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切らないたるみ治療糸リフト

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糸リフトとは?

加齢により肌に弾力を与えているコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸は減少します。肌を持ち上げる力が弱くなると、皮膚は垂れ下がります。皮膚と脂肪を支えているSMS筋腱膜の衰えや乾燥、脂肪の変化もたるみの原因です。主な原因は老化ですが、食生活の乱れや睡眠不足、紫外線も原因だといわれています。

美容クリニックで行われるたるみ治療には、切らない治療と切る治療があります。ここでは、切らない治療「糸リフト」について解説します。

糸リフトとは、医療用の糸を皮下組織に埋め込んで肌を引き上げる治療法です。挿入した糸の周辺にはコラーゲンが生成する作用があり、内側からハリのある肌に導くことができるのです。切る治療に抵抗を感じている方にはおすすめの治療法だといえるでしょう。

糸リフトの効果

ほうれい線や口角、フェイスラインのたるみが目立たなくなります。糸リフトによりピンポイントでリフトアップができ、定期的に治療を行うことでコラーゲンを増やすことも可能です。

「最近、顔が大きくなっているような」と感じている方は、肌のたるみのせいかもしれません。肌がたるむとフェイスラインが崩れてくるため、顔を大きくなってように見えるのです。糸リフトで肌を持ち上げるとフェイスラインがスッキリして小顔効果が期待できます。

糸を挿入することによって刺激を与えるため、コラーゲンの働きが活性化してハリを与え、引き締まった肌に導きます。また、たるみ毛穴や小じわも目立たなくなるでしょう。

使用している糸には「カエシ」がついていますので、肌を内側から持ち上げることができます。カエシの付き方や糸の構造によって期待される効果が異なるようです。糸は溶ける糸と溶けない糸の2種類あります。溶ける糸の素材はPDOやPLA、PLLA、PCL等です。溶けない糸の素材は医療用で使われているポリエステルやシリコンです。詳しいことはカウンセリングで担当医師に確認してください。

糸リフトのダウンタイム

手術後、挿入した部分に痛みを感じることがありますが、1週間くらいでおさまるでしょう。痛みの感じ方は人によって違います。強い痛みを感じる場合は、痛み止めを服用できないか医師に相談しましょう。

皮膚が突っ張ったような感覚がありますが、2~3週間くらいで落ち着きます。違和感があっても、過度なマッサージは避けてください。

治療後、顔の腫れやむくみが起きることもあります。顔のむくみは1週間くらい続くようです。腫れは、麻酔の注入量の影響も考えられますので、担当医師に相談してみましょう。

こめかみあたりに内出血や傷跡が残ることもあります。1週間くらいでほとんど分からなくなりますが、気になる人は髪の毛で隠してしまいましょう。周りに気づかれにくくなるでしょう。

糸リフトのメリット・デメリット

メリット

ツボ押しやマッサージをしてたるんだ肌を少しでもリフトアップさせようと頑張ってはみたものの、思うように効果を感じられない人もいることでしょう。糸リフトは治療後、肌のハリを実感しやすくなります。

糸リフトはメスを使わないので。切開リフトに比べてダウンタイムが短くなり、体への負担も軽くなります。

皮下組織が刺激されてコラーゲンが活性化し、皮膚の生まれ変わりを促すため、肌にハリが生まれます。また、しわやたるみが目立たなくなり、年齢を感じさせない若々しい肌に見えるようになりますので、鏡を見るのが楽しみになるでしょう。

肌にメスを入れる切開リフトは傷跡が残ってしまいますが、糸リフトはメスを使わない施術です。細い針を挿入するだけですので傷跡が目立ちません。

デメリット

糸リフトの効果持続期間は、半年~3年程度です。切開リフトは5年~10年くらいといわれていますので、持続期間が短いのがデメリットです。溶けない糸で3年程度。溶ける糸は溶け切ると効果が薄れていきますのでもっと短くなります。早い人で半年、長くても1年半くらいだそうです。

糸リフトは、たるんだ肌を引っ張り上げる施術です。ただ、皮下脂肪の多い人は注意が必要です。少ない人に比べて強い力で引っ張る必要があるからです。糸の負担も大きくなります。また、皮膚や脂肪が移動することにより、ふくらみができたり、皮膚がよれたりする可能もあります。皮下脂肪の多い方には向いていないとはいえ、ほとんどの場合、肌になじんでいくともいわれていますので、医師に相談してください。

まとめ

糸リフトの効果持続期間は切開リフトに比べて短くなりますが、肌に負担をあまりかけたくない人やメスで肌を切ることに抵抗を感じている人には向いている治療法です。

糸にはカエシが付いていますので、肌を内側から持ち上げることができ、ほうれい線や口角、フェイスラインのたるみをピンポイントで引き上げます。使用する糸は溶ける糸と溶けない糸があり、それによって持続期間も異なるようです。肌に刺激を与え、コラーゲンを活性化し、肌にハリを与え、フェイスラインもスッキリするでしょう。ダウンタイムも短く、傷跡も目立ちません。

皮下脂肪の多い人は、皮膚を引っ張り上げるには強い力が必要で、糸にも負担がかかるため効果を実感しにくいでしょう。糸リフトにもメリットやデメリットがあります。クリニックでは目的に合わせてさまざま方法が用意されていますので、糸リフトを検討されている方は一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

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