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おでこ・額|ウルセラの治療効果

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おでこ・額とウルセラの効果

表情をつくる際にできてしまうおでこのしわ。眉の上から頭頂部にある前頭筋の衰えが大きな要因です。ウルセラで引き上げることでおでこのしわが目立たなくなるうえ、まぶたのたるみにも効果を発揮。さらにこめかみにも同時に照射するため、目尻や目の下へのリフトアップ効果もあります。

ウルセラはパーツによってショット数や出力を調整します。おでこは痛みの出やすい部位ですが、麻酔クリームを使用して施術を行うので痛みに弱い方も施術を受けやすいでしょう。

おでこ・額のたるみの原因

年齢がわかりやすく現れてしまう部位であるおでこ。おでこに刻まれた深いシワは老けて見えるだけでなく、表情から明るさまでをも取り除いてしまうものです。

眉の上から頭頂部にかけての筋肉が衰え、シワを形成

おでこにシワを作ってしまう大きな要因のひとつが、眉の上から頭頂部にかけての筋肉である前頭筋が衰えること。筋肉がゆるんで前方へ下がってしまうことにともない、頭皮がおでこの方へと落ちてきてしまうのです。すると、髪の毛の生え際が下がってきますし、眉毛の上げ下げの動きも加わって、おでこにシワやたるみが発生するというわけです。

おでこから頭皮にかけての筋肉の衰え以外にも、頭皮の血行不良や老化によって、頭からおでこの方へたるみが押し寄せてしまう場合もあります。

おでこ・額へのウルセラ治療効果

眉を上げて表情を作る際にできるおでこのしわや、まぶたのたるみに効果のあるウルセラ。おでこは体の部位で痛みが出やすい箇所となっていますが、麻酔クリームを使用することで痛みを抑えられます。ウルセラは強力な引き上げ効果を持っているので、しわを目立たなくすることが可能です。

ウルセラとよく比較される施術が、サーマクールとなっています。サーマクールは引き締め効果があるのに対し、ウルセラは引き上げ効果があるのが大きな違いです。また照射方法にも違いがあり、サーマクールは高周波、ウルセラは超音波を照射。アプローチできる箇所が異なるので、併用することで相乗効果があります。

また、ダウンタイムがほとんどないこともウルセラが人気の理由のひとつです。施術した当日にメイクすることができます。1回の施術で効果を実感できるため、クリニックに通院することもほとんどありません。仕事が忙しくて休みが取れない、顔にメスを入れるのが怖い人には適したたるみ治療と言えます。

ウルセラの原理とは

ウルセラは超音波を使用した医療機器で、2004年にアメリカで開発されました。高密度焦点式超音波エネルギー(HIFU)を約1ミリ立方メートルの部位に集中させ、目的の箇所をピンポイントで照射。SMAS筋膜の上層部に熱変性を生じさせることで収縮させ、リフトアップを実現させます。超音波は皮膚の内側だけに作用するため、皮膚にほとんどダメージを与えることがないのも大きなメリットです。

ウルセラのリフトアップは、2回にわけて効果を得られます。最初は点状に加熱されたコラーゲンが縮み、即時的な効果を実感。その後2~6ヶ月にかけて熱で縮んだコラーゲンを治そうとし、新しいコラーゲンが生成されます。細胞内に栄養が集まりコラーゲンが増加することで皮膚に弾力が生まれ、リストアップ効果を得られるのです。

ウルセラは開発までにさまざまな医療機関で臨床実験を重ね、安全性や有効性が立証されています。アメリカの厚生省にあたるFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を受けているので、安全性は問題ないと言えるでしょう。

癌の治療にも用いられているHIFU

超音波によって、皮膚を傷つけることなく体内に熱を届けることができるHIFU。その技術は、美容の分野のみならず、癌のひとつである「前立腺癌」の治療にも活用されています。

前立腺癌に対するHIFU治療の大きなメリットは、外科手術や放射線治療といった従来の治療に比べ、患者さんの身体にかかる負担が少ない点です。精密なコントロールにより病巣部だけをピンポイントで破壊するため、健康な部位への侵襲を最小限に抑えることが可能。体へのダメージが少ないぶん入院期間が短く済むうえ、他の治療法に比べて重い合併症も起こりにくいのです。

また、HIFU治療には、外科手術や放射線治療とは異なり「一度治療した癌が再発した時にも再施術が可能」という利点もあります。これもまた、病巣部のみを集中的に狙うことができるHIFUならではの特長です。

安林大学医学部附属病院のサイトでも以下のように、HIFU治療について触れられています。

HIFU治療はより簡単で、患者様に負担をかけず、より安全な治療を目指して開発されたものです。

引用元:杏林大学医学部附属病院 泌尿器科学教室
http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/user/medicine/urology/cure/hifu/

ウルセラ治療のショット数と出力

切らないフェイスリフトとして強力な引き上げ効果を発揮するウルセラ治療は、部位ごとで価格設定を行なっているクリニックがほとんどです。ただし、部位の定義とショット数を明確に提示しているクリニックは少なく、比較は難しくなっています。ウルセラの効果はショット数と出力がポイントなので、出力が強くショット数が多いと効果が出やすいと言えるでしょう。

4段階の出力レベルがあり、2012年まで最大出力レベルで施術を行なうのが標準でした。しかし痛みが生じることが多いため、「ウルセラは痛い」というイメージが着くように。痛いというイメージを取り払うため新たにガイドラインが更新され、以前の3分の2程度となる出力レベルに引き下げられました。その代わり、ショット数が1.5倍増えています。

ウルセラの施術部位の定義と種類

ウルセラは照射する部位によって、焦点の深さを変更できます。1.5mm・3.0mm・4.5mmと3種類に分類。おでこは主に、1.5mmが使用されています。

類似品には注意

近年はウルセラの類似品が存在しています。米国レーザー医学会から医師に向けて、偽造品への警告が出されるほどです。ウルセラはアメリカや日本を含む海外の特許によって保護されており、安全機構が内蔵。FDA認可を取得しているので、施術中の事故はほとんどありません。反対に類似品はFDA認可を取得しているものが少なく、安全性は不明です。そのため、ウルセラ治療を受ける際は必ず正規品かどうか確認することを心がけましょう。

FDAってどんな組織?

FDA(米国食品医薬品局)とは、食品や医薬品、化粧品、医療機器などの安全性・有効性を審査し、販売の許可や違反の取り締まりを行うアメリカの政府機関です。日本の厚生労働省のように、国民の健康を守ることを目的としており、非常に厳しい審査基準を設けていることで知られています。

医薬品医療機器総合機構のサイトでは、以下のようにFDAに関する記載とPDF資料が掲載されています。

FDAは、国民の公衆衛生の保護および向上を図ることを目的とするHHS所管の連邦政府機関である。

引用元:独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
https://www.pmda.go.jp/files/000157750.pdf

皮膚が薄いため深いカートリッジは使用できない

おでこは皮下脂肪が付きにくくて皮膚が薄い部位なので、4.5mmの深さへ照射することはできません。3.0mmまたは1.5mmのカートリッジを使用し、40~60ショットほどを照射する施術となります。

また、施術中に電気的な刺激・痛みを感じやすい個所でもあります。

まぶたや目尻、目の下のリフトアップ効果も!

おでこの皮膚をウルセラで引き上げると、シワやたるみが目立たなくなるだけではなく、重く垂れさがったまぶたや眉の皮膚も同時に引き上げる効果も期待できます。まぶたには直接ウルセラを照射することができないので、まぶたのたるみにお悩みの方は、おでこへの照射を検討すると良いでしょう。

さらに、おでこと同時にこめかみの辺りにも照射することで、おでこのたるみをきゅっと引っ張りながら、目尻や目の下のたるみにもリフトアップ効果をもたらします。

このように、顔の上半分のさまざまな部位のたるみ改善効果を期待できることが、おでこへのウルセラ照射の特徴といえます。

ウルセラの痛み(おでこ・額の場合)

ウルセラの施術の中では、おでこ・額が一番痛みを感じやすい部位です。ウルセラの照射時には、どの部位でも生じる皮膚の奥がチクチクする刺激があります。

ウルセラをおでこに照射する場合、片方のおでこで5回程度照射を行いますが、神経に触れた時にビリっと電気的な刺激を感じます。なぜなら、おでこは皮膚と骨の距離が近く、その薄い組織の中に神経が通っているためです。ウルセラの超音波は皮膚の下3mmにまで到達するため、施術の際は必ず神経にも触れてしまうのです。

効果的な痛み対策

ウルセラ施術時のおでこの痛みを和らげるには、塗るタイプの麻酔クリームや吸入型の笑気麻酔、点滴で麻酔薬を入れる静脈麻酔、直前に照射部をアイシング冷却麻酔、注射を打つ局所麻酔などの麻酔を使用する方法があります。

なお、麻酔によって施術効果が落ちることはありません。また、麻酔に関してはクリニックによって使用している薬の種類が異なり、体質や希望によっても方法が変わりきますので、詳しくはクリニックで相談してください。

ウルセラの副作用・ダウンタイム(おでこ・額の場合)

鈍痛や引っ張られるような違和感

ウルセラをおでこに照射すると、神経が刺激されることで知覚過敏の状態になります。長ければ2週間程度、引っ張られるような違和感や神経に沿った鈍痛を感じることがあります。また、ごく稀にではありますが、おでこやあごのラインに一時的な軽い神経まひの症状が生じることもあります。ただ、これらの症状が出ても1~2週間で元に戻るため、症状が残ってしまったという事例はありません。

やけどや赤み

おでこは丸みがあって骨ばっているため、ウルセラの機械と肌の間に隙間が発生しやすく、やけどや赤みが起こりやすくなります。また、やせ型の人や皮膚が薄い人も機械と肌の間に隙間が生じやすいため、やけどが発生するリスクがあります。

ただ、施術の際はエコーで皮膚への到達深度を見ながら照射するため、高い技術をもつ医師のもとで治療を受ければ、やけどの心配はほどんどありません。もしやけどをしてしまった場合でも極めて軽い症状で済むため、施術後に冷やすことで痛みは治まるでしょう。

知っておこう!おでこにウルセラを行うリスク

おでこは眼窩上神経や滑車上神経など、太い神経が通っている部位です。額だけでなく太い神経が通っている部位にウルセラを照射すると、電流が通ったような感覚を強く受けることがあります。この症状は、超音波を照射した一瞬だけでなく、施術後から数日経っても痛みとして残るでしょう。特に額は皮膚の薄い部分ですから、指で押したりすると鈍い痛みを感じやすいです。

また、ウルセラは筋膜へ熱でダメージを加える施術ため、施術を受けてからしばらくは、熱によるダメージの影響で、肌の水分が失われて乾燥しやすい状態になっています。そのため、念入りに保湿を行い、肌のトラブルが起きないよう心掛けなければなりません。ただ、一時的に潤いを失うことは、肌が生まれ変わる合図でもありますので、優しくケアしてあげましょう。

おでこ・額のシワは老けて見えるだけではない

おでこ・額 額のたるみジワで怖い印象に

表情ジワと呼ばれる額のシワ。筋肉の緩みによって頭皮が額まで落ち、横にくっきりとシワをつくります。このシワができると額が気になって隠したくなり、必然的に前髪のあるヘアスタイルを選ぶことも。

額の横ジワというと、ほうれい線と並んで「老齢」をイメージさせるもの。おじいさんやおばあさんのイラストなどでよくみられます。つまりほうれい線や額の横ジワは老化を印象付けるのにわかりやすいシワということであり、額の横ジワがあると途端に老けた印象になってしまいます。また、おでこ・額にシワがあると、表情が怖い印象になり、不機嫌に見えてしまうことも。

老けて見えるだけではなく、怖い印象を与えてしまうおでこ・額のたるみジワ。若見えを目指すのなら、最も解消したいシワのひとつといえるでしょう。

鼻のつけね~眉間の横シワも額のたるみが原因

額にはまだはっきりとした横ジワが表れていなくても、眉間に横線のシワが入ることはありませんか?鼻のつけね付近に横シワが入り、ファンデーションで隠そうとしてもくっきりと残ってしまうことも。この位置のシワは前髪で隠すこともできず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は、この眉間の横シワも額のたるみによるもの。支えきれなくなった額の筋肉によるたるみが原因なのです。試しに眉を持ち上げ、目を見開いてみてください。眉間の横シワが解消されませんか?眉間の横シワも、額のたるみ改善をおこなうことで目立たなくなりますよ。

他の部位へのウルセラの効果

院長 佐藤隆悟先生 院長 佐藤隆悟先生

プライベートクリニック吉祥寺
院長 佐藤隆悟先生

当サイト「ウルセラ式」は、ウルセラやサーマクールを専門に取り扱う『プライベートクリニック吉祥寺』院長・佐藤隆悟先生(日本形成外科学会認定形成外科専門医)にご監修いただいております。

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おでこのたるみを予防・ケアするために
今日からできるセルフケア

紫外線や乾燥に注意

おでこのたるみ対策なら、日常的に気をつけたいのが紫外線や乾燥です。加齢の影響で肌の弾力が低下してしまうのは、これはもうしょうがないことですが、紫外線や乾燥は注意していれば、そのダメージを軽減できます。

紫外線はコラーゲンやエラスチンの減少を招き、肌の老化を加速させてしまう要因。夏場は日焼け止めを塗り、帽子や日傘を使用するなどしっかり紫外線対策をしましょう。

乾燥は保湿で対処。肌が乾燥すると、肌のキメが崩れて小さなシワができやすくなります。テカリがイヤだと保湿を怠れば乾燥しすぎて、逆に皮脂が過剰に分泌されることも。適切な保湿をすれば、おでこのたるみ予防につながるのです。

深頭筋マッサージで頭の筋肉をほぐす

頭の筋肉をほぐすのに役立つのが深頭筋マッサージです。頭の筋肉は顔の筋肉を引っ張り上げる働きがあるといわれています。頭の筋肉が凝り固まれば、弾力性が失われて引っ張る力も弱くなり、結果、肌がたるむリスクが高まるのです。

深頭筋マッサージは頭の深部を刺激して凝りにアプローチをし、たるみ予防の助けになります。名前だけ聞くと難しそうに思えますが、方法はすごく簡単。髪の毛の生え際に親指と人指し指を置き、頭蓋骨を持ち上げるような感じで、頭頂部に向かい4回程度動かしましょう。

次に両手の指の腹を側頭部に置いて頭皮を持ち上げるよう頭を10回程度つまみます。最後は手を握り、後頭部に指の第二関節部分を当て、5回程度押してください。これだけでいいので、すきま時間に根気よく続けてみてください。

眼瞼挙筋エクササイズ

眼瞼挙筋エクササイズもおでこのシワ予防に役立ちます。まず、目の力を抜いてください。おでこを手で抑え、目の奥の筋肉を感じながら目を大きく見開きましょう。この動作を3秒かけて10回程度行います。慣れたら手を使わずにやってみてください。仕事の休憩の合間でも簡単にできるエクササイズです。

また、メイク時ははどうしても目を見開いてしまいがち。そのとき額も一緒に動けば、おでこによこじわができてしまいます。これが癖になると、おでこにしわやたるみができやすくなります。普段から目元の筋肉だけ使い目を開けることを意識しましょう。

おでこをたるませないためのスキンケア

スキンケアでおでこのたるみを防ぎましょう。てかりや汚れが気になって普段から過剰に顔を洗ってはいませんか?汚れやすい環境ならともかく、基本的に洗顔は朝と夜、1日2回で十分。洗い過ぎは必要な皮脂まで流れて乾燥を招きます。

保湿化粧品を使用するときは、肌にやわらかくなじませることを意識してください。激しきこすったり、強く叩きすぎる方もいますがNG。肌に負担をかけてしまいます。

日焼け止めを塗るときはおでこまでちゃんと塗りましょう。夏場は汗で流れやすくなります。そのためこまめに塗り直すことを意識してください。

おでこのたるみ予防をサポートする化粧品

おでこのたるみ予防なら化粧品の成分にこだわりましょう。肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンの生成を促す成分を配合した化粧品がおすすめ。

注目成分が「レチノール」「ナイアシンアミド」「ビタミンC誘導体」です。レチノールはコラーゲンの生成の促進をサポート。ナイアシンアミドは、健康的な血行をサポートし、良好なターンオーバーにもつながります。

ビタミンC誘導体もコラーゲン生成にアプローチし、美肌、皮脂の過剰分泌抑制の助けになるのです。適切な化粧品を使えば、おでこのたるみ予防に限らず美肌作りにもつながります。