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肌のたるみを引き上げる切開フェイスリフト

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切開フェイスリフトとは?

年齢とともに顔のたるみが気になります。ピンとハリのある肌に戻れたら……。40~50代の女性は、鏡を見ながらふと考えることもあるのではないでしょうか。20代の頃の肌には戻れなくても、切らないフェイスリフトや切開フェイスリフトでたるみを目立たなくすることは可能です。ここでは、切開フェイスリフトについて解説します。

切開フェイスリフトとは、耳の前を中心にメスで皮膚を切開。皮下脂肪の厚さによって皮膚や筋肉をはがし、たるんだ場所を引き上げる整形手術。引き上げたい場所によっては耳の後ろまで切ることもあるようです。周りには耳下腺や顔面神経という大事な組織があります。手術を行う場合は、顔の皮膚の構造を知り尽くしている医師に任せましょう。

切開フェイスリフトの効果

ほうれい線やマリオネット線、あごのラインや首のしわの改善が期待できます。ハリのある顔に仕上がるため、若々しい顔つきになるでしょう。持続期間は一般的に10年くらいといわれています。切らないフェイスリフトが半年から2年程度といわれているので、切開フェイスリフトの方が長い持続効果が期待できます。

ただし、10年後もこの状態をキープできるわけではありません。年齢や時間とともに少しずつ効果は薄れていくようです。繰り返し行うことも可能だとされていますが、2回以上行うと手術が難しくなるということもあります。クリニックによっては、マイクロリフト(切る長さが小さく目立たない)やトータルフェイスリフト(耳の前を全体的に切る)など段階的に行う方法もあります。

手術方法や医師の技術によっても持続期間は異なるため、実績があり経験豊富な医師を選ぶことが重要です。手術にはリスクが伴います。リスクをきちんと説明してくれる医師がいいでしょう。

切開フェイスリフトのダウンタイム

ダウンタイムは1~2週間。術後1週間で抜糸を行い、2週間くらいまでガードルで患部を固定します。ガードルは仕事のときのみ外すことが可能です。腫れや内出血は3日~1週間以内で落ち着くようです。術後痛みが残る場合は、痛み止めが処方されるのでやわらぐでしょう。

メスで切開するので傷跡は残りますが、術後1か月もすると腫れも治まってくるため、ほとんど傷は目立たないでしょう。髪の毛を耳まで垂らしておくと周りに気づかれることもありません。耳たぶの形や耳たぶの高さや厚みを利用して、立体的に切開することで傷を目立たなくする手術法を行っているクリニックもあります。この方法はスキルの高い医師だからできることです。希望する仕上がりになるには、どんな方法がよいのか担当の医師とじっくり話し合ってください。

切開フェイスリフトのメリット・デメリット

メリット

手術後効果を実感しやすい、切らないフェイスリフトに比べて長い間効果が持続される、余分なたるみを除去すること若く見られることが期待できる、首や額など、周囲の皮膚も同時にリフトアップできることです。

余分なたるみが除去されることで、フェイスラインがスッキリします。肌のたるみやしわが気になる40~50代の女性にとって興味が湧く整形手術なのではないでしょうか。たるみやしわが目立たなくなる手術法ですが、20代のような肌になれるわけではありませんので、そこはきちんと理解しておいてください。

デメリット

ほうれい線を薄くすることはできますが、完全に消せるわけではありません。眉間や口周りのしわを目立たなくするのは難しいようです。切開する範囲が広い場合は手術時間が長くなります。術後、むくみや腫れ、内出血などの症状が起きる可能性もあります。皮膚を引き上げすぎると目がつりあがってしまうこともあります。

持続期間は長いですが、少しずつ効果が薄れていくのもデメリットです。この場合、再手術は可能です。ただし、2回目の手術は1回目よりも難しいとされています。

切開する周りには耳下腺や顔面神経がありますので、手術は慎重に行わなければなりません。傷跡が残るため、切開の仕方や縫合の仕方によって傷跡が目立ってしまうこともあります。クリニックによって経験やスキルの差が出やすいでしょう。

まとめ

切開フェイスリフトは、たるみや肌が目立つ40~50代の女性におすすめの施術です。切らないフェイスリフトに比べて効果を実感しやすく、持続期間も長いのが特徴です。たるんだ脂肪を除去するためフェイスラインもスッキリ。ピンとハリのある肌に仕上がります。持続期間は10年と長いですが、それを過ぎると効果が少しずつ薄らいでいくといわれています。術後、腫れや内出血が起きる可能性もあります。傷跡が目立つ、理想の仕上がりと異なるというケースもあるようです。

医師の技術によって差が出る施術ですので、クリニックのホームページで医師の経験や実績を確認しましょう。担当医師がカウンセリングも行っている、カウンセリングにたっぷり時間をかけるクリニックを選びましょう。少しでも疑問や不安があるときは納得がいくまで医師と話し合ってください。トラブルを防ぐためにもアフターフォローが充実しているクリニックを選ぶといいでしょう。