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顔のたるみと骨粗しょう症の関係

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骨粗しょう症が顔の老化に影響

骨は皮膚と同様に新陳代謝によって生まれ変わっていますが、新陳代謝のサイクルが遅くなると、新しい骨ができるよりも早く今ある骨が破壊されてしまい、骨が徐々に減っていってしまうのです。

私たちの顔にも骨があります。その骨が減るということは、目の下やあごの形が変わってしまうことに繋がります。目の下の骨が少なくなれば、骨を覆っていた筋肉や皮膚が余ってハリがなくなり、たるみやシワができやすくなります。あごの骨が少なくなれば、下あごにたるみが発生し、ほうれい線も深くなります。

近年では、見た目年齢と体内年齢は比例すると言われてきています。見た目年齢が若い人は、体内年齢も若いということです。特に、骨は体を構成する重要な要素のため、骨の老化は見た目の老化につながりやすいと言えます。

年齢を重ねて、顔のハリや目のくぼみ、シワなどが気になってきたら、骨密度が低下しているのかもしれません。

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症の原因

骨粗しょう症は、骨の強度が低下して、骨折しやすくなった状態のことです。年配の方が転んだだけで簡単に骨折してしまうのは、骨粗しょう症が原因である可能性が高いでしょう。ひどい場合は、くしゃみをしただけで骨折したり、圧迫骨折といって、体の重みで背骨が押しつぶされやりするケースもあります。

骨の強度は、骨の量と質によって決まります。骨の量を増やすには、カルシウムの摂取が欠かせません。血液中のカルシウムが不足すると、血液中のカルシウム濃度を一定の範囲に維持するため、骨からカルシウムを取り出すようになっています。カルシウム不足が続くと、骨のカルシムが減り、骨密度が低下してしまうのです。

骨の質を高めるのに必要なのは、コラーゲンです。コラーゲンは加齢とともに減少し、高血圧などの生活習慣病によっても劣化します。

実は、骨密度の低下は高齢者だけの問題ではありません。若い頃に無理なダイエットをしたことで骨が十分に形成されなかったり、運動不足で強い骨が作れなかったりすると骨密度が低くなり、将来骨粗しょう症になるリスクを高めてしまいます。

カルシムが不足している、運動が不足している、無理なダイエット経験があるという人は、骨粗しょう症のリスクが高いと言えます。

骨粗しょう症の予防方法

骨粗しょう症の予防で大切なのは、食事と運動です。

食事では、バランスの良い食事を意識しつつ、カルシムを意識して摂取しましょう。カルシムが多い食品は、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、豆腐、厚揚げ、小松菜、桜エビ、イワシ、ししゃも、煮干しなどがあります。これらを毎日のおかずに取り入れてみるといいでしょう。

カルシウムを吸収しやすくするために必要な栄養素は、ビタミンDとビタミンKです。ビタミンDは、シイタケなどのキノコ類、サケやサンマ、卵などに含まれています。ビタミンKが豊富に含まれるのは、納豆やホウレンソウ、ブロッコリー、ニラなどです。

骨質に関わるコラーゲンのサポートに、葉酸の摂取を意識してもいいでしょう。葉酸はやきのり、レバー、枝豆、モロヘイヤなどに含まれています。

また、運動によって負荷がかかると、骨を作る細胞が活発になることから、健康な骨の維持には運動が欠かせません。ハードな運動でなくても、ウォーキングやサイクリング、体操など、毎日続けられることを習慣にしましょう。適度に紫外線を受けることで、ビタミンDの生成にも役立ちます。

まとめ

骨の強度の低下は、将来の骨折リスクだけでなく、顔の見た目年齢にも影響します。美容の状態は健康状態に比例するため、若々しい見た目を保つには、健康な骨を維持することが重要です。骨の劣化対策のために、バランスの良い食事と適度な運動を習慣にしていきましょう。

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