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たんぱく質は顔のたるみに関連する?

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こちらの記事では、顔のたるみにはたんぱく質は関係あるのか?という点に加えて、たんぱく質の働きや摂取の仕方についても紹介しています。

顔のたるみとたんぱく質の関係

美肌を作る上で欠かせない栄養素はさまざまなものがありますが、その中のひとつが「たんぱく質」です。肌のハリや弾力に関連するコラーゲンも、実はタンパク質の一種。コラーゲンが配合された化粧品を普段から使っている、といった方も多いのではないでしょうか。

コラーゲンを摂取することは非常に大切なことですが、注意したいのが「単純にコラーゲンだけを摂取すれば良い」というものではないという点です。

美肌の維持にはたんぱく質の摂取が有効

美肌を維持するためには、たんぱく質の摂取が非常に重要なポイントです。ただし、食べたコラーゲンがそのまま肌のハリなどにつながるという認識は誤りであるといえます。

なぜ誤りであるのかというと、たんぱく質は20種類のアミノ酸からできていますが、食事で摂取した場合には消化されることによって「ペプチド」と呼ばれる状態まで分解されて体内に吸収されます。その後にコラーゲンや他のたんぱく質に再合成される、という流れとなるためです。さらに、コラーゲンにはトリプトファンというアミノ酸の一種が含まれていないことから、コラーゲンだけ食べているとたんぱく質の再合成がうまくいかないといった面もあります。

以上のことからも、20種類のアミノ酸をバランスよく含んでいる良質なタンパク質を摂取するという点が大切なポイントであるといえます。

たんぱく質のはたらき

上記で少しご紹介している通り、たんぱく質とは多数のアミノ酸からできているもので、臓器や筋肉など人の体を作るために非常に重要な栄養素です。単に体を構成するだけでなく、アミノ酸の組み合わせや種類などによって働きや形状が異なり、さまざまな役割を持っているという点も特徴です。

人の体には数万種類ものたんぱく質が含まれています。アクチンなど体を構成するもののほかにもホルモンなど代謝や体の機能の調節をしたり、ヘモグロビンなど物質の輸送に関わるもの、γ-グロブリンなど免疫に関するものといったように、たんぱく質は生きていく上で欠かせない栄養素となっています。

さらに、アミノ酸も神経伝達物質や生理活性物質の前駆体として大切な役割を持っています。

一日あたりの推奨摂取量

生きていく上で非常に重要な働きを持っているたんぱく質ですが、「どのくらい摂取したら良いのだろう」と考える方もいるのではないでしょうか。日本人の食事摂取基準によると、1日で必要とされるたんぱく質は年齢・性別によって異なります。目安は下記の通りとなっていますので参考にしてみてください。

  • 18〜49歳:摂取エネルギーの13〜20%
  • 50〜64歳:摂取エネルギーの14〜20%
  • 65歳以上:摂取エネルギーの15〜20%

具体的な推奨量としては、18〜64歳の男性の場合には1日あたり65g、また65歳以上の男性の場合は60gとされています。また、18歳以上の女性の場合の推奨量は1日あたり50gとされていますので、摂取する際の目安にしてみると良いでしょう。

参照:日本人の食事摂取基準(2020 年版)(https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf)

たんぱく質の摂取方法

たんぱく質を摂取する際には、まずはどのような食品に含まれているのかという点を知っておく必要があるでしょう。例えば、肉類や魚介類、卵など動物性の食品にたんぱく質が含まれているというイメージを持っている人もいることでしょう。その他にも、豆類や穀類といった植物性食品にもたんぱく質が多く含まれています。

中でも、動物性食品に含まれるたんぱく質の場合アミノ酸スコアが高いものが多くなっていますが、特定の食品に偏ってしまうのはよくありません。たんぱく質が含まれる食品をバランスよく摂取することが大切です。

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