ウルセラ式|切らずに、自然に、マイナス5歳のたるみ治療 » 顔のたるみ対策ナビ » たるみ治療に使用されるヒアルロン酸とは?

たるみ治療に使用されるヒアルロン酸とは?

公開日: |更新日:

このページでは、たるみ治療に使用されるヒアルロン酸について紹介しています。治療の方法やそもそもヒアルロン酸とはどのようなものなのか、また覚えておきたい注意点などについてまとめています。

ヒアルロン酸治療の方法

ヒアルロン酸を用いた治療を行う際には、注射針を用いて注入を行っていきます。例えば目の下の窪みなどに対する治療を行う場合には、片側につき3、4回針を刺して必要なヒアルロン酸を注入します。人によって異なりますが、注入量は片側につきおよそ0.3〜0.8cc。所要時間は片側につき5分程度となっており、非常に短時間で完了します。

また、針を何度も刺すのが怖いという場合には、先端が丸くなっているマイクロカニューレと呼ばれる道具を使用することが可能なクリニックもあります。この機器を使用することによって、1ヶ所だけ針を刺して注入することもできるので、医師に相談してみると良いでしょう。

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は、もともと人間の体にある物質です。「ムコ多糖類」と呼ばれる物質のひとつであり、関節の中や眼球の中、皮膚などに多く含まれています。中でも皮膚においては、真皮に存在しており水分保持に大きな役割を果たしています。

ヒアルロン酸は、その質量の6,000倍もの水分を引きつけて膨張する、という性質があります。この物質をシワなどが気になる部分に注入することによって盛り上げ、目立たなくさせることが期待できます。例えば、たるみ治療の他にも下記のようなお悩みに用いられることが多く見られます。

  • シワを目立たなくさせたい
  • ほうれい線・マリオネットラインが気になっている
  • 眉間や額に深いシワが刻まれているのが気になる
  • 口周りの細かいシワが気になる
  • 目の下の窪みを解消させたい
  • 鼻筋を高くさせたり、唇をふっくらさせたい

美容を目的として用いられるヒアルロン酸にはさまざまな種類があります。形状についても粒子状のものやゲル状のものがあります。注入するヒアルロン酸の種類や注入する部位によって効果がどれだけ持続するか、という点も異なってくるという点もヒアルロン酸の特徴のひとつとなっています。このことから、患者の希望や施術を行う部位に応じて注入するヒアルロン酸を選択します。

ヒアルロン酸治療の仕組み

ヒアルロン酸は、私たちの体の中に存在し、コラーゲン組織を保持したり、肌組織において水分や潤滑性、柔軟性の保持といった役割を持っています。

治療を行う際には、対象の部位にヒアルロン酸を注入します。すると、もともと体内に存在していたヒアルロン酸と融合されることで皮膚に膨らみが生まれます。このようにして、さまざまな肌悩みに対応することができます。

ヒアルロン酸治療の注意点

ヒアルロン酸はさまざまなメリットがある治療方法ですが、注意しておきたい点もあります。例えば、ヒアルロン酸は持続性が低いといった点がまず挙げられています。これは、注入したヒアルロン酸は徐々に体内に吸収される特徴があるためです。1度ヒアルロン酸を注入してもその効果がずっと続くわけではなく、一定期間を開けながら定期的にヒアルロン酸注入の施術を続ける必要があります。持続期間は数ヶ月〜2年程度となっていますので、自分が使用するヒアルロン酸はどの程度持続するのかをあらかじめ確認しておきましょう。

また、ヒアルロン酸の治療において傷跡は注射の針穴だけとなっているため、シャワーや入浴などは問題なく、治療直後からメイクをすることも可能です。ただし、まれに注射をした部位に内出血が発生するケースがあります(メイクで隠せる程度です)。

加えて、注射直後に触ると皮下に硬い感じを受けることがありますが、見た目は問題ありません。2〜3日たつと馴染んできますので、徐々に硬く感じなくなっていくでしょう。