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顔のたるみと女性ホルモンの関係

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女性ホルモンの減少が肌老化の原因

女性の肌に大きな影響を与えるものに、「女性ホルモン」があります。女性ホルモンのことを考えるとき、避けて通れないのは更年期です。閉経前後の10年、一般的に45歳から55歳くらいの時期が更年期と考えられます。

40歳を過ぎ更年期が近づくにつれ、ホルモンバランスは少しずつ変化し、様々な不調の原因になります。ホルモンバランスの変化を強く意識する時期は、40歳から60歳くらい。長い期間影響を受けるため、その性質をよく理解しておきましょう。

特にお肌に大きな影響を与えるのは、「エストロゲン」です。俗に美肌ホルモンとも言われる女性ホルモンの一種で、エストロゲンが減少すると肌老化が進んでいきます。

エストロゲンとは

エストロゲンは、肌のハリに関わるコラーゲンの生成を促進するホルモンで、肌ツヤにも影響します。エストロゲンは外から補うことができず、加齢によって減少する一方です。エストロゲンが減少すると肌の保水力が弱く、乾燥しやすくなり、小じわの原因になります。また、コラーゲンが生成されなくなると、頬や毛穴のたるみが増えてきます。肌の弾力やハリが弱まり、新しい肌を生み出す力も衰えるため、肌がくすみがちになるかもしれません。

エストロゲンの減少を食い止めるには

エストロゲンを増やすことは難しいですが、できるだけ急激な減少を食い止め、変化を緩やかにすることは可能です。

体を作るのは食事です。まずはバランスが取れた食事を意識しましょう。偏った食事では、女性ホルモンも活発に働けません。バランスよく栄養素を摂取することが大切です。発酵食品や食物繊維を多く含む食品も意識して摂るようにしましょう。

睡眠も女性ホルモンにとって大切なポイントです。睡眠の質が低下すると自律神経が乱れ、女性ホルモンにも影響してしまいます。睡眠時間を十分確保することはもちろん、睡眠の質も意識してください。寝るときに胃に食べ物が残っていると、せっかく寝ても内蔵が活発に動いてしまうため、十分な睡眠が取れません。寝る前の食事は控えるようにしましょう。また、寝る前にスマホやパソコンの使用をしていると、スムーズな入眠が妨げられてしまいます。寝る前2時間はスマホやパソコンの使用をやめてみてください。そのほか、入浴は睡眠の質を上げてくれます。

睡眠の質を上げるには、運動も大切です。適度な運動をすると血行や代謝が良くなるので、ホルモンバランスにも良い影響があります。ハードな運動でなくても問題ありません。リラックスすることも自律神経にとって大切なので、ヨガやストレッチもおすすめです。

更年期を迎えたら骨にも注意を

更年期には、女性ホルモンの他に骨も意識しなければいけません。加齢とともに骨密度が低下しやすくなり、美容にも影響します。例えば、「なんとなく老けた」と感じるのは、顔の骨が痩せてしまったことで、肌がたるんだり、目が落ち込んだりしていることに原因があるかもしれません。

実は、骨密度も女性ホルモンの影響を受けています。エストロゲンが減少する閉経の時期に、女性の骨密度は激減。エストロゲンの減少と骨の減少のダブルパンチで、顔のたるみが加速してしまうのです。

骨密度の低下対策の方法も、食事や適度な運動など、エストロゲンの減少対策と同じです。生活習慣を見直して、バランスの良い生活を整えましょう。

まとめ

閉経に伴って、女性の体は大きく変化します。急激な老化へアプローチするためには、女性ホルモンの減少をできるだけゆるやかにして、骨を守ることが大切です。そのためには、バランスの良い食事と適度な運動を意識してみてください。

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