たるみの原因は水分不足?肌と身体の水分を補う方法とは
肌の水分不足がたるみを引き起こす?
「肌の水分不足」は、顔がたるんでしまう原因の1つだといわれています。肌の水分不足は加齢によって起きることもありますが、紫外線を浴びたり、スキンケアを怠ったり、生活習慣の乱れによって引き起こされることもあります。
肌の水分不足がたるみの原因に…
皮膚は肌の表面から奥へ向かって「表皮・真皮・皮下組織」の3層からできています。このうち表皮が肌の水分を保つ役割をもっており、表皮が乾燥すると真皮にまでダメージが伝わります。
真皮はコラーゲン線維やエラスチンで構成されており、肌のハリを保つうえで重要な部分。この真皮がダメージを受けると、ダメージを受けると肌のハリ不足やたるみといったトラブルを引き起こすのです。
まだ肌のたるみを感じていない方でも、肌表面にかさつきがある場合は要注意。適切なケアをせずに放置してしまうと、やがてたるみの原因に…。たるみ予防のためには早めの改善がカギですよ。
身体の水分不足もたるみの原因になる
肌の水分不足というと、紫外線や乾燥といった外側からの要因…と考える方が多いのではないでしょうか。しかし、身体の水分不足も大きな問題です。
たとえば、日頃あまり水を飲む習慣がない方は、体内の血流が滞りがち。血流が滞ると肌への栄養が行き届かなくなり、代謝機能が落ちて、肌トラブルや肌の乾燥、ひいてはたるみの原因となるのです。
水分不足はたるみだけではなく、シミやくすみの原因にも
肌や身体の水分不足はたるみだけではなく、シミやくすみ、シワの原因にもなります。肌や身体の水分が不足することで、正常なターンオーバーが行われず、古い角質が溜まってシミやくすみとして肌に現れるのです。また、水分量の足りない肌は干し柿のようにしわしわになりかねません…。
あなたの水分は足りてる?肌と身体の水分不足チェック
簡単なセルフチェックを行なって、水分不足になっていないかをチェックしてみましょう!
- 皮膚にツヤがなく、乾燥している
- 皮膚にハリがなく、疲れた印象にみえる
- 靴下のゴムの跡などがなかなか消えず、むくんでいる
- 口内がパサつきがちで、つばを飲み込みづらいことがある
- 屋外に1日1時間以上いるなど、紫外線を浴びることが多い
- トイレが近くなるのがイヤで水分を控えることがある
- 便秘がちで、便が硬い
上記に挙げたポイントにひとつでも当てはまる方は、肌や身体の水分が不足している可能性があるので要注意。スキンケアや生活習慣を見直して、上手く水分摂取できるように改善してきましょう。
水分不足を改善する方法
スキンケアを見直す
肌の水分量を補うためには、表皮を正常な状態へ戻さなければなりません。そのため、たっぷりの化粧水で肌に潤いを与え、クリームなどで蓋をしてしっかりと保湿しましょう。
また、肌の水分不足を防ぐためには”洗いすぎない”ということも大切です。汚れを落とそうと刺激の強い石鹸でごしごし洗顔してしまうと、必要以上に皮脂が除去され、かえって乾燥することも。肌質や汚れ具合にあわせた石鹸で優しく洗顔し、洗顔後はすぐに保湿するのがおすすめです。
セラミドで肌の水分量をキープしバリア機能を向上
たるみなどを引き起こす肌の水分不足を改善するためには、「セラミド」成分を取り入れるのがおすすめです。
表皮の上部には“角層”という部分があります。この角層では、細胞間脂質が細胞同士をつなぎ留め、水分を逃がさないようにしています。細胞間脂質が減少すると水分を留めておく力が低下し、肌が乾燥したるみを引き起こしてしまうのです。
セラミドは肌の水分量を保つ細胞間脂質を補い、肌のバリア機能を高める役割をもっています。セラミドが配合された化粧水や美容液などを選び、肌に潤いを与えてあげましょう。
水をたくさん飲む
スキンケアで保湿をおこなうのと同時に、体内の水分も補ってあげると良いでしょう。十分に水分を摂ることは、血液の流れを良くなる、老廃物が排出される、肌のターンオーバーが改善するなどメリットがたくさんあります。
1日に摂取すべき水分量は、飲料水だけで1.5~2リットルといわれています。もちろん、一気飲みはよくありません。1日かけてこまめに水分補給しましょう。
また、水分補給を目的とするなら常温の水や白湯がおすすめ。冷たい飲料水は体を冷やしてしまいますし、コーヒーやお茶などに含まれるカフェインは水分の排出を促す作用があります。ジュースの糖分やスープの塩分は、むくみの原因となるためおすすめできません。
生活習慣を見直して水分量の満ち足りた肌になろう
たるみの原因となる肌の水分不足。改善にはスキンケアや紫外線対策、また十分な水分摂取など生活習慣の見直しが重要です。
「最近肌がかさついている…」「顔がたるんできた気がする」という方は肌や身体の水分が不足している可能性があります。早めに改善をし、たるみのないハリと潤いにあふれた肌を手に入れましょう。
なかなか改善されないたるみにはウルセラがおすすめ
たるみが気になったとき、肌や身体の水分不足を改善するのは有効な方法です。スキンケアなどでしっかりと水分を補い、肌のハリや潤いを取り戻しましょう。
ただ、たるみが進行している場合、水分不足の改善だけではなかなか解決しないことも。そういった場合はウルセラを検討してみるのがおすすめです。ウルセラは真皮よりもさらに深い筋膜層にまで熱エネルギーを届けることができ、コラーゲンの造成を促してたるみを改善します。
リフトアップ効果の認められているウルセラなら、たるんだ肌をキュッと引き上げてくれるでしょう。
