまです。
- 1ヵ月以内に注射を受けた場合は、施術不可
- 注射による腫れが残っている場合は施術不可
- 施術できるが、注射した部位は避ける
- 制限なしに施術可能
このように対応が分かれているほか、「ウルセラリフトを受けた後、同日に続けてヒアルロン酸等の注射を受けることも可能」としているクリニックもあります。
一方で、医師によっては「ウルセラリフトを行った直後にヒアルロン酸等の注入を行うと、肉芽腫※を生じるリスクが高まる恐れがある」という意見も。
※肉芽腫…炎症に基づいて生じる腫瘤の一種。
施術を受けられないケース
クリニックによって対応は分かれますが、以下のような条件に当てはまる方は、施術を受けることができない場合があります。
- 治療部位に、金属やシリコンが入っている
- ペースメーカー、体内埋込式除細動器等を装着している
- 心臓疾患、糖尿病などの持病がある
- ケロイドができやすい
- 妊娠中、または妊娠している可能性がある
施術までの流れ
次に、一般的なウルセラリフト施術の流れを紹介します。
- カウンセリング…気になる部分を伝えたり、ウルセラリフトについての説明を受けたりします。
- 洗顔…施術の前に、メイクや汚れをきれいに落とします。
- マーキング…正確な位置に照射を行うため、肌に印をつけます。
- 照射…専用のジェルを肌に塗り、機器を当てて照射します。
- 拭き取り…ジェルとマーキングを拭き取ります。
施術に要する時間は、30~90分ほど。なお、施術を受けたその日のうちに洗顔・入浴したり、メイクをしたりすることも可能です。
施術のリスク
ウルセラリフトによって起こり得るトラブルには、以下のようなものがあります。
- 痛み…施術中、比較的強い痛みを生じることがあります。
クリニックによっては、施術前に麻酔をかけることで対処しています。 - やけど…機器が正しく肌に密着していないと、やけどを生じる恐れがあります。
- 顔の麻痺…神経のある部分に誤って照射すると、その部位に一時的な麻痺を生じる恐れがあります。
ウルセラリフトはたるみの改善に効果的ですが、決してリスクのない施術ではありません。施術を受ける際は、知識と経験、そして高い技術を有するクリニックを選ぶことが大切です。
ウルセラは医師が行う施術
ウルセラはウルトラリフトと違ってエステでは受けられません。皮ふ構造やマシンの仕組みを理解している医師しか対応できない施術です。本気でたるみを治療したくて、ウルセラを検討しているのであれば、信頼できる医師の見極め方を紹介します。
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