梅雨の湿気とたるみの関係とは？

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梅雨の時期になるとエアコンの使用によって肌が乾燥しやすくなるので、たるみやしわなどへの影響が気になる方もいるでしょう。当記事では、梅雨の湿気とたるみの関係性についてまとめるとともに、ケア方法も紹介しています。

梅雨の湿気とたるみの関係

皮脂の酸化がたるみを引き起こす

皮脂による肌トラブルは、毛穴やニキビと思われがちですが、顔のたるみにも大きく関係しています。

食用油と同様、皮脂も時間の経過とともに酸化して劣化していきます。そして、肌に刺激を与える物質となるため、美肌のためにも皮脂分泌をコントロールしなければならないのです。

皮脂によって肌トラブルを起こす過程は、時間が経つにつれて酸化した皮脂が「過酸化物質」と呼ばれる成分に変化します。そして肌そのものを酸化させて細胞を壊し、シワやたるみを引き起こしてしまうのです。

さらに、脂質によって毛穴詰まりが生じやすくなり、アクネ菌と混ざり合ってニキビが発生してしまう可能性があります。

汗も同様で、放置すると本来弱酸性の肌がアルカリ性に傾いて抵抗力が低下し、雑菌が繁殖しやすい状態になります。こうした肌トラブルを防ぐためにも、こまめに汗をふいて清潔に保ちましょう。

梅雨でも空気が乾燥する

梅雨の時期は、じめじめと湿度の高い状態となります。空気にたっぷり水分が含まれているため、外出すると汗をかいたり、湿気に悩まされたりするでしょう。

その一方で、梅雨や夏にはエアコンなどの空調を利用する方も多いでしょう。じめじめとした季節は、湿気対策のためにドライ機能にすると快適に過ごしやすくなります。しかし、ドライ機能を使い続けると空気が乾き、肌も乾燥しやすくなるため注意しなければなりません。

肌をよい状態に保ちやすい湿度は、60～65％と言われています。ドライ機能で湿度を下げ過ぎないよう注意しましょう。

梅雨におすすめのたるみケア

洗顔料をしっかり泡立ててぬるま湯ですすぐ

間違った方法で洗顔すると乾燥を招きやすくなるため注意が必要です。しっかりと泡立てた泡をクッションにして優しく洗いましょう。

次に、のぬるま湯ですすぎ洗いを行います。温度が高いお湯だと皮脂が落ち過ぎて乾燥を招き、低すぎると汚れを落としきれない可能性があります。すすぎは20～30回を目安に行い、洗顔料の落とし忘れがないように注意しましょう。

化粧水は何度かに分けて保湿

皮脂の分泌を抑えるため、スキンケアを化粧水だけにしている方は注意が必要です。化粧水の後、乳液やクリームでフタをしないと水分が蒸発してさらに乾燥しやすくなるからです。乾燥が悪化すると、たるみやしわが生じやすくなるため、念入りなケアを行いましょう。

洗顔後、化粧水を何度かに分けてしっかりと保湿を行います。その後、乳液やクリームといったアイテムでフタをすると、肌に水分を与えられ、うるおいの維持に役立ちます。

また、ゲルタイプのスキンケアアイテムも保湿対策に有効です。ゲルは水分を豊富に含み、蒸発しにくい性質を備えています。 クリームのような重たさがない使い心地なので、梅雨や夏などに適しているでしょう。

浸透型ビタミンC“APPS”も有効

ビタミンCが配合されたスキンケアアイテムは、美白を目指したり毛穴ケアに使用できたりするとされています。それだけではなく、過剰な皮脂の抑制やコラーゲンの合成促進によるたるみ対策としても有効な成分です。

美肌を目指せる成分としておすすめなのが「浸透型ビタミンC“APPS”」。従来のビタミンCより肌の奥に浸透しやすく、働きが持続しやすいと言われています。日々のケアに、APPSが含有されているスキンケアアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。

即効性のあるケアなら美容医療を検討しましょう

たるみが気になる場合、スキンケアや紫外線対策に気を付けて、地道な努力を積み重ねていく必要があります。もし、即効性のあるケアを希望する場合、美容医療を検討してみてはいかがでしょうか。

皮下脂肪下にある筋膜に超音波を届け、コラーゲンを熱変性させるリフトアップ法の「ウルセラ」を行っている美容医療クリニックを受診して、肌悩みについて相談するとよいでしょう。