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年齢による変化と顔のたるみ度チェック

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女性にとって、悩ましい問題である「たるみ」。顔全体にたるみが生じると、まるで疲れているかのように、どんよりとした覇気のない印象の表情になってしまいます。

たるみを引き起こす要因にはさまざまなものがありますが、その中でも避けられないのが「加齢」。年齢を重ねにつれて体は少しずつ変化し、それに付随して徐々に皮膚が垂れ下がっていくのです。

加齢で顔がたるむ理由1「骨密度の減少」

顔のたるみは、皮膚や筋肉だけの問題ではありません。実は、肌のずっと奥にある「骨」の密度が、たるみやシワと深く関係しているのです。

骨の密度=骨密度は、20代をピークに徐々に減少します。減少のペースには個人差がありますが、40~50歳ごろから急激に減り始めるのが一般的。60歳の時点では、平均して20代の数値のおよそ70%程度にまで減ってしまいます。

近年では、「骨密度が減少すると、骨そのものも縮む」ということが分かっています。加齢によって骨密度が減り、頭がい骨が縮んだ結果、表面にある皮膚が余ってしまい、たるみを生じてしまうというわけです。

最新の研究では、カルシウムやビタミンDの摂取が骨密度の維持に重要であることが示されています。これにより、たるみの予防にも効果が期待できます。また、骨密度を維持するための適度な運動も推奨されています。

加齢で顔がたるむ理由2「コラーゲン・エラスチンの減少」

肌の奥の真皮層に存在し、表皮を支えることでぷるんとした弾力を生み出してくれる「コラーゲン」と「エラスチン」。このコラーゲン・エラスチンもまた、25歳ごろをピークに徐々に減少していきます。

コラーゲン・エラスチンの量が減ると、皮膚はハリを失い、下へと垂れ下がってしまいます。こうしたたるみのほか、目元や口元などにできるシワもまた、コラーゲン・エラスチンが減少したことによるものです。

コラーゲンやエラスチンを補うためには、コラーゲンサプリメントの摂取や、コラーゲン生成を促すビタミンCの豊富な食事を取り入れることが効果的です。さらに、コラーゲン生成をサポートするスキンケア製品の使用も推奨されています。

加齢で顔がたるむ理由3「筋肉の衰え」

顔の皮膚の下には、20種類以上もの筋肉が存在します。

「食事の際によく噛まない」「あまり笑わない」「長時間うつむいてスマホや本を見ている」といった生活習慣を長年続けていると、筋肉は徐々に衰えて下垂していきます。目元がぼんやりと眠たげな印象になる、フェイスラインが緩んで曖昧になるといった現象は、筋肉が衰えてたるんだことによるものです。

顔の筋肉を鍛えるためには、表情筋エクササイズが有効です。例えば、毎朝「い・う・え・お」の口の形を大きく作るエクササイズを行うことで、筋力を維持し、たるみを予防することができます。

あなたは大丈夫?筋肉の「衰え度」をチェックしてみよう

骨や真皮とは違い、筋肉は使うことで鍛えることができます。忍び寄るたるみに待ったをかけるため、まずは自分が顔の筋肉をきちんと使えているかどうかをチェックしてみましょう。

はじめに、目を大きく見開いたまま5秒ほどキープします。次に、「口角をぐっと上げて笑った形を作り、下げて口を閉じる」という動きを10回行いましょう。目は大きく開けたまま、口だけを動かすよう意識してください。

10回動かし終えたら、次のチェックリストに当てはまる項目がないかを確かめてみましょう。

  • 眉が上がり、シワが寄る
  • 口を動かす際、目に力が入る
  • 口角やほほに疲れを感じる、ヒクヒク動く
  • 左右の口角を同じように上げられない

1に当てはまった場合はまぶた、2~4に1つ以上当てはまった場合は頬の筋肉が衰えている可能性があります。生活習慣の見直しや顔のトレーニングを行い、たるみを食い止めましょう。

〖年代別に見る〗肌のたるみ事情

20代の肌のたるみ

メイクや生活習慣の変化などが原因で、肌への負担が大きくなり始める20代。皮脂の分泌量やコラーゲンの生成力は高いので、たるみやしわへの悩みは少ないでしょう。とはいえ、日々のスキンケアを怠ってしまうと、30代から一気に肌の調子が悪くなってしまいます。

また20代であっても乾燥や表情のクセ、冷えや急激なダイエットなどによって、ほうれい線が目立ってしまう可能性があります。乾燥によるたるみは保湿ケアで、表情のクセや冷えなどの場合は生活習慣を見直すことで改善できますが、年齢とともに回復力が衰えてしまうので、早めに対処しておくのが重要です。

30代の肌のたるみ

20代の頃と比べてコラーゲンの生成力が弱まり、年齢による肌の悩みが増えてきます。乾燥や紫外線によって、皮膚のたるみが気になってくる年代でもあるでしょう。なかには30代前半でほうれい線に悩まされる人もいるかもしれませんが、目立つのは鼻の脇くらいまでで、口元まで達する人はあまりいません。

30代で肌のたるみやほうれい線に悩んでいる人は、ビタミンC誘導体やレチノールなど、コラーゲンやエラスチンの働きをサポートするクリームや美容液を使うのがおすすめです。

30代では、ビタミンC誘導体やレチノールを含むスキンケア製品の使用が特に効果的です。これらの成分は、コラーゲンの生成を促進し、肌のハリを保つのに役立ちます。また、日焼け止めを毎日使用することで、紫外線から肌を守ることが重要です。

40代の肌のたるみ

コラーゲンの生成力が減少し、たるみやほうれい線が目立ち始める40代。30代と比較して肌機能が低下するので、口元まで達したほうれい線に悩まされる女性も少なくありません。20代や30代によくある乾燥や紫外線などの原因に加え、口周りの筋肉の緩みや肌のハリ・弾力の減少も、肌トラブル・たるみの原因になりえます。

たるみが目立つ人はコラーゲンを、しわが目立つ人はビタミンCやハイドロキノン、プラセンタの配合された化粧品を使ってみてください。また、ちょっと目立つたるみを改善したいなら美容クリニックで相談するのがおすすめ。最近ではウルセラやサーマクールといった切らないたるみ治療が注目されており、以前までの切るたるみ治療と比べるとハードルも高くありません。

50代からの肌のたるみ

更年期の影響によりホルモンバランスが乱れやすくなり、肌の調子も不安定になる50代以降。紫外線や乾燥、表情筋の衰えや生活習慣などもたるみやしわを加速させます。年齢に伴う肌の悩みを完全に止めるのは困難ですが、悩みを加速させる要因を減らせば、将来的なたるみやしわをくい止めることは可能です。

そのためには今までのスキンケア用品ではなく、水分や保湿力が高く肌への負担の少ないものを選びましょう。さらに、日常的なフェイスマッサージやエクササイズも有効です。より確実な効果を期待する人は、ウルセラやサーマクールなど、クリニックでの施術も検討してみてください。

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