ウルセラ式|切らずに、自然に、マイナス5歳若見えを目指せるたるみ治療 » 【効果・料金を比較】他たるみ治療とウルセラの違い

【効果や料金を比較】他たるみ治療とウルセラの違い

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ウルセラと他のたるみ治療の違い

ウルセラのような超音波を照射する治療法のほか、外科手術を行う方法や高周波を照射する方法など、たるみを引き上げる施術はたくさんあります。それらの施術法別に特徴や効果などを比較してみましょう。

切る/切らない 周波が届く肌の層 効果 施術可能箇所 価格 FDA認可
ウルセラ 切開なし。
高密度焦点式超音波を照射
真皮の奥にあるSMAS層まで照射 たるみ・しわを強力に引き上げる 額・目元・目じり・ほうれい線・フェイスライン・首 1回
20~40万円
認可あり
サーマ
クール
切開なし。
高周波を照射
真皮まで照射 肌の引き締め・浅いシワ・毛穴に効果的 目元・目じり・ほうれい線・口周り・フェイスライン・眉・首・ボディ 1回
15~20万円
認可あり
フェイス
リフト
切開あり。
SMAS筋膜をはがして引っ張り上げる
切開して直接引き上げる 短期間でたるみを引き上げる 額・こめかみ・頬・あご下・首 1回
60~80万円
不明
ウルトラ
リフト
切開なし。
高密度焦点式超音波を照射
真皮の奥にあるSMAS層まで照射 たるみを引き上げる効果あり 額・こめかみ・頬・あご下・首 顔全体で
7~8万円前後
認可なし
ウルトラ
セル
切開なし。
高周波やHIFUを照射
真皮の奥にあるSMAS層まで照射 しわ・ハリ・毛穴に効果的 目元・口元・こめかみ・頬・あご裏・首など 1回
16~20万円
認可なし
スマート
ソニック
切開なし。超音波を照射 SMAS層だけではなく脂肪層まで照射 たるみを引き上げる効果あり 額・目元・目じり・ほうれい線・フェイスライン・首など 7~10万円
※スマートソニックダブルは
14~18万円
認可なし
ダブロ 切開なし。
高密度焦点式超音波を照射
真皮の奥にあるSMAS層まで照射 照射の強さを抑えて広範囲に引き上げる効果あり 目元・頬・首など 1回
16~20万円
認可なし
ポラリス 切開なし。
高周波とダイオードレーザーを照射
真皮層にまで照射 首のたるみやニキビ跡、毛穴に効果的 顔全体 1回
3~10万円
認可あり
タイタン 切開なし。
1,100~1,800nmの赤外領域の光を照射
真皮層にまで照射 引き締め作用により美肌・毛穴に効果的 顔・首 1回
2~9万円
認可あり
フォト
RF
切開なし。
IPL(光)と高周波を照射
真皮層にまで照射 しみ・そばかす、たるみや小じわにマイルドな効果あり 目元・頬など 1回
3~5万円
認可あり
イントラ
ジェン
切開なし。
高周波を照射
真皮層にまで照射 コラーゲン増生によりしわ・たるみ改善効果あり 顔・首 1回
8~13万円
認可なし
W-HIFU 切開なし。
高密度焦点式超音波を照射
真皮の奥にあるSMAS層まで照射 2つの施術を組み合わせて強力な引き上げ効果を実現 額・目元・目じり・ほうれい線・フェイスライン・首 ウルセラ270ショット+ダブロ210ショットで22万円 ウルセラのみ認可あり
VELO-
HIFU
切開なし。
高密度焦点式超音波を照射
真皮の奥にあるSMAS層まで照射 繰り返し施術を受けることでリフトアップ効果が期待できる 額・目元・目じり・ほうれい線・フェイスライン・首など 1回
4000ショットで
3万円前後
不明
エクシリス 切開なし。
超音波と高周波を同時に照射
皮下脂肪層まで照射 たるみやしわに効果的 額・目の下・頬・マリオネットライン・フェイスライン・首など 1回
12,000円~3万円
不明
LED
ヒーライト
切開なし。
2つの波長の高輝度LEDを連続照射
筋肉層にまで照射 たるみやしわに効果的 目元・顔全体 1回
2,000~
6,000円
認可あり
スキン
リファーム
切開なし。
高周波と赤外線を照射
真皮層にまで照射 たるみ・しわ・毛穴・キメに効果的 目じり・ほうれい線・首など 1回
4万円~
認可あり
サーミ
スムース
切開なし。
高周波を照射
真皮層にまで照射 目元のしわ・たるみ、頬・首のたるみに効果的 目元・口元・頬・首など 1回
5万円~
認可あり
マドンナ
リフト
切開なし。
フラクショナル炭酸ガスレーザーを照射
レーザーで表皮に微小な穴を開ける 目元のしわ・たるみに効果的 目元 部位ごとに
1回
30,000円~
50,000円
認可なし
マトリックス
IR
切開なし。
高周波とダイオードレーザーを照射
真皮層にまで照射 しわ・ハリ・毛穴・ほうれい線に効果的 目元・眉間・頬など 顔全体で10,000円~100,000円 認可あり
アキュ
スカルプ
切開なし。
レーザーを照射
真皮層にまで照射 あごやフェイスラインのたるみにリフトアップ効果あり あご・フェイスラインなど 1部位80,000円~300,000円 認可あり
PRP皮膚
再生療法
極細の注射針でPRPを注入 気になる部分に直接注入 目元の細かいしわなどに効果あり 目元・口周り・頬・ほうれい線など PRP1.5cc
55,000円~
110,000円
不明
エクセルv 切開なし。
2種類のレーザーを照射
真皮層にまで照射 たるみ・引き締め・くすみ・毛穴に効果あり 上瞼と口唇を除いた顔全体 1回
2万~4万円
認可あり
ジェネシス 切開なし。
ロングパルスNd:YAGレーザーを照射
角質から真皮上層部まで加熱 小じわ・しみ・毛穴・美肌に効果あり 顔・首・デコルテなど 1回
15,000円~
30,000円
認可あり
スキンタイト 切開なし。
近赤外線を照射
真皮~表皮といった浅い層に照射 軽度のたるみやしわの改善・皮膚の引き締め効果あり 顔全体 1回
4~8万円
認可あり
ボリューマxc ヒアルロン酸を注射 気になる部分に直接注入 しわ・たるみハリ改善、リフトアップ効果あり 額・目じり・頬・マリオネットライン・ほうれい線・あごなど 1本あたり
6~8万円
認可あり
ウルトラ
フォーマー
切開なし。
高密度焦点式超音波を照射
真皮層とその奥のSMAS層に照射 たるみ・引き締めに効果あり 額・目元・目じり・ほうれい線・フェイスライン・首など 1回
2~4万円
認可なし
3Dリフト 切開せずに針で糸を埋入 たるみを糸で直接持ち上げる 気になる部分のたるみを持ち上げる効果あり 額・こめかみ・頬・あご下・首・バスト・ヒップなど 60~80万円 吸収糸は認可あり
スーパー
ハイフ
切開なし。
高密度焦点式超音波を照射
真皮層とその奥のSMAS層に照射 たるみ・しわに効果あり 額・目元・目じり・ほうれい線・フェイスライン・首など 顔全体で
10~20万円
認可なし
アグネス 専用針を涙袋にさして高周波を与える 涙袋に注射 目の下のたるみに効果的 目の下 9~10万円 不明
テノール 切開なし。
高周波を照射
真皮層にまで照射 軽度のたるみに効果的 顔全体 1回
15,000円~
60,000円
認可なし

ウルセラ以外のたるみ治療

サーマクール

サーマクールは、高周波のラジオ波を照射して肌の内部へ熱を加えて熱変性を起こし、たるみを引き締める施術法です。電子レンジで食べ物をチンして熱するのと同じ原理で、表皮の下の真皮から脂肪層のあたりを加熱します。

サーマクールのメリット

サーマクールのメリットは、一般的なシワ取りレーザーやたるみ改善レーザーよりも効果が高いという点です。施術時間も短く、痛みもほとんどありません。施術前の準備も少ないため、気軽に受けられるでしょう。

施術後すぐに効果を実感でき、数か月経つとよりお肌が引き締まってきます。1回の施術で効果を得られるのもうれしいポイントです。

サーマクールのデメリット

サーマクールは、1回の施術でも比較的効果を感じやすい治療ですが、お肌の状態によっては何度か施術を受けないと十分な効果を得られないことがあります。カウンセリングにてショット数や施術回数をしっかりと確認し、サーマクールがベストな治療法かどうかを判断しましょう。

また、他のレーザー治療と同様に、出力を上げるほど効果が高まりますが、火傷の恐れがあるため注意が必要です。

サーマクールの副作用・リスク

サーマクールの効果は緩やかで、肌への刺激も弱いのが特徴。しかし、照射出力を強める場合は、火傷や炎症などのリスクがあります。

サーマクールのリスクを最小限にしながら、かつ効果を得られるようにするためには、適切な照射出力で何回かの施術を重ねるのが良いのですが、予算や肌質によっては難しいかもしれません。

フェイスリフト

こめかみや生え際の皮膚を切開してたるみを引き上げ、余分な皮膚を切り取って縫い合わせる手術。表皮だけを引き上げても効果が長続きしないので、伸びにくいSMAS層を剥離して引き上げ、縫い合わせます。

フェイスリフトのメリット

レーザー治療やエステと比べて、シワやたるみ改善の効果が非常に高いフェイスリフト。1回の手術で効果を得られるだけでなく、他の治療法よりも効果の持続期間が長いのが魅力です。よって、追加費用もかからず、トータルで見るとリーズナブルに感じられるかもしれません。

メスを使う手術ではありますが、耳の前やこめかみ周辺の生え際を切開するため、傷跡が目立つという心配もほとんどありません。

フェイスリフトのデメリット

フェイスリフトの傷跡はほとんど目立ちませんが、メスを使う手術である以上、必ずしも傷が残らないという保証はありません。個人差はあるものの、術後2週間ほどは赤みや腫れなどが強く発現する場合があります。

またレーザー治療と比較すると、1回の治療に必要な費用が高額になりやすく、オプションの追加などによっては100万円を超える費用が必要となるケースもあります。

フェイスリフトの副作用・リスク

フェイスリフトはメスを用いたリフトアップ術のため、それなりに肌に刺激を与えてしまいます。一般的には、施術が終了してから14日間ほどは肌が赤くなったり、腫れたりするケースもあります。

もともとの肌質や体調によっては、傷跡が残るケースがありますが、肌のターンオーバーが正常であれば、大半は時間とともに傷が消えます。

ウルトラリフト

ウルトラリフトは韓国メーカーが発売しているHIFU(ハイフ)マシンで、ウルセラの後発器です。超音波を照射して皮膚の下4.5mmにまで熱を伝える仕組みは一緒ですが、エステサロンでも扱えるほどに出力を落して設定されています。費用も顔全体で7~8万円とウルセラよりもリーズナブルです。

ウルトラリフトのメリット

ウルトラリフトのメリットは、他のたるみ治療と比べて痛みが少ないことです。照射出力が低めとなっているため、ゴムで弾いたような痛みで済み、ダウンタイムもほとんどありません。痛みに弱い人や敏感肌の人でも気軽に受けやすい施術です。

ウルセラを利用する際の費用が1回あたり20万円~40万円であるのに対し、ウルトラリフトは1回あたり10万円以下と、コストパフォーマンスの良さも魅力です。

ウルトラリフトのデメリット

ウルトラリフトは、照射出力が低く痛みがほとんどない分、他のレーザー治療と比べてリフトアップ効果が低いのがデメリットです。1回の施術で半年~1年ほど効果が持続しますが、より高い効果を得るためには定期的に施術を受けなければなりません。

まぶたや甲状腺など、皮膚が薄く太い神経が通っている部分には使用できないのも難点です。

ウルトラリフトの副作用・リスク

ウルトラリフトは照射出力が弱いため、リフトアップ効果を感じにくい分、リスクは低いのが特徴。痛みに関しても他の施術方法よりも肌に低刺激なため、強い痛みを感じたなどの事例は、ほとんど報告されていません。

ただ、ウルトラリフトの効果の持続期間は6か月〜1年程度なので定期的に施術が必要であり、回数を重ねるごとに費用もかさんでしまいます。

ウルトラセル

超音波を照射するウルセラと、高周波を照射するサーマクールの機能を両方搭載したような機械で、韓国メーカーが開発したジェネリックマシンです。必要最低限の機能だけを残してコストダウンを図っており、顔全体で20万円前後とウルセラよりも少し料金は抑えめに設定されています。

ウルトラセルのメリット

イントラセルとイントラジェン、ハイフの3つを組み合わせたウルトラセル。表皮や真皮、SMASを1度に引き締めることができるのがメリットです。お肌の奥深くまで引き締め効果を実感できるだけでなく、目元の小じわや毛穴、シミの改善にも効果的です。

これ1つでお肌をトータルケアできるため、年齢に伴うお肌の悩みを一気に解消したい人にも向いています。

ウルトラセルのデメリット

ラジオ波は表皮に向かって広く浅く照射するため、施術時に少しだけ熱さを感じることがあります。火傷の心配はほぼありませんが、痛みに弱い人には1発の照射が苦痛になるかもしれません。

また、ウルセラほどではないものの、ウルトラセルの施術費用は1回あたり16万円~20万円とやや高めです。顔と首の2箇所を照射する場合は1回あたり30万円前後と、金銭的負担が大きくなります。

ウルトラセルの副作用・リスク

ウルトラセルの施術は、広範囲の肌の表面に照射をするのが特徴です。そのため、照射の時だけですが、少し熱い、痛いと感じる人もいます。

肌に炎症を与えるほどの熱ではないものの、その時の体調や肌質によっては、刺激によって肌荒れや赤みなどが発生する恐れも考えられるので、施術前のカウンセリングで医師に相談してみましょう。

スマートソニック

スマートソニックも、ウルセラと同じように4.5mmの深さまで超音波を照射することができるマシンです。ピンポイントで点状に照射するウルセラに対し、スマートソニックは少し広い範囲に円状に照射し、出力も控えめ。顔全体で7~10万円前後とリーズナブルですが、アメリカのFDAの認可は受けていません。

スマートソニックのメリット

スマートソニックは、従来のレーザー治療のデメリットである”痛み”と”施術時間の長さ”を軽減している機器です。表皮ではなく皮下脂肪やSMASに対してダイレクトに作用するため、痛みは少ないでしょう。施術時間も30分程度とかなり短くなっています。

照射後は熱収縮によるリフトアップや小顔効果が見られ、1~3か月で本来のリフトアップ効果が発現します。

スマートソニックのデメリット

スマートソニックのデメリットは、アメリカのFDA認可を受けていないところです。そのため、リフトアップ効果は保証されておらず、誰にでも適している施術だとは言い切れません。安全性や確実性は明確でなく、医師の腕によっても効果が変わる可能性があります。

また、医療用HIFUのためダウンタイムは少ないものの、施術後1週間程度は顔にむくみや赤みが現れるケースもあります。

スマートソニックの副作用・リスク

スマートソニックは、ダウンタイムが少ない施術で知られています。医療用HIFUのため、安全性が高いと思われがちですが、アメリカのFDA認可を受けていない点を考慮すると、必ずしも安全だとは限りません。

施術後の1週間程度は肌が赤くなる、むくむなどの症状もあり、要注意です。特に、術後の肌の変化に気をつけるべき。なにか気になる点があったら施術を受けたクリニックに問い合わせ・相談してみましょう。

ダブロ

ダブロも韓国メーカーが開発したHIFU(ハイフ)マシン。3.0mmと4.5mmの深さに熱を加えることができますが、ダブロの場合は円状にふんわりと熱が伝わるため、たるみ改善効果も弱め。アメリカFDAの認可を受けておらず、看護師でも照射できるためウルセラと比べると出力も費用も控えめなマシンです。

ダブロのメリット

世界的に高いシェア率を誇るダブロは、施術時の刺激が少なく、痛みをほとんど感じないというメリットがあります。これは、高密度の超音波を肌全体に安定的に照射でき、エネルギーの集中する面が均一になるからです。

3つのカートリッジを使用する「ダブロゴールド」では、1人ひとりのお肌の状態に合わせたオーダーメイド感覚の施術も可能となっています。

ダブロのデメリット

個人差はありますが、皮膚の奥深くにあるSMASへエネルギーを届けるため、施術後数日~2週間は筋肉痛や違和感が残ることがあります。日常生活に問題はない程度ですが、気になる人はカウンセリング時に相談してみてください。

ダブロは1回の施術で効果が現れることが多いですが、効果は持続しません。定期的な施術やほかのレーザー治療と組み合わせる必要があります。

ダブロの副作用・リスク

ダブロは、施術後の2週間くらいまでは、筋肉痛や違和感のリスクが考えられます。個人差がありますが、肌の深部にまでエネルギーを届けているからこそ、懸念されるリスクです。

また、1回の施術では効果を感じにくく、持続性はありません。何度かの施術が必要になったり、他のレーザー施術との組み合わせが必要なケースもあります。

ポラリス

ポラリスはアメリカの医療機器メーカーシネロン社が開発した美容機器です。RF(高周波)とダイオードレーザーを照射することで、美肌効果を得られます。肌へのダメージを考慮している設計のため、ダウンタイムは短め。アメリカのFDAから承認を受けており、その安全性は折り紙付き。(※ポラリスは未承認機器です。厚生労働省によって安全性を認められた機器ではありません。詳しくは医師にご確認ください。)ダウンタイムが短く、施術当日からメイクができるので気軽に挑戦できる治療のひとつです。ただし効果に関しては、ウルセラのようにリフトアップを認められているわけではないので注意してください。

ポラリスのメリット

ほかのレーザー治療と比べるとエネルギー出力が低く設定されており、痛みを感じることはほとんどありません。機器によってはお肌の表面をマイナス5度で保護してくれるものもあり、皮膚へのダメージも抑えることができます。

ダウンタイムも現れにくいので、敏感肌な人、皮膚へのダメージが心配な人にも検討してみてほしい施術です。

ポラリスのデメリット

ポラリスは緩やかに効果が現れる機器のため、即効性を求める人にはおすすめできません。1回の施術では十分な効果が感じられない可能性があり、十分な効果を得るまでには5回ほど施術を受ける必要があります。

施術にかかる費用は1回あたり3万円~10万円と比較的安いものの、5回以上施術を受けるなら、コストパフォーマンスは他の機器とさほど変わりません。

ポラリスの副作用・リスク

ポラリスは、徐々に効果が感じられる治療なので、すぐに効果を感じたい人には物足りないかもしれません。効果を実感するまでには、5回程度の施術を受ける必要があります。

費用の目安は1回が3万円~10万円程度。5回の施術では安くても15万円以上かかります。

タイタン

赤外線フラッシュを使った美容医療機器であるタイタン。ウルセラと比較するとリフトアップ効果は及びませんが、毛穴の引き締めや美肌などのタイトニング効果が特徴です。初回の治療費がリーズナブルなため、エイジングケア治療の入門として注目されています。また、アメリカのFDAから認可を受けており、安全性は保証付き。(※タイタンは未承認機器です。厚生労働省によって安全性を認められた機器ではありません。詳しくは医師にご確認ください。)ただし、こちらもリフトアップ効果を承認されたわけではありません。

タイタンのメリット

タイタンは、アメリカのFDAから認可を受けている美容機器の中でも、とくに施術費用が安いマシンです。ウルセラの費用が1回あたり20万円~40万円であるのに対し、タイタンは1回あたり10万円前後で利用できます。

フェイスラインやまぶたのリフトアップだけでなく、妊娠線や二の腕、太もものたるみ改善など、全身どこにでも使用できるのが嬉しいポイントです。

タイタンのデメリット

即効性は感じられるものの、持続性については個人差があります。一般的な効果の持続期間は4か月~半年とされていますが、人によってはこれよりも早く効果が薄れてしまうかもしれません。

また、なかには1回の施術で効果が得られない、何度施術を受けても効果が感じられないというケースもあります。タイタンによる施術が適しているかどうかは、事前に医師に相談しましょう。

タイタンの副作用・リスク

タイタンは、副作用のリスクが極めて低い施術方法です。しかし、即効性がありながらも効果の感じ方には個人差があり、数回の施術が必要な人もいます。

また、持続期間は4〜6か月と比較的短めなので、早めに効果が薄れる恐れがあります。副作用やリスクは低いだけに効果の持続性もあまりないため、費用と時間がかかってしまいます。

フォトRF

IPL(光)とRF(高周波)の2種類を肌に照射することで、肌の引き締めやたるみ、ほうれい線への効果を期待できるフォトRF。初回の料金相場は3万円~5万円と比較的安価な治療です。ただし、料金に関してはランニングコストも考慮のうえで検討すべきでしょう。ウルセラと同じようにダウンタイムが短く、施術をした当日からメイクもできます。

フォトRFのメリット

フォトRFはリフトアップだけでなく、シミやそばかすを改善できる美白効果やお肌に透明感を与える効果も期待できます。肉眼では確認できないようなシミ予備軍も撃退できるうえ、お肌の代謝アップによりツヤツヤとした美しい肌を目指すことができます。

施術時間が10分~15分と短いのもメリットの1つです。肌の炎症も起こりにくいので、施術後の肌トラブルが心配な人にも向いています。

フォトRFのデメリット

施術直後は肌が非常に敏感な状態になっており、紫外線のダメージをダイレクトに受けてしまう可能性があります。せっかく施術を受けたのに逆効果…なんてことも考えられるので、術後の日焼け対策・ケアは徹底しましょう。

また、施術後数日~1週間程度は、シミやそばかすが目立ちやすくなります。徐々に見えなくなっていきますが、心配な人は事前に注意事項を確認しておきましょう。

フォトRFの副作用・リスク

フォトRFは、効果を感じやすい施術のため、術後の肌はかなり刺激を受けやすい状態です。いつもなら気にならない刺激であっても、術後だけは特別です。特に、紫外線には十分に注意しましょう。

施術後のデリケートな肌に紫外線を浴びて炎症が起こるとシミや色素沈着などの原因にもなりかねませんので、紫外線対策の徹底が大事です。

イントラジェン

一般的なたるみ治療でも使われているRF(高周波)を、新しいテクノロジー「GFR」を用いて格子状に照射するイントラジェン。従来の治療よりも肌へのダメージと痛みが軽減されています。ウルセラと比較するとたるみ改善効果は弱く、持続期間も短めです。イントラジェン単体での治療ではなく、ウルセラ治療をした後のメンテナンスに利用される方も多いようです。

イントラジェンのメリット

イントラジェンは、肌へのダメージを最小限に抑えられるマシンです。一次効果ではリフトアップ、二次効果ではお肌の保湿力がアップするため、1回の施術で2つの効果を得られます。

また、ほかのリフトアップマシンや美肌マシンと組み合わせることで、お肌の表面から深部までをトータルケアできるうえ、効果を長持ちさせることも可能です。

イントラジェンのデメリット

イントラジェンのデメリットは、リフトアップ効果に限界があるという点です。軽度のたるみに対して効果を発揮できる反面、重度のたるみには十分な効果を発揮できません。そのため、お肌の状態によっては、他のレーザー治療を勧められることもあるでしょう。

失敗やトラブルが少ない施術ですが、医師の腕や肌の状態によっては全く効果を感じられない可能性もあります。

イントラジェンの副作用・リスク

イントラジェンは、軽いたるみを引き上げるのに適したお手軽な施術方法。そのため、副作用やトラブルについては、かなり確率が低いのがメリットです。

そのため、少し肌のたるみが気になってきた人には、リーズナブルな施術でメリットが多いですが、本格的なたるみには効果を発揮しにくいのが特徴です。

W-HIFU(ウルセラ+ダブロ)

強力な引き上げパワーのウルセラと、比較的広い範囲に照射するダブロの2種類を組みあわせて照射することで、強い引き上げ効果を効率的に実現できる施術法です。当サイト監修のプライベートクリニック吉祥寺でも受けられます。

W-HIFU(ウルセラ+ダブロ)のメリット

W-HIFUには、ダブロとウルセラのメリットを最大限に引き出す効果が期待できます。その1つのメリットが、効果を実感できるまでの期間が短縮されること。ウルセラのみの施術と比べて、早い期間で引き締め効果が現れます。また、ダブロ単独施術と比較しても、より高い効果が期待できるでしょう。

また熱作用の相乗効果によって、広範囲に高いエネルギーを届けられるため、効果の持続期間も長いのが特徴です。

W-HIFU(ウルセラ+ダブロ)のデメリット

W-HIFUのデメリットは、ウルセラやダブロ単独施術よりもダウンタイムが生じやすい点です。むくみを感じる程度ではありますが、たるみのある部位ほど腫れやすいので、余計に目立ってしまうケースもあります。

これは気になる部位ほど多く照射するのが原因。ピンポイントに腫れてしまうため、全体的に腫れるよりも目立ってしまうのがデメリットです。

W-HIFU(ウルセラ+ダブロ)の副作用・リスク

W-HIFU(ウルセラ+ダブロ)は、施術後にむくみを感じる可能性が高いです。ウルセラやダブロは単独施術なので、比較的ダウンタイムが短いのに対して、W-HIFUはダウンタイムが長いです。

また、照射の程度によって赤みや腫れが生じることもありますが、時間が経つにつれて落ち着いてくるので、そこまで心配はいりません。

VELO-HIFU(ベロハイフ)

VELO-HIFU(ベロハイフ)とは、リーズナブルで痛みが少ないものを、という目的で開発されたHIFUです。パワーが弱い代わりに痛みが少なくなっていることが特徴で、痛みの面や経済的な理由にてウルセラを断念していた方に検討してもらいたい施術法です。ただし、一度受けた程度では顕著なたるみ改善効果を期待することはできません。

VELO-HIFUのメリット

VELO-HIFUのメリットは、何と言っても施術費用がリーズナブルな点。クリニックによって差はありますが、1回あたり4万円前後と、ウルセラの約10分の1で施術が受けられます。

ハンドピースを肌表面に滑らせるようにエネルギーを照射する方法で、皮膚の薄い部分では熱さを感じますが、強い痛みではありません。麻酔なしでも耐えられる程度の痛みです。

VELO-HIFUのデメリット

照射エネルギーが低いので、リフトアップ効果は低めです。浅いシワや軽度のたるみには効果がありますが、深いシワや重度のたるみには十分な効果が得感じられない可能性があります。ウルセラと比べて痛みは3分の1程度に抑えられるものの、効果を得るためには何度が施術を受ける必要があるため、費用がかさんでしまいやすいのも難点です。

VELO-HIFUの副作用・リスク

VELO-HIFUは、照射による刺激が緩やかなのがメリット。しかし、深刻化したたるみには効果が現れにくく、結局効果が得られなかったと言う結果になる恐れがあります。

浅めの小じわ、軽度のたるみに対しては効果を発揮しやすい上に、通常の3分の1程度の痛みなので、痛みが苦手な人におすすめな施術です。

エクシリス

エクシリスは、超音波と高周波を同時に照射し、熱エネルギーによって肌の引き締めやシェイプアップを促す美容機器です。筋膜まで超音波を届けるウルセラとは違い、エクシリスが作用するのはひとつ手前の皮下脂肪まで。また、「照射時間が短い」「施術中の痛みがほとんどない」といった点も、ウルセラとは異なる特徴です。

エクシリスのメリット

エクシリスは、アメリカのFDAから認可を受けています。リフトアップ効果や引き締め効果など、たるみへの効果を得たい人におすすめ。

痛みがほとんどないのも特徴の1つで、照射時は皮膚表面に40℃~42℃程度の心地よい温かさを感じるそう。痩身効果もあり、全身に使用できるのも良いところです。

エクシリスのデメリット

皮膚の奥深くに高温の熱エネルギーを届けるため、施術後、肌に赤みが現れることがあります。3~4時間程度で引きますが、気になる人はマスクで顔を隠すなどの工夫をしましょう。

また、まれなリスクとして火傷が挙げられます。頻度は極めて低いものの、100%安全な治療方法ではないことを知っておかなければなりません。

エクシリスの副作用・リスク

エクシリスは、効果が高い施術でよく知られていますが、リスクは高めです。肌の深部にまで高温の熱を加えて施術をするため、肌への負担が大きいです。

その結果、炎症が起こったり、赤くなったりする恐れがありますが、通常は長くても4時間程度でおさまります。まれに火傷のトラブルが報告されていますが、確率的には低いです。

LEDヒーライト

LEDヒーライトは、近赤外線と呼ばれる2つの波長の光を連続で照射し、コラーゲンの生成などを促進する美容機器です。ウルセラとの違いとしては、「筋膜ではなく、さらに奥の筋肉層にまで働きかける」「痛みがほぼない」「施術の時間が短い」「1回数千円程度と、価格が控えめ」といった点が挙げられます。

LEDヒーライトのメリット

皮膚の奥深くまでLEDエネルギーを到達させることにより、リンパの流れを向上して肌本来の透明感や明るさを引き出すLEDヒーライト。施術中や施術後の痛みや赤みなどがほとんど無く、シワやたるみの悩みが多いまぶたの施術も可能なマシンです。

施術後すぐにメイクもでき、日焼けや敏感肌などさまざまな肌質にも適しています。

LEDヒーライトのデメリット

LEDヒーライトは効果の持続期間が短く、定期的に照射を行わなければなりません。費用は1回あたり5,000円程度と安く、そこまで金銭的負担はかかりませんが、人によってはコンスタントな来院が難しいかもしれません。

また、金銭的負担だけでなく、時間的負担もかかります。日頃から仕事や家事で忙しい人には、あまりおすすめできない治療法です。

LEDヒーライトの副作用・リスク

LEDヒーライトは副作用が比較的少ない治療法ですが、ごくまれに赤みやほてりなどが現れることがあります。また、個人差はあるものの、術後に皮膚表面の乾燥を感じることもあるでしょう。どちらも一時的な症状であることが多く、通常は数時間から2日程度で治まります。

また、LEDヒーライトは効果の持続期間が短いため、定期的な施術が欠かせません。そのため、それだけの金銭的ならびに時間的負担がかかるでしょう。

スキンリファーム

スキンリファームは、赤外線と高周波(ラジオ波)を照射することにより、コラーゲンの生成を促し、ふっくらハリのある肌に導く美容機器です。ウルセラは皮膚の奥の筋膜に熱エネルギーを届けますが、スキンリファームが働きかけるのはふたつ手前の真皮層まで。また、たるみの引き上げ効果はウルセラに劣るものの、即効性ではリファームの方が上回るという特徴があります。

スキンリファームのメリット

スキンリファームには、施術直後から効果を実感しやすいというメリットがあります。すぐに効果を実感できるため、近いうちにイベントなどがある人に適した治療法です。

また、術中の痛みはほんのりと熱さを感じる程度。従来のレーザー治療に多くみられるゴムで弾かれたような痛みはあまりありません。麻酔の必要もないため、身体への負担も少ないのがメリットです。

スキンリファームのデメリット

スキンリファームの施術時間は約90分。カウンセリングや施術前の準備などを合わせれば、もっと長い時間が必要になります。しかも、効果は永続的ではないため、定期的に施術を受けなければなりません。

費用は1回あたり4万円程度と比較的安価ではありますが、効果を持続させるにはかなりの費用が必要となるでしょう。

スキンリファームの副作用・リスク

スキンリファームの高周波と赤外線エネルギーは皮膚表面にもアプローチするため、施術中に痛みを感じることがあります。また、施術後にも赤みやほてり、ヒリヒリ感などが生じることがあるでしょう。また、人によっては水疱や火傷、色素沈着を起こすといった事例も報告されています。

妊娠中の人でも施術を受けることは可能ですが、肌が敏感になっているため、通常ではみられない反応を引き起こす場合があります。妊娠中は治療を控えるのが無難ですが、もしくは妊娠していることを医師に伝えたうえで治療を受けてくださいね。

サーミスムース

サーミスムースは、高周波を用いて表皮~真皮に熱を加え、繊維芽細胞を刺激してコラーゲンの生成を促す美容機器です。温度管理に優れ、肌の温度は42~45℃程度に保たれるため、ウルセラとは異なりやけどのリスクはほぼありません。また、目や口の周辺には施術できないウルセラと違い、目元・口元や肌の細かな部分にも照射できるという特徴があります。

サーミスムースのメリット

サーミスムースは、特殊サーミスタによって皮膚温を徹底管理しているため、痛みがほとんどないのが特徴です。マッサージを受けているような温かさがあり、「痛みに耐えなければいけない」という不安感や緊張感がありません。

高いエネルギーを照射するにも関わらず、皮膚の薄い部分にも使用できます。上まぶたや下まぶたの小じわやたるみの改善も期待できます。

サーミスムースのデメリット

サーミスムースは、目元の小じわやたるみには十分な効果を与えられますが、マリオネットラインやフェイスラインなどのたるみに対しては、効果がやや薄い傾向にあります。あくまでも小じわや軽度のたるみに効果的である治療法のため、深いシワや重度のたるみを改善する場合には、何度か施術を繰り返したり他のマシンを併用しなければなりません。

サーミスムースの副作用・リスク

皮膚に熱を加えるサーミスムースは、施術後にごく軽度のやけどを生じることがあります。それと同時に、施術箇所が茶色味を帯びる「色素沈着」が発生する可能性も。

サーミスムースは副作用やリスクの少ない治療法ですが、ごくまれに上記のような副作用を引き起こすことがあります。とはいえ、どれも重篤な症状ではなく一時的なもの。1~2週間程度で治まることがほとんどです。

マドンナリフト

マドンナリフトは、レーザーで肌に微細な穴を空けて表面積を縮ませ、たるみを引き締める医療機器です。使用できる範囲が顔・首に限られるウルセラとは異なり、ボディにも使える点が特徴。施術直後にメイクができるウルセラと比較するとダウンタイムはやや長いものの、「目元など、繊細な部位への施術が可能」というメリットもあります。

マドンナリフトのメリット

目元のたるみ改善に効果的なマドンナリフト。まぶたの被さりや眼瞼下垂などの悩みを抱えている人におすすめの選択肢です。たるみにより目が小さく見えることもなくなるので、自然で若々しい印象を取り戻すことができます。

目元の施術においては、専用のコンタクトレンズや点眼麻酔薬を使用するので、痛みもほとんどなく、快適に治療を受けることができます。

マドンナリフトのデメリット

施術後には肌に小さな穴のような傷ができているので、治療後すぐにメイクや洗顔をすることはできません。また体質や肌質によっては、施術後に眉下切開よりも酷いダウンタイムが発現することがあります。

マドンナリフトの費用相場は1回あたり5万円~15万円程度で、これ以外にも麻酔代や薬代などがかかります。別途費用がかかるので、あらかじめ治療の総額をきちんと確認しておきましょう。

マドンナリフトの副作用・リスク

マドンナリフトは治療直後に赤みや腫れ、点状のかさぶたなどのリスクがある施術です。通常、赤みや腫れは2~3日程度で治まり、点状のかさぶたは施術から2日後あたりから発生して1週間くらいで剥がれ落ちます。

費用相場は1回あたり3万円~5万円程度で、効果を持続させるには1~2か月毎に5回程度施術を受けなければなりません。もちろん、その分費用と時間がかかってしまいます。

マトリックスIR

マトリックスIRは、高周波とダイオードレーザーの同時照射により、肌に弾力を与えるとともに、コラーゲンの生成を促す機器です。皮膚のより深い部分にある筋膜からじっくりとたるみを改善するウルセラとは異なり、施術直後から効果を実感できる即効性や、肌の表面にある毛穴のたるみ・小じわといったトラブルの改善効果を持っています。

マトリックスIRのメリット

マトリックスIRは低エネルギーでの照射となるため、痛みを感じることはほとんどありません。施術時間も20分~40分程度と短いので、サクッと受けられるのも魅力です。

また、施術による肌のダメージが少ない点も魅力。多くのクリニックでは施術後すぐにメイクが可能となっています。他のレーザーとの併用もできるので、一緒に受けることで相乗効果も期待できるでしょう。

マトリックスIRのデメリット

マトリックスIRには、施術後3か月程度のあいだ、紫外線対策を徹底しなければいけないというデメリットがあります。施術後の肌はバリア機能が失われている状態なので、紫外線対策を怠るとシミやそばかすができやすくなるのです。

また、マトリックスIRにて高い効果を得るためには、1か月に1回のペースで、トータル4回程度は施術を受ける必要があります。

マトリックスIRの副作用・リスク

強力な熱エネルギーを肌の奥深くに届ける施術なので、軽度の火傷のような赤みやほてり、かゆみなどの副作用を引き起こす場合があります。施術後すぐにクーリングを行うクリニックが多いため、これらの症状は数時間~半日で治まることが多いです。

また、施術後は肌内部のコラーゲンが収縮するため、一時的にむくみを感じることがあります。なかには腫れが生じる人もいますが、これらは1週間程度で治まるでしょう。万が一症状が治まらない場合は、すぐにクリニックへ相談してください。

アキュスカルプ

アキュスカルプは、レーザーの熱で脂肪を溶かすことにより、小顔やたるみの改善に効果を表す施術です。肌の目立たない部分に極細のレーザー管を挿入するため、ウルセラとは異なり皮膚に穴をあける必要がありますが、傷はごく小さなものであり、痕が目立つ心配はほぼありません。

アキュスカルプのメリット

1回の施術で高い効果を実感できるため、長期に渡る通院や施術を繰り返すことなく理想のイメージに近づくことができます。まぶたやあごなど皮膚の薄い部位にも使用できるほか、顔全体の引き締め効果も期待できる点もメリットの1つです。

皮膚の目立たない場所を切開してレーザー管を挿入するため、傷跡はほとんどきになりません。ボディーラインに使用すれば、ダウンタイムを短くすることも可能です。

アキュスカルプのデメリット

メスを使いレーザー管を挿入する施術のため、治療後に切開した部位の腫れや赤み、熱っぽさを感じることがあります。施術で溶解された脂肪はゆっくりと体外に排出されるので、効果が現れるのに多少時間がかかるのも難点。

また、アキュスカルプの効果や仕上がりが、施術を行う医師の技術によって左右されるのも気になるポイント。そのため、クリニック選びには慎重にならなければなりません。

アキュスカルプの副作用・リスク

施術後1~2週間程度で改善しますが、内出血による黄ばみや青ずみなどが出る可能性があります。また、痛みやほてり、腫れなどが発生するケースも報告されており、これらの症状が長引く場合には感染が疑われます。

脂肪が部分的に残ったり取れすぎたりした場合には、陥没や凹凸ができるケースもあるそう。なお、凹凸の修正は施術が難しいため、過度に脂肪を取らないように高い技術を有した医師の下で施術を受けるのが好ましいです。

PRP皮膚再生療法

PRP皮膚再生療法とは、患者さん自身の血液から生成したPRP(多血小板血漿)を気になる場所に注射することにより、シワやたるみの改善を目指す治療方法です。体内にもともとあった血液を使用することから、副作用が起こりにくい点が特徴。広範囲に働きかけるウルセラとは異なり、目元のシワやほうれい線など、気になる場所をピンポイントで若々しくしたい人に向く施術です。

PRP皮膚再生療法のメリット

治療には自身の血液を使用するので、アレルギー反応が生じるといったリスクの心配がいりません。施術自体も非常にシンプルで、レーザーの照射や切開の必要がないことから、抵抗感も低いのがメリットです。

即効性はないものの、徐々にコラーゲンを生成していくため非常に自然な仕上がりになり、周りに治療を受けたことがバレる恐れもほとんどありません。

PRP皮膚再生療法のデメリット

PRP皮膚再生療法には繊細技術が必要となり、注入する量を間違えるとなめらかな皮膚に仕上がりません。医師の技術力によって仕上がりに差が生じるため、クリニック選びが非常に重要となります。

また、即効性のある治療方法ではないので、すぐにたるみを改善したい、数日後にイベントなどが控えている人には向いていないでしょう。

PRP皮膚再生療法の副作用・リスク

PRP皮膚再生療法そのものの副作用ではなく、細菌汚染されたPRPを使ったことによる2次的な副作用に感染症が挙げられます。赤みや腫れ、熱っぽさやかゆみが長引く場合には、感染症を引き起こしている可能性があるため、すぐにクリニックに相談しましょう。

また、PRP皮膚再生療法は採血量や注入量、施術を受けるクリニックによって料金が大きく異なります。1回の施術で安くとも55,000円くらいの費用が発生するため、他のたるみ治療と比べると金銭的負担が大きいです。

エクセルv

エクセルvは、2種類のレーザーを同時に照射することにより、幅広い肌トラブルの改善を促す治療機器です。たるみの改善を目的とし、顔のみを施術範囲とするウルセラとは異なり、シミ、くすみ、ニキビ、赤ら顔、脱毛など、ボディを含めたさまざまな肌悩みに対応できる点が特徴です。

エクセルvのメリット

エクセルvのメリットは、何と言ってもダウンタイムがほとんどないという点です。色素沈着や腫れなどの副作用はほぼ現れず、かさぶた形成があったとしてもほとんど目立ちません。そのため、接客業に就いている人など「ダウンタイムが長引くと困る…」という方にとっても、ハードルの低い治療法と言えるでしょう。

たるみ治療だけでなく肝斑治療にも有効で、透明感があり引き締まった肌を目指せます。

エクセルvのデメリット

肌の状態や年齢、希望する仕上がりなどによっては、2週間~4週間に1回のペースで何度が治療を繰り返す必要があります。1回で効果を得られるマシンと比較して、金銭的負担や時間的負担がかかる恐れがあることも覚えておきましょう。

施術後には、肌に赤みや腫れ、かさぶたなどの症状が生じ、メイクでは隠し切れないことがあるため注意が必要です。

エクセルvの副作用・リスク

施術直後~数時間後まで、施術箇所に赤みやヒリヒリ感が残ることがあります。また、施術から2日程度でかさぶたが発生することもあり、1~2週間程度経過するまで剥がれ落ちません。

また、施術箇所に濃いシミがある場合は、施術直後に色が濃く変化し、その後黒く薄いかさぶたになることがあります。その他にもごくまれに腫れや水疱、毛穴の赤みや色素沈着、ケロイドなどの症状を引き起こす人もいるようです。

ジェネシス

ジェネシスは、真皮層に熱エネルギーを届けることにより、肌を引き締まって透明感のある状態に導く美容機器です。ウルセラよりも広範囲に照射できるほか、照射口が直接肌に触れないため、やけどのリスクが低い点もメリット。一方、1回の施術で効果がみられるウルセラとは異なり、複数回施術を受けないと効果を実感しにくいというネックもあります。

ジェネシスのメリット

肌をいたわりながら治療ができ、強い痛みを感じることもほぼありません。やけどのリスクも低いことから、顔への施術に適したマシンと言えます。個人差はありますが、肌のハリや引き締めなどの効果を早めに実感できるのもメリットの1つです。

また、副効果として施術部位の産毛を除去できる効果もあります。施術後はつるんとしたたまご肌になれるでしょう。

ジェネシスのデメリット

ジェネシスによる効果は永続的には続きません。即効性はあるものの、効果は次第に薄れていってしまいます。効果を定着させるには、定期的に施術を受けなくてはありません。

施術にかかる費用はショット数によって異なるケースがほとんどなので、何ショットで費用がいくらかかるのかを事前に確認しておきましょう。

ジェネシスの副作用・リスク

ジェネシスは照射の痛みやダウンタイムがほとんどないとされている治療法ですが、なかには施術後に腫れや赤みなどを生じることがあります。これらの症状は2~3日程度で治まり、特に肌の弱い人や敏感肌の人に起きやすいです。

また、施術後~数日間は肌が乾燥しやすいため、こまめな保湿を心掛ける必要があります。普段よりも肌がダメージを受けやすい状態となるので、UVケアなども欠かさず行いましょう。

スキンタイト

スキンタイトは、近赤外線によって肌を加熱し、コラーゲンの生成を促してたるみを改善する美容機器です。真皮よりも奥の筋膜にまで熱を届けるウルセラとは異なり、照射できる範囲は真皮層まで。たるみの引き上げ効果はウルセラに及ばないものの、「費用が抑えられる」「痛みをほとんど感じない」といったスキンタイトならではのメリットもあります。

スキンタイトのメリット

スキンタイトは、軽度のたるみや小じわであれば、人によっては1回の施術で効果を実感できる治療です。コラーゲンを生成する力をサポートしてくれるので、20代~30代の肌に対し効果を発揮してくれるでしょう。

他のレーザー治療と比較して各段に痛みが少なく、治療時間も30分程度と短いため、仕事や家事で忙しい人も手軽に施術を受けられるのがメリットです。

スキンタイトのデメリット

施術後から効果が現れるまでに、3週間ほどの時間がかかります。他のレーザー治療と比べて効果を実感できるまでが遅いので、即効性のある治療を受けたいという人には向いていません。

また、肌の状態によっては、1回ではたるみが改善できない可能性があります。この場合は複数回施術を受けなければ、リフトアップ効果は得られにくいのが懸念点です。

スキンタイトの副作用・リスク

照射による刺激がほとんどなく、痛みに弱い人でも施術を受けやすい施術ですが、肌の表皮~真皮などの浅い層にアプローチするため、深刻化したたるみに対しては十分な効果が得られない可能性があります。

費用相場も1回あたり4万円~8万円とそこまで安くありません。たるみの状態からスキンタイトによる施術が適切かを知るために、しっかりとカウンセリングや診断をしてくれるクリニックを選ぶのがポイントです。

ボリューマxc

ボリューマxcは、ヒアルロン酸注射の一種です。顔全体のたるみに働きかけ、時間をかけて効果が表れるウルセラとは異なり、「効果の範囲は限られるが、施術直後からリフトアップを実感できる」「費用を低く抑えられる」といった特徴があります。

ボリューマxcのメリット

他のヒアルロン酸製剤と比べて弾力やコシがあり、たるみを改善したい部位に打つことで効果が期待できます。肌の浅い部分ではなく深い部分に注入するので、肌の奥から持ち上がるような仕上がりになるでしょう。

また、わざとらしい仕上がりではなく、自然で引き締まった小顔になるため、全体的に若々しくいきいきとした印象になります。

ボリューマxcのデメリット

顔のバランスや希望する仕上がりによって、注入する量やボリューム感を変える必要がありますが、医師によって仕上がりに差が出やすい治療方法です。実績や症例写真を確認して、治療を任せられるクリニックかを慎重に判断してくださいね。

注射は1本あたり6万円~8万円ですが、顔全体のバランスを見ながら打つため、トータルでかかる費用は30万円~60万円と高額になりやすいのもデメリットです。

ボリューマxcの副作用・リスク

内出血、むくみ、腫れなどの副作用が発生しますが、2日~2週間程度で治まります。また、ヒアルロン酸によるアレルギー反応を引き起こす可能性があり、これはアレルギー体質でない人でも起こりうるリスクです。注入部分に痛みはほとんどないものの腫れが起こることが特徴で、施術から数日~数か月後に症状が起こることもあります。

また、部分的にハリをもたらす施術なので、施術を担当する医師の腕によって仕上がりの美しさが異なるでしょう。

ウルトラフォーマー

高出力の超音波で、筋膜に熱エネルギーを届けるHIFU。そして、HIFUの中でも、よりリーズブナルで即効性のあるものがウルトラフォーマーです。たるみ改善のみならず、コラーゲンの生成を促したり、脂肪細胞を破壊したりする働きも見込める点がポイント。肌のハリ改善効果や、痩身効果も期待できます。

ウルトラフォーマーのメリット

部位によってカートリッジを交換しながら照射していく治療法なので、皮膚が薄い部位や脂肪の厚い部位まで、身体のほとんどの部位をこの1台でカバーできます。

たるみ改善だけでなく、肌質の改善や新陳代謝・血液循環を促進してくれるため、健康的な肌へと導いてくれるでしょう。

ウルトラフォーマーのデメリット

ゴムで弾いたような強い痛みはほとんどありませんが、なかには若干の違和感が生じるケースがあるようです。術後は肌の腫れや赤みなどのダウンタイムがあり、この症状は数日間続くでしょう。基本的に、クリニックでは施術後すぐに照射した部位を冷やしますが、その後も1週間以上腫れが続く場合にはクリニックでの診療が必要になります。

ウルトラフォーマーの副作用・リスク

施術後すぐにメイクも可能なウルトラフォーマーですが、人によっては赤みや軽度のむくみ、火傷などの副作用が起こります。赤みは30分程度、むくみは1時間程度、火傷は翌日~3日程度で落ち着くでしょう。

施術を受けた後の肌は乾燥によって非常に敏感な状態となっているため、刺激の強い化粧品やケミカルピーリングなどの使用は避けてください。また、外出時はUVケアも欠かさず行うようにしてくださいね。

3Dリフト

3Dリフトは、皮膚の中に特殊な糸を埋め込み、たるみを引き上げて改善する手法です。ウルセラとの違いは、「針で肌に穴をあけ、そこから糸を挿入する外科手術である」という点。メスを入れるわけではありませんが、ウルセラと比較すると腫れが強く出る傾向があります。

3Dリフトのメリット

3Dリフトは、独特の形状をしたバイオコーンに高い引きあげ効果とキープ力があるため、少ない本数でリフトアップできるのがメリット。固定点に向けて引っ張られる作用もあり、しっかりと皮膚を持ちあげて、たるみを改善できます。

また、皮膚表面にほとんど傷を残さないで糸を挿入できるので、傷跡もほとんど残りません。治療後も人目を気にせずに過ごせるでしょう。

3Dリフトのデメリット

施術自体の痛みはほとんどないものの、術後2~3日程度は軽い痛みが現れます。軽度ではありますが、2~5日程度の腫れや2週間程度の内出血などのダウンタイムがみられます。

また、治療後すぐにメイクができるレーザー治療とは異なり、3Dリフトの場合は1日あけなくはなりません。そのため、クリニック帰りはすっぴん。ノーメイクで出歩きたくない方は、マスクやサングラスなどを持参するようにしましょう。

3Dリフトの副作用・リスク

たるみが気になる箇所に針で小さな穴を開けるため、極めて小さなかさぶたや内出血を生じることがあります。また、糸の引き上げ具合によっては、顔の筋肉を動かした時にひきつれや違和感、凹凸などを生じる恐れもあるでしょう。

万が一、3Dリフトによって凹凸や感染が発生した場合は、糸を緩めたり除去するなどの処置を行わなければなりません。せっかくお金と時間をかけて受けた治療が無駄になってしまう可能性があるのも、リスクの1つだと言えます。

スーパーハイフ

スーパーハイフは、国内で開発されたHIFUマシンです。ウルセラと同様のたるみ改善効果が期待できるうえ、比較的痛みが少なく、照射範囲が広いという特徴があります。一方でスーパーハイフには、ウルセラとは異なり、「FDA(アメリカ食品医薬品局。日本における厚生労働省のようなもの)の認可を得ていない」というネックも。

スーパーハイフのメリット

リフトアップすることによって小顔効果も得られるため、幅広い年齢層で十分な満足度が得られるのが魅力。今あるシワやたるみの改善だけでなく、これからできるシワやたるみにも効果があり、20代~40代にもおすすめの治療法です。

ウルセラとほぼ同じ効果があるうえ、痛みは軽減されているので、麻酔クリームを使用せずとも我慢できる程度です。

スーパーハイフのデメリット

施術箇所に赤みが残るケースが報告されていますが、一時的なものなので半日~1日程度で症状が治まります。同時に、下あごや頬周辺にツッパリ感が生じることがありますが、こちらも2~3日程度で治まるでしょう。ただし、万が一症状が治まらない場合は、早急にクリニックに受診しなければなりません。100%安全というわけではないため、注意が必要です。

スーパーハイフの副作用・リスク

肌の奥深くまで高出力のエネルギーを照射できるため、1回で十分な効果を得られるスーパーハイフ。しかし、施術後に赤みや腫れ、むくみが出ることがあり、すぐに効果を実感できない人もいます。また、照射出力が弱い場合にも十分な効果が得られないため、痛みに弱い人は表面麻酔を利用するなどの対策を行った上で、出力を調整してもらうと良いでしょう。

皮膚内にピンポイントで熱エネルギーを照射する施術なので、施術後に軽度の火傷を生じる場合もあります。

アグネス

アグネスは、専用の針を涙袋に刺し、たるみの原因となる脂肪を高周波によって減少させる医療機器です。ウルセラは顔・首全体のタルミにアプローチできますが、アグネスが対応しているのは「目の下のたるみ」のみ。そのため、他の部位への施術は基本的に行うことができません。

アグネスのメリット

極細の針を使って高周波レーザーを照射し、古い角質を壊して回復を促す治療です。単純に肌の上からレーザーを照射するよりも、ダイレクトに効果を与えられます。

まぶたのたるみを改善すると同時に、赤クマや黒クマの解消も可能です。施術後は目が大きく見えるだけでなく、クマのないスッキリとした印象になれるでしょう。目もとのたるみとクマを同時に改善したい方におすすめです。

アグネスのデメリット

従来のレーザー治療と比較してダウンタイムがほとんどない治療法ですが、多少の腫れや赤みが現れるケースがあります。通常はカモフラージュメイクで簡単に隠せますし、ダウンタイムの症状は1週間程度でおさまります。もちろん、肌の状態などにより個人差が生じる可能性もあるので、あくまで目安と捉えてください。また、無菌性の毛嚢炎が発現するケースもあります。異常を感じた際にはすぐにクリニックを受診するようにしましょう。

アグネスの副作用・リスク

アグネスによるたるみ治療を受けた場合、1週間程度は肌に赤みが残ることが多いです。1回の施術におけるショット数や肌質によって差はありますが、施術後2~3日は赤みが強く現れるため、メイクなどで上手く隠すか外出を避けるのが賢明です。

また、十分な効果を得るためには2~3回程度繰り返し施術を受ける必要があります。1回あたりの費用相場は10万円前後なので、金銭的負担が比較的大きいのにも注意しなければなりません。

テノール

テノールは、高周波によって肌の深部を温め、コラーゲンの生成や脂肪の燃焼を促す施術です。ウルセラよりも低価格で施術中の痛みも少ないため、比較的気軽に受けられるというメリットがある一方、「劇的なたるみ改善効果は得にくい」という難点もあります。

テノールのメリット

コラーゲンの収縮と活性化による引き締め効果があるテノール。皮下組織の脂肪にまで緩やかな波長を届けられる機器のため、痛みをほとんど感じずに施術を受けられます。リンパの流れと血行の代謝を上げるため、半年〜1年程度の持続効果が期待できます。

テノールのデメリット

テノールの効果はそれほど高いものではなく、ハッキリとした効果を実感するためには、複数回に分けて施術を受けなければなりません。まれではあるものの、たるみの度合いや年齢などによっては、効果をまったく感じられない…という人もいるようです。

施術直後から数日間は、肌の温度が上昇することにより赤みやほてりなどが生じる可能性もあります。気になる人はメイクで隠したりマスクを付けたりすると良いでしょう。

テノールの副作用・リスク

術後の赤みや腫れなどのリスクが少ないたるみ治療ですが、なかには赤みが発現する人もいるようです。1週間程度で治まりますしメイクで隠すこともできるため、そこまで深刻なリスクではありません。

ただし、テノールはウルセラなどのマシンと比較して表面的な効果が低いため、1回の施術ではなかなか満足のいく効果が得られないかもしれません。3~4回と繰り返すうちに効果が実感できるようになるため、時間的・金銭的な負担がかかりやすいです。

家庭用HIFUの効果とリスク

超音波を照射してたるみを引き上げるHIFU。その効果を自宅でも体感できる、家庭用の小型マシンも販売されています。数万円で購入できるため、予算的な理由でウルセラを断念した方からも人気を得ているようです。施術効果には確証がないことと、施術によって後遺症やトラブルが起こる危険性があることを認識の上で購入すべきです。

家庭用HIFUのメリット

家庭用HIFUの魅力は、やはり時間や場所を問わず好きなタイミングで利用できることでしょう。仕事や家事などが忙しくて、クリニックやエステに通うのが難しい人でも、自分のペースでケアすることができます。

価格も1万円未満のものから高額なものまでさまざま。基本的には、エステサロンやクリニックに通うよりも経済的です。

家庭用HIFUのデメリット

家庭用HIFUは、クリニックやエステで使用するマシンと比べて、照射出力が圧倒的に低いのがデメリット。たるみをちゃんと改善したいなら、やはりクリニックで施術を受けたほうがおすすめです。また、マシンによってはパワーの質が悪く、大切な肌を傷付けてしまうことがあります。そのため、敏感肌の人や皮膚疾患を持っている人は、極力使用を避けるのがベターです。使用する場合は、医師に相談してからにしたほうがよいでしょう。

たるみの症状や肌の状態によっては効果がほとんど感じられないこともあり、お金が無駄になってしまうケースもあります。費用でいえばクリニックやエステサロンに通うより経済的ですが、効果がなくては意味がありません。

家庭用HIFUの副作用・リスク

家庭用HIFUは誰でも手軽に施術ができるよう、照射エネルギーが弱めに設定されています。そのため、医療現場で使用されるウルセラのように肌の深い層までエネルギーを届けることができず、リフトアップ効果を得ることができない可能性が高いです。

また、出力の弱いマシンを繰り返し使用することで表皮にばかり熱が加わり、火傷や赤みなどの症状を発生させてしまう危険性があります。

ラディエイジ(ペレヴェ)

ラディエイジジ(ペレヴェ)は、高周波エネルギーを照射することによって肌に熱エネルギーを与えて、コラーゲンの生成を促すという施術法です。肌のたるみやしわが気になる場合によく検討されています。たるみ治療のなかでは比較的痛みが少ない施術法なので、痛みに弱い方でも挑戦しやすいという特徴があります。

ラディエイジ(ペレヴェ)のメリット

メスを使わずに、気になるたるみにアプローチできます。施術時間は10~30分程度で、ダウンタイムがほとんどないというメリットもあります。術後もメイクや洗顔、入浴などの制限がないので、いつも通りに過ごせるのもうれしいポイント。また、ラディエイジはたるみやフェイスラインのくずれだけでなく、シミへの効果も期待できます。目の周りを施術する場合は、くまの改善にも期待が持てるでしょう。

ラディエイジ(ペレヴェ)のデメリット

ラディエイジのデメリットは、施術後は紫外線による刺激を受けやすくなるという点です。施術後に外出する場合は、必ず日焼け止めクリームを塗ったり日傘をさしたりなど、紫外線対策を行うようにしましょう。また、残念ながら、妊娠中や心疾患のある人は治療が受けることができません。そのほか、意図的に肌を傷つけることでコラーゲンの生成を促す方法なので、傷ついた際に炎症反応が強く起こるケロイド体質の人も施術を受けられないので気を付けてください。

ラディエイジ(ペレヴェ)の副作用・リスク

熱エネルギーを利用するたるみ治療である以上、火傷のリスクは避けられません。特に、肌の炎症が酷くなりやすいケロイド体質の人は、施術自体できない可能性があります。火傷をした時に症状が悪化しやすい人や熱による影響を受けやすい人は、カウンセリング時にしっかりと相談しておきましょう。

その他にもごくまれではあるものの、内出血、腫れ、色素沈着、色素脱失などの副作用が発生するケースも報告されています。

金の糸

金の糸は、その名の通り、高純度の純金繊維を顔に入れて肌細胞へアプローチする施術です。使用する純金繊維はわずか直径0.1mmほどの細い糸。金はアレルギーのリスクが少ないと言われており、金属アレルギーに不安がある人でも受けられる可能性があります。施術時間は部位にもよりますが、1時間程度となっています。

金の糸のメリット

金の糸のメリットは、メスを使用しない非切開手術ながらも、効果が長期間持続するという点にあります。一度施術を受けると、効果は10~15年ほど持続するといわれています。長期間効果が持続するのに、ダウンタイムもあまりないので、体に不可がかかりにくい施術法として人気を集めています。個人差はありますが、基本的にはメイクもシャワーも施術翌日から問題なく行えるようになります。

金の糸のデメリット

金の糸のデメリットは、他の素材でリフトアップする施術法よりも、施術料が高額という点です。ポリプロピレンからできている糸を使ったアプトスよりも、純金繊維を使った金の糸のほうが数倍治療費がかかるとされています。そして、金の糸は部位ごとの価格設定となっているため、複数箇所施術してもらうと、切開法と同じくらいの金額負担があります。また、一度金の糸を挿入すると取り出すことはできません。メリットとデメリットを把握し、よく考えたうえで施術を受けるようにしてくださいね。

金の糸の副作用・リスク

糸の張り具合によっては、つっぱり感や筋肉痛のような痛みが2~3日ほど続きます。症状が治まるまでは顔の筋肉を動かすたびに違和感を覚えることもあるため、マスクをするなどして顔を隠す工夫をすると良いでしょう。

また、金の糸は効果を発揮するためには、大量のヒアルロン酸やコラーゲンが必要です。これらは糸を埋め込んですぐに生成されるわけではないため、十分な効果を得るためには3~6か月ほどかかります。

ハイソニック

皮膚組織と筋肉組織との境目、肌の最も奥深い部分にある筋膜の緩みを引き締めることのできる、HIFU治療器。照射すると熱刺激により筋膜組織が収縮、またコラーゲンの自己生成も促します。

なかでもハイソニックは初代HIFU機器でありリフトアップ効果が高いとされる「ウルセラ」をアジア人向けに調整したもので、出力の強さを調整でき、正確で均一な照射を可能にしています。

ハイソニックのメリット

筋膜層だけでなく、その手前の脂肪層や真皮層など望む深度に照射できるよう3種類のカートリッジを搭載。そのうえ正確で均一な照射が可能ということは、わずかな誤差やブレが生じにくく、HIFU本来が持つ美容効果が十分に発揮されるということです。また他のHIFU機器と比べて痛みが少ないのもメリット。痛みに弱い人に向いているかもしれません。

ハイソニックのデメリット

痛みが少なく、施術の費用相場も比較的安価なハイソニックですが、その分効果も若干緩やか。通常HIFU治療は2~6ヶ月ほど効果が維持するとされていますが、他のHIFU機器と比べるとその期間が少し短いと感じる人もいるかもしれません。効果を維持させるために通院することを考えている場合、施術サイクルを考慮し、それにかかる費用や手間、時間もきちんと計算しておく必要があるでしょう。

ハイソニックの副作用・リスク

ハイソニックは皮膚の深い部分に熱エネルギーを当てる施術のため、施術時や施術後に痛みを感じやすいです。また、60~70度の熱エネルギーを肌に加えることから、火傷のリスクも十分にあります。施術後に肌が赤くなっていたりほてりを感じる場合は、すぐに冷やすなどの対処を行い肌を落ち着かせてください。

また、眼の周りなど神経が皮膚の浅い位置にある箇所へ照射した場合、ごくまれに神経損傷などの重篤な副作用を生じることがあります。

ソノクイーン

たるみの根本原因である、筋膜層の緩みにアプローチできるHIFU治療器・ソノクイーン。従来の超音波では届かなかった筋膜層にアプローチできるため、肌の最奥部にある土台部分でコラーゲンの生成を促すことができます。

くわえて筋膜部分だけでなくさまざまな層、さまざまな部位に使用できるよう、複数のカートリッジが搭載されているのがソノクイーンの特徴です。

ソノクイーンのメリット

照射深度を変えれば真皮層、あるいは表皮層と得たい効果に合わせてさまざまな部分にアプローチできます。そのうえソノクイーンのミニカートリッジを使えば目元や口元といった皮膚の浅い部分、カーブのある額など従来のHIFU機器では施術が難しかった箇所の治療も可能。顔全体の施術もできますが、目元など細かい部分を治療したい人にとくにおすすめのHIFU治療器です。

ソノクイーンのデメリット

ソノクイーンは「点状照射」と呼ばれる点状に小さな熱損傷を与える照射方法であるため、より広範囲に熱を伝えることのできる「リニア照射」や「格子状照射」と比べると、どうしても施術時間が長くなってしまいます。たとえば同じ顔全体の照射にかかる時間を比較してみると、格子状照射を搭載している機械だと8分ほどで終わるのに対し、ソノクイーンの場合は30~40分かかってしまうようです。

ソノクイーンの副作用・リスク

これまで、ソノクイーンによる治療において重篤な副作用が報告されたことはないものの、熱エネルギーによる熱で肌に赤みが発生することはあります。また、神経の集中している部分に超音波を当てた際、しびれなどの違和感を覚えることもあります。どちらも一時的な症状のため数時間ほどで治まるでしょう。

ただし、施術直後に大量の紫外線を浴びることで色素沈着を生じる可能性があるので、紫外線対策は欠かさずに行ってください。

エンダモロジー(エンダモリフト)

専用のマシンを利用して、「揉む」「解す」「吸引する」という3つの刺激を与えるマッサージ法が、エンダモロジー。ボディメイクが有名ですが、これを顔に行えば血液とリンパの流れが促進され、老廃物が速やかに排出されてスッキリとした小顔になったり、代謝機能が活性化して肌のターンオーバーが正常化されたりといった効果を実感できます。

エンダモロジー(エンダモリフト)のメリット

代謝が良くなるだけでなく、コラーゲンやヒアルロン酸などの美肌成分の生成を促してくれるエンダモロジーは、その高い効果にもかかわらず痛みが少なく、エステのような感覚でリラックスして受けられるのがもう1つのメリットです。ダウンタイムもないため、その後の予定を気にする必要もありません。施術時間も短く、普通のハンドマッサージの6分の1程の時間で同じ効果を得ることができます。

エンダモロジー(エンダモリフト)のデメリット

エンダモロジーはあくまでマッサージですから、肌に直接美容成分を注入したり超音波を照射したりする他のたるみ治療と比べると即効性の面では少々不利。施術後すぐに明らかな効果を実感したいという人には物足りない施術かもしれません。また副作用などのリスクはほとんどありませんが、体調や肌質によっては皮膚が炎症や内出血を起こす可能性はあります。

エンダモロジー(エンダモリフト)の副作用・リスク

マッサージによる刺激で肌に赤みや痣が生じることがあります。特に、肌の弱い人や痣ができやすい人は注意が必要です。

また、痛みや揉み返し、エネルギーの吸収率が良くなるなどの副作用も報告されていますが、たるみ治療を目的に使用する場合にはほとんど発生しません。

1回の施術では十分なリフトアップ効果が得られない可能性が高く、3~5回程度繰り返し施術を受ける必要があります。

レディエッセ

「カルシウムハイドロキシアパタイト」と呼ばれる合成物質を皮膚内に注入しコラーゲンの生成を促す皮膚充填剤が、レディエッセ。コラーゲンにより肌の弾力が回復することでたるみを改善できます。くわえてカルシウムハイドロキシアパタイトは線維細胞内で骨様組織を形成するため、顔の輪郭や鼻筋を整えたりボリュームを出したりする作用もあります。

レディエッセのメリット

体内で皮膚自身がコラーゲンを生成するため、効果持続期間がおよそ1~2年と非常に長いのがレディエッセ最大のメリット。効果を持続させるために頻繁に通院する必要がなく、施術自体も5~10分ほどで、ダウンタイムもないため忙しい人でも隙間時間を見つけてサッと治療を受けることができます。

必要注入量も少量で良いため、身体的負担もほとんどありません。

レディエッセのデメリット

レディエッセの、というより皮膚充填剤注入法のデメリットとして、注射による痛みや内出血、浮腫み、痒みなどの副作用の可能性があるという点が挙げられます。またレディエッセはヒアルロン酸などと比べてある程度硬さがあるため、目の周りや額など皮膚の薄い部分や柔らかい動きのある部分には使用できません。目元のたるみや額のしわを改善したい場合には他の治療法を探す必要があります。

レディエッセの副作用・リスク

レディエッセはヒアルロン酸などよりも硬い物質なので、注入後の副作用として凹凸やしこりなどが挙げられます。特に目の周りや口周りの皮膚でしこりが起きやすいため、これらの箇所への注入を希望する人は、高い技術を持った医師に依頼すると良いです。

また、注入系の施術では血管が詰まってしまうというリスクもあり、皮膚の壊死や視力の低下などにも繋がります。ほうれい線や眉間などは血管が詰まりやすいため注意が必要です。

インディバ

インディバとは、RF(ラジオ波)高周波を使って体内深部から加温する温熱療法のことです。顔全体の筋肉を刺激するため、気になる目の下のたるみやシワなど部分的なアプローチではなく、顔全体のリフトアップ効果が期待できます。

ウルセラと比べてリフトアップ効果はやや低めなものの、施術直後から顔のハリやリフトアップを実感できるのはうれしいポイントです。

インディバのメリット

インディバはリフトアップだけでなく、シミやくすみを改善できる美白効果、老廃物を排出することによる小顔効果にも期待できます。ハンドピースを使って肌をマッサージするようにRF(ラジオ波)を照射していくため、肌の奥からじんわりと温まっていく感覚はありますが、基本的に痛みを感じることはありません。

また、施術にかかる費用は1回あたり6,000円~15,000円程度とリーズナブルなのも魅力的でしょう。

インディバのデメリット

施術後すぐにリフトアップ効果が現れるものの、1回の施術で効果を持続させることはできません。十分な効果を得るためには最低でも5回は施術を受ける必要があるといわれています。

また、インディバは電磁波を使った施術法なので、ペースメーカーや補聴器などの医療電子機器、シリコンや金属などを身体に埋め込んでいる人は施術を受けられません。皮膚疾患や体質によって施術が受けられない場合もあるため、インディバでの施術が適しているかどうかは、事前に医師に相談しましょう。

インディバの副作用・リスク

インディバを使った施術は有酸素運動と同じくらいエネルギーを消費するため、体力の低下している人や普段からあまり運動をしていない人は、施術後1~2日くらい疲労感が残るかもしれません。

施術箇所に熱が加わることで、立ちくらみや頭痛といった副作用が発生することもあるようです。熱を加えすぎることで火傷などのリスクが高まるため、施術前・施術後は十分な水分摂取が推奨されます。これはインディバ以外の治療にも言えることですが、術後の経過で気になる点があれば、早めに医師に相談するようにしましょう。

ウルセラとウルトラセルQプラスの違い

ウルセラとコントレックスの違い

ウルセラとウルトラフォーマーの違い

ウルセラとインモードの違い

たるみ治療で使われるHIFU(ハイフ)とは?

ハイフとは高密度焦点式超音波の略称で、超音波を皮膚の下の一点に集めて照射することで、熱を発生させてたるみを改善するマシンです。ウルセラの場合は、皮下脂肪の下のSMAS層にまで熱が到達し、熱凝固で筋膜を引き上げる作用があります。

そもそもHIFUって何?特徴と注意点を紹介

「HIFU(ハイフ)」とは、皮膚の奥にある筋膜に向け、高出力の超音波を照射する医療機器のことです。ダウンタイムがほぼない点、施術直後から効果が出やすい点が特徴。注意点としては、みみず腫れやしびれ・内出血といった副作用が出る可能性がある点、医療機器として用いられる場合はクリニック以外では施術を受けられない点などが挙げられます。

ウルセラ後発器の注意点

全世界で話題となったウルセラと同じ仕組みで、たるみに効果を発揮するよう作られたジェネリックマシンは、韓国メーカーを中心に多数販売されています。いずれも、リーズナブルな料金で施術できるようコストダウンを図っていて、安全性や効果については担保されていません。アメリカのFDAから承認を受けているマシンもなく、欧米では使用できない機器になのです。また、機器本体と消耗品の不安定性が傾向として見られ、安全性への懸念と施術ごとの作用のばらつきが最大のデメリットとなります。

院長 佐藤隆悟先生 院長 佐藤隆悟先生

プライベートクリニック吉祥寺
院長 佐藤隆悟先生

当サイト「ウルセラ式」は、ウルセラやサーマクールを専門に取り扱う『プライベートクリニック吉祥寺』院長・佐藤隆悟先生(日本形成外科学会認定形成外科専門医)にご監修いただいております。

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