ウルセラ式|切らずに、自然に、マイナス5歳若見えを目指せるたるみ治療 » ウルセラの副作用とダウンタイム

ウルセラの副作用

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いざウルセラの施術を受けようと思っている方に知っておいていただきたい、副作用をはじめとする身体への影響について解説します。

腫れや痛み、赤みは出るのか、施術後のスキンケアで注意すべき点はあるのか、そもそもウルセラを受けられない人はどんな人か、という3点についてまとめて紹介しています。

ウルセラ施術後の腫れ

ウルセラは副作用がほとんどないことが特徴です。

施術直後は赤みが軽く発生しますが、数時間で消退します。腫れは施術当日は出ませんが、翌日になるとほほの部位でむくみ程度の軽い腫れが出ることが施術された方の半数程度で確認されています。3~5日程度で消退しますが、ほとんどは自分にしかわからない程度の腫れになります。

外見には出ない自分自身の感覚的な違和感としては、施術当日のほてり感とヒリヒリ感が現れ、3、4日程度は筋肉痛のような軽い鈍痛が施術部位に多くみられます。

おでこなどウルセラの照射が神経にまで響く部位では、神経に沿ったひきつれ感や軽度の知覚過敏の症状が最長2~3週間出ることもあります。

ウルセラ施術後の乾燥肌対策

ウルセラは、超音波を照射して皮下組織の下の筋膜に熱でダメージを加える施術なので、施術を受けて1~2週間ほどは、熱ダメージの影響で肌の水分量が減ってしまって乾燥しやすくなります。

この間は肌が自らの力で回復しようとする前の準備期間。できるだけ乾燥を食い止めてお肌のトラブルの原因とならないようにしっかりと保湿をする必要があります。

内出血・紫斑(しはん)

照射を受けた部位は、超音波の衝撃により細い血管が傷つくことがあります。打撲の内出血の小さいものと考えることができますが、すぐにアザや内出血ができる体質の人はウルセラでも紫斑が出る可能性が高くなります。また、高齢の方にその傾向が強くなっています。

打撲のアザがいつまでも残ることがないのと同じように、ウルセラの内出血も3日から1週間ほどで自然に消退していきます。

熱っぽい・引っ張られるような感覚

ウルセラを照射した直後は、超音波のエネルギーによって肌の奥に熱がかかっているため火照り感が残ります。また、皮膚表面には微妙にひりひりする感じが生じることが一般的です。それらは数時間、施術当日にはなくなりますので、痛みが気になることがなければ冷やしたりする必要はありません。

おでこやあごのラインへの違和感

おでこへウルセラを照射すると神経が刺激されて知覚過敏の状態となります。神経に沿った鈍痛や引っ張られるような違和感を、長ければ2週間程度感じることもあります。また、神経に響く部位であるおでこやあごのラインにて、一時的な軽い神経まひの症状がごくまれに出ることもあります。その結果おでこの動きが悪くなるため、眉毛を上げたときに左右差ができる症状も生まれます。あごのラインでは、口角のあたりを触ったときの感覚の鈍さが生じます。

これらの症状は仮に出たとしても1、2週間で元に戻る一過性のものです。症状が残ってしまうということは世界的にも報告されていません。

ウルセラ治療によるやけどのリスク

ウルセラの副作用のひとつとして挙げられるのが、やけどです。ウルセラは切開手術こそおこなわないものの、60~70℃の熱を肌の深部まで照射して肌をリフトアップさせます。正しい位置や角度で照射すればやけどになるリスクは少ないのですが、ウルセラの機器と肌に隙間ができてしまうとやけどをしてしまうことも。特に頬骨周辺やあごの下、額などの部位や顔全体が痩せている方は機器と肌が密着しにくいためやけどのリスクが高まります。

ウルセラ治療で癌になる?

ウルセラ治療を受けるか迷っている方のなかには、「ウルセラ治療が癌の要因になる」と不安に思っている方もいるかもしれません。ですがウルセラと癌の因果関係は認められておらず、症例報告もありません。
ウルセラは米国FDAの認可を受けた機器であり、それなりに安全性が確保された治療だといえます。ただしウルセラを扱う医師のスキルによっては副作用のリスクが高まり、神経の炎症ややけど、脂肪の収縮などが起こる可能性があります。

ウルセラ治療によるしびれの理由と対策

ウルセラを受けた後に、顔に「しびれ」が残る場合があります。これはウルセラが超音波を照射することで、細かい神経がダメージを負うことが原因です。
通常は1~2週間ほどでしびれや痛みの症状は落ち着き、日常生活に支障がでない程度だとされています。ですがまれに長期間にわたってしびれが残ることもあるため、しびれが気になった場合は施術を受けたクリニックに相談するとよいでしょう。

妊娠中は?ウルセラを受けられない人まとめ

ウルセラは肌の奥まで熱を届ける特殊な施術なので、照射に耐えられない人や、トラブルの可能性があり照射を避けたほうがいい場合もあります。ここではウルセラの施術が受けられない可能性があるケースをまとめています。

ウルセラが受けられない方または医師に相談する必要のある方

  • 妊娠中や妊娠の可能性のある人
  • 施術する部位に金属プレートやシリコンなどが入っている人
  • 内出血のリスクがある人
  • ケロイド体質の人
  • 糖尿病などの治療中の人
  • 免疫を抑える薬を使用中の人

施術を受ける前に要確認の方

  • 糸によるリフトアップ術を受けた方
  • ボトックスやヒアルロン酸注入などを受けた直後の方

ウルセラで頬がこける?

「ウルセラを受けたら頬がこけた気がする…」という声も一部ありますが、理論的にはウルセラで頬がこけることはありません。むしろ、ほうれい線やマリオネット線が目立たなくなり、頬こけは改善されるはず。ではなぜ、そんな噂があるのでしょうか?

次のページではウルセラで頬がこけるという噂の真相と、頬がこけてしまう可能性があるたるみ治療、また頬こけが気になる人におすすめの改善方法を紹介しています。

ウルセラ施術後の引きつり

ウルセラを受けると、皮ふがつっぱったような引きつり感をおぼえるケースがあります。でも、失敗したから引きつりがある…というわけではありません。実は皮ふのゆるみが引き締められて、きゅっと上がることによって、引きつりが生じるのです。むしろ、きちんと効果が出ている証拠ともいえるでしょう。

次のページではウルセラ施術後に引きつりが生じる詳しい原因や対処法についてまとめました。

ウルセラの主な失敗

とくに多いのは、効果を感じられないという失敗です。たるみの程度や肌質、ライフスタイルなどは人それぞれですので、効果の有無や程度にも個人差はあります。そのほか主な失敗が火傷、術後の赤みや腫れなどが挙げられます。

失敗を防ぐためには信頼できる医師に相談することと、気になることがあれば医師に必ず確認すること、赤みやアザができやすい方の場合はそれをきちんと医師に伝えておくことも重要です。

院長 佐藤隆悟先生 院長 佐藤隆悟先生

プライベートクリニック吉祥寺
院長 佐藤隆悟先生

当サイト「ウルセラ式」は、ウルセラやサーマクールを専門に取り扱う『プライベートクリニック吉祥寺』院長・佐藤隆悟先生(日本形成外科学会認定形成外科専門医)にご監修いただいております。

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