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口角のたるみは予防できる?

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口角がたるむ原因

コラーゲンの減少

口角のたるみの主な原因は、コラーゲンの減少。コラーゲンは、肌の弾力を作り出すたんぱく質です。肌を内側から支えているとイメージすると分かりやすいでしょう。肌のハリや弾力を維持するのに欠かせない成分ですが、外から補うことができず、加齢とともに減少してしまいます。肌はコラーゲンが減ると支えを失うため、弾力が失われます。その結果起こるのがたるみなのです。

骨の減少

コラーゲンと同じように、加齢とともに減少していくのが骨です。顔の骨が減ると皮膚が余ってしまうため、余った皮膚が下がり、たるみになります。年齢に不相応なたるみが見られる場合は、骨粗しょう症の可能性も考えられます。

口輪筋の衰え

口角の部分には、口輪筋と言われる、様々な表情筋とつながっている大切な筋肉があります。口角は口輪筋によって支えられているので、この筋肉が衰えると口角が下がってしまいます。これもたるみの一因です。

口角たるみの対策・改善方法

紫外線対策を徹底

コラーゲンを生産する細胞を傷つけたり、肌を乾燥させたりと、肌の老化につながりやすいのが紫外線です。日頃からUVカット化粧品を使用するなど、紫外線対策に取り組みましょう。

スマホの見過ぎに注意

スマホの画面をみる時は、姿勢が猫背になりがちです。猫背になると、顔の下半分が下に引っ張られて口角が下がりやすくなります。パソコンでもそうですが、特にスマホやタブレットを見る姿勢には要注意です。

口輪筋を鍛える

一日中マスクをつけていると口輪筋を動かす機会が減少するので、意識的に口輪筋を鍛えていきましょう。口元を運動させることで、筋肉の衰えを抑えられます。加齢によるコラーゲンや骨の減少は、ある程度仕方がないことですが、必要以上に減っていかないようにするためにも、口輪筋のエクササイズを取り入れてみてください。

エクササイズの前には、こわばっている口輪筋を緩めておきましょう。まずは口角部分に中指を当てて、やさしく円を描くように回します。手に力が入ると逆に筋肉が下がってしまうので、力を入れずに行ってください。頬に向かって指一本分ズラし、再度円を描きましょう。ラストにえくぼが出るところを同様にマッサージしてください。音は出さなくていいので、「あ」と「お」を発音するときの口の形を交互に作ります。少し大げさに形を作るとより効果的。いつも動かさない筋肉が動くのを感じましょう。「あ」「お」の形を交互に、1セット10回を目安に毎日行うのがおすすめです。

口周りの筋肉は健康にも重要

誤飲、ウイルス感染リスクを低減

口輪筋の役目は、若々しさを保つだけではありません。口の機能の中でも、食べ物を食べたり飲んだりする重要な機能も口輪筋によって維持されています。高齢になるとリスクが上がる誤飲も、口輪筋を鍛えることでリスク低減につながります。また、口元が引き締まっていると、ウイルスや細菌がのどの粘膜に付着するのを防ぎ、健康の維持に役立ちます。

豊かな表情で明るい毎日

柔軟に動く口輪筋があれば、表情が豊になります。人としての魅力がアップし、自信をもって人とコミュニケーションできるでしょう。どの筋肉も、あまり動かさないでいると硬くこわばってしまいます。こわばった口輪筋からは、豊かな表情は生まれません。日頃から意識して口周りの筋肉を動かし、魅力的な表情を手に入れましょう。気持ちも明るくなり、健康にもつながるはずです。

まとめ

口角がたるむ原因は、コラーゲンや骨などの減少と、筋肉の衰えです。紫外線や姿勢に気を付けて、口輪筋のエクササイズに取り組んでみましょう。口周りの筋肉をゆっくり動かすだけの、簡単なエクササイズで十分です。

口輪筋の衰えは見た目の老化だけでなく、誤飲などのリスクを高めてしまいます。口周りの筋肉を健康に保つことで誤飲リスクが低減し、ウイルスなどの感染リスクまで抑えてくれることが期待できるでしょう。また、表情が豊かになり、明るい気持ちで過ごせるようになります。口角のたるみ対策は健康の維持にも役立つので、ぜひ意識してみてください。

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