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ウルセラとスキンタイトの違い

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※こちらの記事は当サイト運営のND編集チームが執筆したものです。当サイト監修の佐藤隆悟医師による査収は含まれておりませんことをご了承ください。

スキンタイトの特徴

痛みに敏感な人でも受けやすいたるみ治療

スキンタイトは、近赤外線による熱エネルギーを用いてたるみやシワの改善を図るマシンです。照射できる皮膚の深さは、ウルセラよりも浅い真皮から表皮になります。

また深層部を加熱することでコラーゲンの生成を促進し、ハリやツヤを手に入れることを目指します。皮膚の表面を加熱するだけで傷は付けませんので、ダウンタイムのリスクも少なめ。

ウルセラと同じく熱エネルギーを照射する治療ですが痛みはほとんど感じないという人が多いです。皮膚を冷やしながら施術を行うため、痛みに敏感な人でも比較的受けやすい施術といえます。

肌の総合的な改善向け

加熱された皮膚の収縮を利用してリフトアップを図るスキンタイトは、筋膜に作用するウルセラと比較すると、やや効果が劣ります。そのため、20代~30代前半の軽度のたるみや軽度のシワ、肌の引き締めといった肌の総合的な改善に向いている治療です。

スキンタイト治療は1回の施術で効果を実感する人もいますが、2か月に1回の施術を繰り返すことでより効果を引き出せるでしょう。効果の持続時間は2~3か月程度と比較的短めで、定期的なメンテナンスを行う必要があります。

スキンタイトの相場料金

スキンタイトの料金は、4万円~8万円。ウルセラ治療と比べると比較的安く受けられるたるみ治療です。そのぶん、治療の持続性は劣りますが、それでも十分に治療を続けることはできるでしょう。

一目でわかるウルセラとスキンタイトの違い

ウルセラスキンタイト
周波が届く肌の層 真皮の奥にあるSMAS層まで照射真皮~表皮といった浅い層に照射
効果 ピンポイントでたるみを強力に引き上げる効果あり軽度のたるみやシワの改善・皮膚の引き締め効果あり
価格 1回20万~40万円1回4万円~8万円
FDA認可 認可あり認可あり

【ウルセラ】

周波が届く肌の層 真皮の奥にあるSMAS層まで照射
効果 ピンポイントでたるみを強力に引き上げる効果あり
痛み おでこなど照射箇所によって鈍い痛みを感じる
価格 1回20万~40万円
FDA認可 認可あり

【スキンタイト】

周波が届く肌の層 真皮~表皮といった浅い層に照射
効果 軽度のたるみやシワの改善・皮膚の引き締め効果あり
痛み 少し熱さを感じることがある
価格 1回4万円~8万円
FDA認可 認可あり

ウルセラと比較した安全性の違い

スキンタイトはウルセラと同様に、アメリカのFDAにて認可を受けているマシンです。

サファイヤクリスタルという熱を伝える速度が速い素材や、サーモエレクトリックモニタリング温度センサーを採用し、皮膚の温度を常にモニタリングしながら治療できます。患者の状態を確認しながら治療できる、安全性に配慮されたマシンだと言えるでしょう。

スキンタイトのメリット・デメリット

スキンタイトのメリット

スキンタイトのメリットは、他のたるみ治療と比較して痛みが少ないことです。基本的に麻酔も使用しません。なかには、ほとんど痛みを感じなかった…という人もいるようです。照射時に強い痛みのある治療は、クリニックに行くのが億劫になってしまったりして継続するのが難しいですが、スキンタイトなら無理なく治療を続けられるでしょう。

また、照射時間が短く、他の美容治療と一緒に受けやすいのも良いところです。注入系の治療や他のレーザー治療とセットで利用すれば、たるみやほうれい線以外の肌の悩みにもアプローチできます。

スキンタイトのデメリット

スキンタイトのデメリットは、効果を実感するまでに5回以上の照射が必要なことです。スキンタイトは肌のターンオーバーと深く関係しているため、肌の悩みを改善するのに時間がかかります。とくにたるみの改善は、複数回照射をしないと、高いリフトアップ効果を得ることができません。

また、照射のペースは1か月に1度程度になるため、十分な効果を得るためには半年ほどの時間が必要になります。さらに、自然なリフトアップを目指す治療ですから、その効果はゆるやか。劇的な変化を求める人には向いていないかもしれません。

スキンタイトのメカニズム

スキンタイトは、695nm~800nmよりも長い波長のスクエアパルス光を使用し、肌に熱エネルギーを加えてたるみを改善する治療です。照射のターゲットである真皮深層部を加熱することでコラーゲンが変性・収縮し、即時的に肌が引き締められます。このような、照射してすぐに現れる効果は、「1次作用」と呼ばれています。

また、皮膚温が42度よりも高くなると、真皮にある線維芽細胞へ作用し、肌にハリやツヤをもたらすコラーゲンやエラスチンを増加させる、ヒートショックプロテインが放出されます。肌のたるみやしわは、コラーゲンやエラスチンの劣化と減少が原因の1つとされているため、これらを生成することでたるみやしわの改善が期待できるのです。

スキンタイトにかんするよくある疑問

どんな悩みに向いていますか?

スキンタイトは痛みをほとんど感じない治療なので、痛みに弱い人はもちろん、初めてたるみ治療を受ける人やこれまでに痛みが原因で治療を断念したことがある人にもおすすめです。

また、スキンタイトの照射部位は、顔全体と首の2か所となっています。そのため、顔・首の小じわを改善したい人や頬の位置が下がってきた人などにもぴったりです。

痛みはどれぐらいですか?

痛みがほとんどない治療として人気を集めるスキンタイトですが、ぜったいに痛くないというわけではありません。痛みの感じ方には個人差がありますし、効果を最大限引き出すために、熱さを感じないギリギリまで温度を上げていくので、照射時にピリッとした熱さを感じるケースもあります。

とはいえ、基本的には麻酔なしで耐えられる程度の痛みと考えてよいでしょう。もし痛みが強い場合は、熱量をコントロールして照射レベルを下げることも可能です。

また、針やメスなどの肌を傷付ける器具は一切使用しないので、傷跡が残る心配はありません。

どのくらいのペースで受けたほうがいいの?

スキンタイトの治療ペースは、患者さんの肌質や症状によって異なりますが、1か月に1度程度、計5回ほど続けると効果を実感しやすいそうです。

小じわや軽度のたるみを治療したいという場合は、1回でも満足のいく効果が得られる方もいます。一方で、深いシワや全体的なリフトアップを目指す人は、2~4週間で約3回施術を受けてはじめて効果を実感できるかもしれません。その後は1~3か月に1度のペースで照射すれば、効果が半年ほど持続するとされています。

スキンタイトが向いていない人は?

皮膚に熱エネルギーを加える施術なので、重度の皮膚炎を抱えている人やケロイド体質の人、1~2週間以内にレーザー治療を受けた人は施術を受けられない可能性があります。また、糖尿病や甲状腺疾患で治療中の人、妊娠中の人もスキンタイトによるたるみ治療に向いていないでしょう。

さらに、スキンタイトは金属を変形・加熱することがあり、ペースメーカーを装着している人などは注意が必要です。

詳しくは、医師とのカウンセリングの際に確認してみてください。

スキンタイトと検索していろんな治療方法が出る理由

スキンタイトニングは、日本語訳にすると「肌を引き締める」という意味になります。クリニックによっては「スキンタイトニング治療」として、ウルセラやサーマクールをカテゴライズしていることも。そのため、「スキンタイト」と検索するといろいろな治療が検索結果に挙がってくるようです。スキンタイトで引っかかっているため、出てくる治療は名前が違っていても「肌を引き締める治療」であることは、ほぼ間違いありません。せっかくなので、いろいろな治療と比較してみると良いでしょう。

「スキンタイト」という名前の治療を受けたいとすでに決めている人は、「サイトン社 Joule SkinTyteⅡ」など、スキンタイト機械名やメーカー名まで入れると探したいものが見つかるはずです。

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