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横向き・うつぶせ寝は肌がたるむ?

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人は人生の約3割を眠って過ごしています。寝ている間の姿勢、寝方によって、肌がたるんでしまうリスクがあることを知っているでしょうか?横向きやうつ伏せで寝るのは、実は肌にとってよくない影響が多いのです。こちらでは、たるみを引き落こすNGな寝方やその理由、肌にとって適した寝姿勢を紹介します。

たるみを引き起こすNGな寝方

横向きで寝る

横向きで寝ると、左右どちらかの頬や顔の側面が寝具にあたり、同じ姿勢が続くほどに肌を圧迫し続けます。長い時間、強い圧力が加わり続けると、圧迫されている頬などの部分にしわが寄りやすくなり、ほうれい線が深くなる可能性が高いです。

また、頬がかたよった方向に引っ張られ続けることで、たるみが起こりやすくなるのです。

うつ伏せで寝る

横向きで寝る時と同様にうつ伏せでも顔のたるみやほうれい線を引き起こすかもしれません。むしろ、うつ伏せの場合のほうが顔全体が圧迫されるのでNGなんです。さらに、少々の寝返りでも肌と枕がこすれて、摩擦の刺激を受けるので、肌が乾燥しやすく、たるみのリスクも高くなります。

また、うつ伏せで寝る姿勢は肩や顎などにも負担がかかるため、肩や首が凝りやすくなります。

横向き・うつ伏せで寝ることによる肌への悪影響

横向きやうつ伏せ寝によって起こるのは、たるみやほうれい線ばかりではありません。横向き・うつ伏せで寝ることによる肌への悪影響をまとめました。

肌の呼吸がさえぎられる

日常的に下を向いた状態で寝ていると、顔全体が寝具に接触して、肌の呼吸の妨げになりかねません。肌は常に酸素を供給しなければ、良い状態を保つのが難しいのです。肌の呼吸がさえぎられると、肌荒れなどにつながる恐れがあります。

枕との摩擦などの影響を受けやすい

横に向いた状態で寝ると、肌と枕が接触しているため摩擦が起きやすく、その刺激で肌が乾燥しやすくなります。また、左右どちらかの頬が枕にくっついて、引っ張られたり、かたよって寄せられたりするため、シワの原因にもなりかねません。

せっかくのスキンケア効果が薄れる

枕や布団に使われている繊維は吸水性があります。寝る前にせっかくスキンケアをしても、肌につけたスキンケア化粧品が枕や布団の生地に吸い取られて、スキンケアの効果が半減してしまうことも…。とくに化粧水は蒸発しやすくもあるので、気をつけましょう。

血流の悪化・むくみの原因になる

たるみの原因は血液循環の低下。横に向いた状態やうつむき寝などで、顔が圧迫されると血液の巡りが悪くなり、顔のむくみを引き起こしやすくなります。

また、むくみが続くと肌の表面が引っ張られて、顔がたるむケースもあるのです。

肌への影響を考えるなら「仰向け寝」

肌にとっていいのは、仰向けで寝ること。肌が直接枕に触れることなく、摩擦や刺激の防止になります。肌の呼吸がさえぎられてしまうこともありません。

横向きやうつ伏せで寝るのに慣れてしまって、仰向けで寝るのに違和感を覚える人もいるでしょう。慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、今後の肌のためを思うなら、今のうちに仰向け寝に慣れてしまうのがよいでしょう。どうしても落ち着かないという方は、寝具(枕の高さやマットレスの硬さ)が合っていないか、普段の姿勢の悪さが原因の可能性があります。

枕の高さに注意

また、寝る時の姿勢だけじゃなくて、枕の高さにも注目したいところです。枕が高すぎると肩や首のコリを引き起こすだけではなく、首にシワを作ったり、二重あご、顔のたるみを招いたりなどの悪影響を及ぼします。

直立の状態でそのまま仰向けになっているのが理想的な枕の高さ。鏡を使って確認したり誰かに見てもらったりして、枕の高さが適切かをチェックしてみましょう。

仰向け寝を習慣にするための具体的な方法

肌のたるみを防ぐためには、仰向け寝が理想的です。しかし、長年の習慣で横向きやうつ伏せ寝に慣れてしまっている方も多いでしょう。ここでは、仰向け寝を無理なく習慣にするための具体的な方法をご紹介します。


枕の選び方と調整

適切な高さと硬さの枕を選ぶ

仰向けで寝たときに、首のカーブが自然に保たれる高さの枕を選びましょう。高すぎると首にシワができやすく、低すぎると頭が沈み込みすぎて呼吸がしにくくなります。中央がくぼんでいて、首元をしっかり支える形状の枕もおすすめです。


タオルで高さを調整する

新しい枕を購入する前に、まずは今お使いの枕の下にタオルを折りたたんで敷き、少しずつ高さを調整してみましょう。自分にとって最も心地よい高さを見つけることが大切です。


体のポジショニングの工夫

膝の下にクッションを置く

仰向けで寝ると腰が反りやすいと感じる方は、膝の下に薄めのクッションや丸めたタオルを置くと、腰への負担が軽減され、リラックスして仰向けを保ちやすくなります。


抱き枕を体の両脇に置く

寝返りを打ちやすい方は、体の両脇に抱き枕や長めのクッションを置くことで、横向きになるのを物理的に防ぎ、仰向けの姿勢をキープしやすくなります。


寝る前の準備と習慣

寝る前にリラックスする時間を設ける

緊張した状態では仰向けでリラックスしにくいため、軽いストレッチや深呼吸、アロマなどを活用して、寝る前に心身をリラックスさせましょう。


日中の姿勢を見直す

日中の姿勢が悪いと、骨盤の歪みなどから仰向けで寝にくい場合があります。座り方や立ち方を意識することで、夜の寝姿勢にも良い影響を与えます。


寝方以外にも!たるみを加速させるNG習慣

寝方はたるみに大きく影響しますが、実は日中の習慣も肌のたるみを加速させる要因になり得ます。ここでは、寝方以外に見直すべきNG習慣と、その改善策をご紹介します。


長時間のスマホ・PC使用

猫背やうつむき姿勢

スマホやPCを長時間使用する際、無意識にうつむき姿勢になりがちです。この姿勢は首のシワや二重あご、フェイスラインのたるみを引き起こすだけでなく、首や肩のコリの原因にもなります。


改善策:適切な姿勢と休憩

モニターの高さを目線と同じかやや上になるように調整し、背筋を伸ばして座りましょう。1時間に1回は休憩を取り、首や肩を回すストレッチを取り入れるのがおすすめです。


顔の触り癖や表情の癖

頬杖や顔を擦る癖

無意識に頬杖をついたり、顔を強く擦ったりする癖は、肌に摩擦や圧力を与え、たるみやシワの原因となります。特に目元や口元など皮膚の薄い部分は注意が必要です。


特定の表情の繰り返し

眉間にシワを寄せる、目を細めるなどの特定の表情を繰り返すことで、表情筋が硬くなり、その部分に深いシワやたるみが定着しやすくなります。


改善策:意識的な見直しと保湿

自分の癖を意識し、できるだけ顔に触れないように心がけましょう。表情の癖は、鏡を見て意識的に改善を試みるのが有効です。また、日中も保湿をしっかり行い、肌の柔軟性を保つことも大切です。


紫外線対策の不足

コラーゲン・エラスチンの破壊

紫外線は肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌の弾力性を低下させます。これがたるみやシワの大きな原因となります。


改善策:年間を通してのUVケア

日差しが弱い日や室内でも、紫外線は降り注いでいます。一年を通して日焼け止めを使用し、帽子や日傘などを活用して徹底したUVケアを心がけましょう。


食生活の偏り

糖質の過剰摂取

糖質の摂りすぎは、体内で「糖化」という現象を引き起こします。糖化は肌のコラーゲンなどを劣化させ、ハリや弾力の低下、たるみにつながります。


たんぱく質不足

肌の主要成分であるコラーゲンはたんぱく質から作られます。たんぱく質が不足すると、新しいコラーゲンが生成されにくくなり、肌のたるみが進行しやすくなります。


改善策:バランスの取れた食事

糖質の摂りすぎに注意し、血糖値の急激な上昇を避ける食事を心がけましょう。良質なたんぱく質(肉、魚、大豆製品など)や、抗酸化作用のあるビタミン・ミネラルを豊富に含む野菜・果物を積極的に摂ることで、肌の健康を内側からサポートします。


既にできてしまったたるみは美容クリニックで相談

既にたるみができているのなら、クリニックに相談するのがおすすめです。セルフケアでは、たるみの程度によっては効果がのぞめないケースもあります。

たるみが気になるなら、美容クリニックで相談するのが一番早くて、一番効率的なのです。まずは、無料カウンセリングで相談してみてはいかがでしょうか。

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