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顔のたるみとアトピーは関連がある?

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こちらの記事では、顔のたるみや老化とアトピー性皮膚炎の関係について紹介しています。また、アトピー性皮膚炎とはどのような症状が見られるのか、原因、ケア方法などについてもまとめています。

顔のたるみとアトピー性皮膚炎の関係

アトピー性皮膚炎の方は皮膚の柔軟性が低いことから、目じりのシワが深かったり、くすみなどが強い傾向があるといわれています。

肌のトラブルが多いと老化が進行しやすい

アトピー性皮膚炎に限らず敏感肌などによって肌の炎症が繰り返される場合には、肌の老化が進行しやすいと言われています。これは抗酸化能の低下によって、老化を加速させてしまう酸化ストレスを受けやすい状態にあることによるものと考えられています。

アトピー性皮膚炎とは

「アトピー性皮膚炎」とは、皮膚にかゆみを伴う湿疹ができる疾患であり、慢性的な経過をたどることが知られています。アトピーの湿疹は左右対称にできる場合が多く、皮膚が柔らかい部位や擦れやすい部位、体幹部位にできるケースが多く見られます。そのため、顔にも症状が見られる場合もあります。特に赤ちゃんの場合には顔を中心に症状が現れることが多く、成長するにつれて関節の裏側などの症状が目立ってくる傾向があるといえるでしょう。

中には大人になる過程で症状が見られなくなる方もいますが、症状が続く場合には顔や首を掻きむしってしまうことで皮膚が傷つき、ゴワゴワした皮膚になってしまう場合もあります。

アトピー性皮膚炎の症状

アトピー性皮膚炎の症状としては、皮膚が赤くなって発疹ができる、肌が乾燥して皮膚がむける、かさぶたができるといったものが挙げられます。また強いかゆみを伴う点もアトピー性皮膚炎の特徴となっており、患部をかきむしってしまうことからさらに症状を悪化させてしまうケースも多く見られます。患部をかきむしってしまうと何回も皮膚の組織が壊れてしまい、皮膚が固くなってしまう場合もあります。

アトピー性皮膚炎は、皮疹の面積と炎症度によって下記のように重症度が分類されています。

  • 軽症:皮膚に軽度の赤み・乾燥のみが認められる状態(面積にかかわらず)
  • 中等症:体表面積のおよそ10%未満に、強い炎症を伴う皮疹が認められる状態
  • 重症:体表面積の10%以上30%未満に強い炎症を伴う皮疹が認められる状態
  • 最重症:体表面積の30%以上に強い炎症を伴う皮疹が認められる状態

アトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎についてはさまざまな研究が行われているものの、その原因についてはまだ解明されていない部分もあります。

さらに、さまざまな原因が重なっているケースが多いと考えられており、例えば生まれ持った体質やハウスダスト・ダニなどの生活環境が影響するとも考えられていますし、衣類による摩擦、食べ物との関連性についても考えられています。このような要因が複数組み合わさることによって発症したり、症状の悪化が見られるといったケースが多いともいわれています。

その他にも、アトピー性皮膚炎を悪化させてしまう原因のひとつに、過労や長時間の労働、睡眠不足、人間関係の悩みといったストレスも関係していると考えられています。

アトピー性皮膚炎の美肌ケア

アトピー性皮膚炎が見られる場合には、まずは日常生活において皮膚への刺激を可能な限り避けるという点がポイントです。例えばかゆみがある場合も、できるだけ患部をかかないようにすることや、ストレスを軽減することが大切とされています。

また、刺激の強いスキンケア用品を使ったり自己流のケアを続けたりすると症状が悪化するケースもあるため、まずは皮膚科にてスキンケアについて相談することが必要といえるでしょう。

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