ウルセラに使われる光「HIFU」の効果を徹底解説
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効果の高い施術を受けるには、施術に使われる機器やレーザーの仕組みなどを知っておくことが大切です。ここでは、美容医療の現場で良く用いられる超音波を使用する「HIFU(ハイフ)」について解説しています。効果が続く期間は?また、クリニックとエステでのHIFUはどう違うの?意外と知らないHIFUについて徹底的に調査してみました。
意外と知らない!HIFUの美肌効果とは?
HIFUとは、高密度焦点式超音波のことです。超音波を集めて肌に照射し、熱ダメージを与えることで肌内部のコラーゲンやエラスチンの生成を促します。超音波を当てることで、結果的に肌のたるみが引き上げられ、すっきりしたフェイスラインを手に入れられるのです。
超音波が肌に効くメカニズム
HIFUは力を集めて熱エネルギーを発生させる性質と、皮膚が透過する性質を利用することで、表皮にやけどを負うリスクを防ぎつつ肌の奥深くまで熱エネルギーを届けられます。
超音波による照射は、虫眼鏡を使用して光を集める原理と同じです。虫眼鏡に太陽光を集めると、その光で紙を焦がすことができます。超音波も同様に1点に集めると音圧が高くなり、エネルギーが強くなることによって温められるのです。
また超音波は、体との周波数がぴったりと合うことで、皮膚を通過して体全体に浸透。音波が浸透すると体内の脂肪細胞が振動・破壊され、老廃物として1か月ほどで排出されます。これが、HIFUが顔のたるみに効くといわれるメカニズムです。
癌の治療にも利用されているHIFU
超音波を一点に集中させることにより、皮膚を傷つけることなく身体の奥に熱を届けるHIFU。その技術は、男性特有の癌である前立腺癌の治療にも用いられています。
HIFUを用いた治療では、身体にメスを入れずに病巣部だけをピンポイントで破壊することが可能です。従来の治療法に比べて患者さんの身体への負担が少ないため、「短い入院期間で社会復帰を果たせる」「術後に重い合併症を起こすリスクが低い」といったさまざまなメリットがあります。
HIFU治療について、医療法人社団仁鷹会のサイトでも以下のように紹介されています。
高密度焦点式超音波治療(HIFU)は、身体を傷つけることなく身体内部の目的部位(前立腺)を熱凝固壊死させて治療する新しい治療法です。
引用元:医療法人社団仁鷹会 たかの橋中央病院
http://www.jinyoukai.or.jp/hinyouki/hifu.html
クリニックとエステではどう違う?
医療機関で使われるHIFUとエステサロンで使われるHIFUの大きな違いは、出力の強さです。医療機関で用いられるHIFUは出力が高い分、火傷したり腫れたりするなどのリスクが考えられます。そのためHIFU施術に関する講習を受け、施術実績や経験の豊富な医師による施術を受けることが大切です。エステサロンは医師資格を持たない人でも扱えるよう、低出力のものを導入しているのが一般的です。医療用HIFUに比べて副作用やリスクが低い一方、効果があらわれづらくなっています。医療用ウルセラに比べて安い費用で受けられるのがメリットですが、効果が薄くなってしまうため何度も受けなおす必要が。確実なリフトアップを狙いたいなら、たとえ高くても高出力の医療用ウルセラを受けた方が賢明です。
エステサロンでHIFU施術を受けるリスク
消費者のトラブル相談を受け付けている公的機関「国民生活センター」は、エステ等の医療機関以外の施設でウルセラのようなHIFU施術を受けないよう注意を呼びかけています。
その理由は、エステでのHIFU施術により、火傷などの健康被害を受けた人からのトラブル相談が相次いだためです。中には、「神経の一部を損傷して顔にしびれが発生し、治療を受けているがなかなか改善しない」「熱傷により顔の半分が腫れあがり、治療したが傷跡が残った」といった深刻な事例も。
国民生活センターが調査を実施したところ、トラブルを起こした事例には、いずれも「医学的な知識を持たないエステティシャンが施術を担当していた」「施術前にリスクに関する説明が行われていなかった」という共通点があることが分かりました。このような背景から、同センターはHIFUについての注意喚起を行うに至ったのです。
ウルセラは安全性に配慮された医療機器ですが、決して全くリスクがないわけではありません。知識や技術に乏しい施術者が扱えば、重い健康被害を引き起こすことも十分にあり得るのです。例え値段が高くとも、医師が施術を行っている美容医療クリニックを利用することで、トラブルのリスクを減らすことができるでしょう。
このような行為を医師資格のないエステティシャン等が行うことは禁じられています。
引用元:独立行政法人 国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20170302_1.pdf
メスを入れる美容整形が苦手な人におすすめ
HIFUは皮膚を切らずにリフトアップできるため、傷跡の残る美容整形に抵抗がある方でも挑戦しやすいのが魅力です。かつては外科手術でしか引き上げられなかった筋膜層(SMAS層)に対し、HIFUを使った美容医療マシンによってメスを入れずに熱での引き上げが可能になりました。外科医療と同じように強力なリフトアップ効果が得られるため、美容医療界で大流行。現在では医療用ウルセラをはじめ、体の負担や金銭的負担が少ないウルトラセル・ダブロ・ウルトラリフトなど、HIFUを用いた様々な施術メニューが登場しています。
若いうちに当てておくとたるみ予防に!
たるみはSMAS層がゆるみ、皮膚や脂肪を支えきれなくなることで発生します。そのため、SMAS層のゆるみが少なく、ピンと張っている若いうちにHIFUを受けるとたるみ予防に効果的です。もちろんたるみが気になりだしたころに受けるのもいいのですが、よりリフトアップを持続させたい場合は自発的に引き上げる力が強い時期の方がおすすめ。一度受けると効果は最長1年続くため、費用もひと月3~5万程度しかかりません。これから起こりうる老化現象に備えて、HIFUによる施術を検討してみてはいかがでしょうか。
効果はどれぐらい続く?
HIFUの効果には個人差がありますが、早い方だと施術からすぐに肌が引き上げられるような感覚を覚えたり、施術から30分後にはフェイスラインがスッキリしたりといったケースも。翌日以降にはリフトアップ効果が一層強くなりほうれい線やたるみ、むくみなどが解消しやすくなります。効果を感じるピークは施術から2~3ヶ月程度で、ピークを過ぎた後も半年~1年かけて効果が続きます。しかし、リフトアップ効果は徐々に薄れていくので医師との相談のうえ適切な頻度でHIFUを受けることが重要です。
HIFUを利用する際に知っておきたいポイント
施術した後の変化は?
HIFUを照射した後は施術の翌日まで患部が赤くなり、腫れや肌の熱さなどが続きます。またHIFUは筋膜層に直接働きかけているため、触った時に筋肉痛のような痛みを感じることも。眉毛の上や額に照射した場合は患部を触ると頭に響くような鈍痛が発生することがあります。もし2週間経ってもこのような症状が続くのであれば、筋肉が痙攣を起こしている、神経が傷ついている可能性がある田注意が必要です。施術後の変化に対して少しでも疑問に思ったら、放置せずすぐに施術を受けたクリニックに相談しましょう。
HIFUを当てられない人もいるので注意
HIFUは持病や、体調などの条件によっては受けられない場合があるので要注意です。
HIFUを受けられない可能性が高い方は、以下の通りです。
- 心臓・肝臓・腎臓などの内臓に疾患を持つ人
- 静脈炎や血栓など血管に問題を抱えている人
- 敏感肌・アトピー肌の人。または皮膚科関連で手術や入院の経験がある人
- 施術する患部に傷やヘルニアなどがある人
- ペースメーカーを入れている人
- てんかんを持っている人、または治療経験のある人
- シリコンやヒアルロン酸・コラーゲンなど顔に異物を注入している人
特に、かつて美容整形を受けた人や重い病気にかかった経験のある人は施術前に慎重な検討が必要です。どうしても施術を受けたい場合は、医師に治療歴を伝えて相談してください。
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