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ウルセラの施術時間と当日の流れ

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ウルセラの施術時間はトータルで1~2時間

照射を行う部位やショット数などに応じてウルセラの施術時間は異なります。照射する部位が広範囲であったり、ショット数が多い時は一時間以上かかることもありますが、施術部位が限定されている場合だと30分経たずに終わることもあります。当日は、来院してカウンセリングから始まり、アフターケアまでトータルしても1~2時間ほどで終了します。

部位ごとの施術時間の違い

ウルセラ施術の時間は、主に照射する部位の広さと目的によって異なります。ウルセラは高密度焦点式超音波(HIFU)を使用し、特定の部位をピンポイントで引き締めるため、部位ごとに施術に必要な時間が変わります。

代表的な部位ごとの施術時間の目安をまとめました。

  • 顔全体: 約60~90分で、頬やフェイスライン、額といった広範囲を網羅するため、施術時間が長めです。
  • フェイスライン: 約30~45分。フェイスラインを引き締めると輪郭がよりはっきりし、リフトアップ効果が期待できます。
  • 頬: 約20~30分。ほうれい線や頬のたるみを解消するために集中的に照射するため、比較的短時間です。
  • 目元や口元の狭い部位: 約15~20分。デリケートな部位なので、照射量も調整されるため時間が短めです。

ウルセラ施術の部位ごとの時間はカウンセリング時に医師が具体的に説明しますが、施術の目的に合わせて効率的に時間を配分してくれるため、希望に応じた時間設定が可能です。

ウルセラ施術のショット数による時間の差

ウルセラの施術時間は、照射するショット数によっても変動します。ショット数が多いほどリフトアップ効果も高まりますが、それに比例して施術時間も長くなります。一般的には、顔全体で300~400ショット、部分的な施術で100~200ショットが目安とされています。

フェイスラインのみの施術の場合、100~200ショットであれば約30分程度が平均的な所要時間ですが、顔全体でショット数を増やすと1時間以上必要となることもあります。ショット数が増えると、より深い層に働きかけるため、持続性や引き締め効果も向上しますが、痛みも多少強くなる傾向があるため、麻酔や冷却などの準備も加わり時間が延びることがあります。

具体的なショット数については、施術前のカウンセリングで医師と相談し、肌の状態や希望する仕上がりに合わせたプランを決定します。

ウルセラ施術の時間が短縮されるケース

ウルセラ施術は、施術部位が限定されている場合や、少ないショット数での施術が可能な場合、短時間での施術が可能です。以下のケースでは、施術時間が短縮されやすい傾向にあります。

  • 小さな部位の施術:目元や口元などの小さな部位に限定した施術では、狭い範囲に照射するため、10~20分程度で施術が完了します。例えば、目尻のしわ改善や口元の引き締めといった小規模なニーズに応じた施術が可能です。
  • 少ないショット数での施術: 肌への負担を抑えたい方や、リフトアップ効果を軽度に抑えたい場合は、ショット数を少なくすることで施術時間を短縮できます。50~100ショット程度であれば、30分未満で完了することもあります。

これらのケースでは、忙しい日でも施術を受けやすく、特に特定の部位を集中的に引き締めたい場合や、効果を実感しやすい箇所への照射に適しています。医師と相談し、短時間で効果的に仕上げるプランを検討すると良いでしょう。

施術時間が長くなるケースとその理由

ウルセラ施術は、施術内容や希望する効果によって時間が長くなる場合があります。特に以下のケースでは、時間をかけてしっかりと効果を高めるため、施術時間が延びる傾向にあります。

  • 複数部位を同日に施術する場合:顔全体や、頬・フェイスラインなど複数の部位を同時に施術する場合、1時間~2時間程度かかることがあります。部位ごとに異なるショット数と照射角度が必要なため、施術が長引くことがあります。
  • 追加ショットによるリフトアップ効果を求める場合:施術効果をより強化したい場合、標準のショット数に加えて追加のショットを行うケースもあります。特にリフトアップやたるみ解消を希望する場合には、ショット数を増やすことで、長時間の施術が必要になることがあります。

リフトアップ効果を最大限に引き出したい場合には、十分な時間を確保し、カウンセリングで施術時間や範囲について事前に確認しておくと安心です。また、ショット数が増えることで肌への刺激も増えるため、施術後のケアについてもあらかじめ医師から説明を受けておきましょう。

施術前後のカウンセリング・準備時間について

ウルセラ施術の当日は、施術前後のカウンセリングや準備も含めた時間の調整が必要です。カウンセリングから施術準備にかかる時間は以下の通りです。

  • カウンセリング(約15~20分):施術の目的や期待する効果を医師と確認し、施術する部位やショット数を決定します。また、施術に伴うリスクやアフターケアについても詳しく説明されるため、初めての方でも不安を解消することができます。
  • クレンジング・マーキング(約10~15分):施術部位を清潔な状態にするため、クレンジングや洗顔が行われます。その後、照射箇所にマーキングを施し、照射するポイントを明確にしていきます。このプロセスにより、施術中の効率が上がり、施術効果も最大限に発揮されます。

これらのカウンセリングや準備が終わってから、実際の施術に入ります。施術前後の流れを理解しておくことで、スムーズに施術を受けられるだけでなく、トータルのスケジュールも計画しやすくなります。時間が限られている場合は、あらかじめクリニックに必要な時間を確認するとよいでしょう。

ウルセラの回復期間は?

ウルセラには基本的にダウンタイムはないとされています。施術後のクールダウンなども必要とせず、クリニックで洗顔・メイクをして帰宅できます。
ただ、ダウンタイムはないものの、施術直後は軽い赤みやほてり感、ヒリヒリ感を感じるかもしれません。ですが数時間経てば落ち着くことがほとんどのため、それほど心配はいりません。
施術翌日からみられる症状としては、頬のむくみのような軽い腫れ、筋肉痛のような鈍痛を自覚することがあります。腫れは3~5日程度、鈍痛は3~4日程度で気にならなくなることが多いため、様子を見て長引くようなら医師に相談しましょう。
なお、おでこなどの神経に届きやすい部位の照射をおこなった場合、ひきつれ感や軽度の知覚過敏の症状が2~3週間ほど出ることもあります。

クリニック選びでは、リスクの説明やアフターケアも重視しよう

ダウンタイムがほとんどないとされるウルセラでも、軽い赤みや腫れ、ほてり感などは感じることがあります。
数日以内に収まれば問題ないことがほとんどですが、施術後はいつもよりも変化に敏感になってしまうものです。施術を受ける前にダウンタイムや起こりうる症状をしっかりと確認し、施術後も気になることがあれば医師に相談できるクリニックを選ぶことが大切です。

ウルセラの効果の持続期間

ウルセラの効果持続時間は個人差があるものの、半年~1年ほどだといわれています。
効果は施術後すぐに現れるのではなくゆっくりと出始め、施術後1~3カ月の間に実感することがほとんど。これはウルセラの照射によって傷ついた組織が回復しようとし、コラーゲン線維が生成されるのに時間がかかるためです。
効果のピークは施術後6か月経ったころであり、きゅっと引き締まった肌を実感できるでしょう。 効果持続時間が終わるときは、たいていは1年後の状態は施術前よりも良好なことが多いようです。そのため、完全に施術前の状態へ戻ってしまったと感じるのは1年以上経ってからでしょう。

ウルセラの効果が消え始めるときの特徴は?

また、ウルセラは徐々に効果が出始め、効果が薄れるときも徐々にゆっくりと元の状態へ戻ります。効果持続時間が切れたからといって急にたるみやしわが現れるわけではありませんので、安心してくださいね。
目安として、ウルセラによってきゅっと引き締まっていた肌に少しずつしわやたるみが見られたら効果持続時間の終わりが近いサイン。ウルセラの高い引き締め効果を持続させたい場合は施術6か月後、予算優先の場合は施術1年後に2回目の施術を受けることがおすすめです。

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施術当日の流れ

ここでは、来院してカウンセリングを受けるところからアフターケアまで、当日の施術の流れを順に追っていきます。

カウンセリング~治療同意書への記入

来院したら、まずは医師やナースによるカウンセリングを受けます。お悩みの内容やたるみの状態を確認し、施術部位や治療内容を決定するために必ず必要なことです。そのうえで施術の意思確認をし、同意書にサインをします。術中の痛みやダウンタイム、術後の注意点などについても説明されるので、不安な点は遠慮せずにしっかり聞いておきましょう。

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クレンジング~治療準備

メイクをしたままでは施術できないので、汚れが残らないようにクレンジングします。洗顔後はお肌に何もつけない状態である必要があります。

マーキング

ウルセラを照射する部分にマーキングをします。どの部分にどの角度で照射するのか、高い治療効果を出すための重要なポイントです。

照射テスト~照射

痛みの程度を確認するために、1~2回ジェルを塗布して照射します。痛みを軽減するために冷却しながらの照射を繰り返していきます。痛みに敏感な方に対しては施術に耐えられる強さまで出力を下げることもありますが、効果もそれだけ低下してしまいます。効果を犠牲にしないように麻酔を強力なものに変更して施術を行う場合もあります。

施術後

照射が終わったらジェルをふき取って終了です。ウルセラは施術当日は腫れや赤みが少なく、肌の表面に作用するものではないため特別なクールダウンやスキンケアは原則として必要ありません。洗顔後はすぐにお化粧することも可能です。

アフターケア

施術を受けた日は、体の循環が良くなったり汗をかくようなことをすると腫れが生じる可能性がありますので、飲酒や運動は控えて入浴はシャワーのみが無難です。腫れがもっとも現れる翌日になっても軽度な腫れしか見られなければ、普段通りに生活して構いません。想定外に腫れが出た場合は、翌日以降も運動などを控えた方が良いでしょう。痛みや腫れなど何か不安なことがあったらすぐにクリニックへ連絡するようにしてください。

院長 佐藤隆悟先生 院長 佐藤隆悟先生

プライベートクリニック吉祥寺
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当サイト「ウルセラ式」は、ウルセラやサーマクールを専門に取り扱う『プライベートクリニック吉祥寺』院長・佐藤隆悟先生(日本形成外科学会認定形成外科専門医)にご監修いただいております。

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