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50代に多いたるみの原因と対策

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10代や20代のうちは無条件でお肌にハリがあったとしても、加齢とともに変化が現れてしまいます。特に40代から50代に移り行くタイミングでは違いがより顕著に現れ、メイクでカバーすることも難しくなってくるでしょう。原因はさまざまなものがありますが、女性ホルモンの減少が肌トラブルに影響することもありますので、対策やスキンケア方法について知っておくことをおすすめします。

50代に多いたるみの悩み・種類

前段で少し触れた女性ホルモンの減少は、40代後半以降で始まると言われています。この女性ホルモンの減少は見た目年齢に大きく影響・関係すると言われていますが、一般的にはどのような悩みを抱えている女性が多いのでしょうか。

事例を知っておくことで効果的な対策を検討することができるようになりますので、ぜひチェックしておいて下さい。

加齢による筋肉痩せ

見た目年齢を若く保つために必要なポイントとして「表情筋」を挙げられることがあります。加齢により顔がたるんで見えてしまうのは肌表面がたるむだけでなく、顔の皮膚を支えている表情筋・皮下脂肪が衰えて薄くなってしまうためです。
特に女性の筋肉量は50代以降で急激に低下すると言われており、腕や足などといった身体の筋肉だけでなく顔の表情筋に関しても衰えが始まり、40代以上に目立って見えてしまうようになります。

コラーゲンの減少

他にも「真皮のコラーゲン減少」によって顔のたるみが加速するといわれています。
加齢によって減少したコラーゲンを増やすためにはたんぱく質などコラーゲンのもとになる栄養素をしっかり摂取すること、かつ顔全体の血流をよくすることが必要です。

硬くなった表情筋を緩めて動かし血流がよくなると、新陳代謝が活性化してコラーゲンの生成が促進されます。50代を過ぎるとコラーゲンを生成する力が衰えてしまい量が減少しますので、顔のたるみに繋がってしまうのです。

骨(頭蓋骨)の萎縮

頭蓋骨の萎縮も顔のたるみに影響を及ぼすと言われています。女性は閉経後、女性ホルモンの減少によってカルシウムが吸収しにくくなります。
体内でカルシウム不足が発生すると骨を溶かしてカルシウム量を調整するようになってしまいますので、頭蓋骨もその影響を受けて萎縮してしまいます。
頭蓋骨が委縮すると骨と筋肉の間を繋いでいる靭帯が緩んで口元やあご・頬・目元などといったさまざまな部位にたるみが生じてしまいます。

50代で意識したいたるみ対策

筋肉痩せへの対策

表情筋肉のエクササイズ

筋肉痩せによってたるみが生じるケースにおいては、表情筋のエクササイズを行うことで対策を講じることが可能です。

顔全体の筋肉をほぐす「舌ストレッチ」や左右のバランスに気づける「頬ストレッチ」、口周辺の筋肉をほぐす「あいうえお体操」などといったエクササイズがあります。

これ以外にもインターネット上を検索するとさまざまなエクササイズを見つけることができますので、ぜひ自分にあったストレッチを見つけてみてください。

コラーゲン不足への対策

栄養を考えて食事を採る

たるみ対策にはコラーゲンが重要であるという解説をしましたが、コラーゲンは単体で摂取しても体内にうまく吸収されないという問題があります。
コラーゲンの合成にはビタミンCやアミノ酸をつくる鉄が必要不可欠ですので、コラーゲンを含む食べ物・ビタミンCやアミノ酸を含む食べ物・アミノ酸をつくる鉄分を含む食べ物をそれぞれバランスよく摂取することが重要です。

コラーゲンは皮膚だけでなく身体のあらゆる組織に含まれる重要なたんぱく質であることを覚えておきましょう。

保湿と紫外線対策

たるみを防止するためには紫外線対策も重要で、日ごろから対策を講じておく必要があります。紫外線には「UVA」と「UVB」の2種類があり、「UVA」は波長が長いため肌の奥深くまで入り込みます。真皮に到達するとコラーゲンやエラスチンを損傷させるため、肌の弾力を奪います。

「UVB」は波長が短く強いダメージでシミを引き起こします。そのためこれらの紫外線から肌を守ることは非常に重要であるといえます。

顔の骨の萎縮への対策

カルシウムとビタミンDの摂取

たるみの原因においてカルシウム不足も原因の一つであると解説しましたが、ビタミンDやミネラルをしっかりと摂取することで対策を行うことも可能です。

ビタミンDは丈夫な骨をつくるために必要不可欠な栄養素ですので、カルシウムだけでなくビタミンDも摂取することを意識しましょう。頭蓋骨の萎縮が気になりだしたらあごの骨の代謝に影響を与えるあご周りの筋肉を鍛えることも効果的です。

運動の習慣化

骨が弱るということは骨粗しょう症になるリスクが高まるということです。前述した栄養バランスに気をつけるほか、適度な運動を習慣化して行うことも重要な対策になり得るでしょう。

ある程度骨に負担をかけると骨を作る細胞が活発になりますので、骨がカルシウムを取り込みやすくなります。ヨガなど適度な負担がかけられる運動を習慣化してみてはいかがでしょうか。

まとめ

このページでは50代で顔のたるみが加速する原因やその対策・アプローチなどについて紹介しました。紹介した対策などはたるみの進行を遅らせることだけに留まらず、全身の健康維持にも役立ちます。

さらに美容クリニックに相談し専門的なアプローチを組み合わせられるとより高い効果が期待できるでしょう。自宅ケアと併せて検討してみてはいかがでしょうか。

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