ウルセラとフォトRFの違い
フォトRFのマシンの特徴
肌のさまざまなトラブルに効果が期待できるフォトRF。超音波の熱エネルギーを肌の深層に伝えるウルセラとは異なり、IPL(光エネルギー)とRF(高周波エネルギー)の2種類から肌に働きかける美容機器です。
やけどのリスクも軽減されているため、安全性は高いとされている治療です。「エイジングケアをしたいけれどメスは入れたくない」という方に向いた施術ともいえるでしょう。
脱毛治療にも使われる効果メカニズム
肌に照射されたIPLが皮膚の浅い部分にあるメラニン色素を分解することで、シミやくすみを改善します。
一方でRFは肌の深層にアプローチしてコラーゲンの生成を促し、肌のハリや弾力を上げてたるみやシワを改善。この2つ作用によって、美しい肌へと導いてくれます。
またIPLは脱毛治療にも使われているレーザーです。産毛への脱毛効果も期待されます。
安全性については慎重に判断
安全性は比較的高いとされているフォトRFですが、ウルセラとは異なり、アメリカFDAからの承認は受けていません。
こういった事実を認識したうえで、治療を検討するべきでしょう。
フォトRFの効果やダウンタイムは?
フォトRFはたるみや、小じわに対しての効果が期待されます。
しかし1度の治療でははっきりとした効果は現れず、3~4回ほど治療を受けることで徐々に実感を得られる治療法。術後の腫れや傷跡はほぼ生じないのですが、ダメージを抑えているぶん効果も弱め。人によっては5~10回ほどの治療を重ねないと効果を実感できません。
ウルセラと比べると、効果面での物足りなさを感じるかもしれません。
治療当日からメイクもOK
肌表面にほとんどダメージを与えることがないので、ダウンタイムは短め。治療をした当日からメイクも可能です。
ウルセラと同様に、美容医療は初めてという方でもトライしやすい治療です。
フォトRFの料金相場
クリニックによって料金は異なりますが、顔全体にフォトRFを受ける場合、相場は3万円~5万円ほどとなっています。ウルセラの相場は30万円~40万円。フォトRFのほうが一見リーズナブルな料金設定です。
しかし、フォトRFは1回の治療では効果を発揮せず、3~4回は治療を受けなければなりません。
また、個人差はありますが、フォトRFの効果は持続期間が数週間ほど。それに対してウルセラは1年近く持続します。効果のキープを考えると、フォトRFのほうが高額になってしまうことも考えられます。
1回の料金だけでなく、継続して治療をすることも想定したうえで治療方法を検討しましょう。
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プライベートクリニック吉祥寺
院長 佐藤隆悟先生
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