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ウルセラの治療料金相場

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ウルセラの料金は20万円台から40万円までさまざま

ウルセラの施術料金はクリニックによって異なり、さらに施術を受ける範囲、ショット数によっても変わってきます。こちらではウルセラのおよその相場目安やショット数を解説していきます。

顔全体への施術料金相場は30万円台

顔全体 20万円台~30万円
顔全体+首 20万円台~40万円

ウルセラの施術を行っている美容外科クリニックや美容皮膚科の料金を調べてみると、顔全体への施術だけでも20万円台~40万円台までとかなりの幅があることが分かります。これは、初回限定のキャンペーン価格や、体験モニターとしてアンケートに応えたりホームページへの掲載を了承すると割引料金になったりと、クリニック独自のディスカウント価格であることも多いようです。しかし、このように激安価格を謳ったクリニックであっても、2回目からは平均的な金額または少し高額の治療費用となることがあるので注意が必要です。

おおよその目安相場としては、顔全体に照射する場合で30万円台が一般的で、顔+首までの施術となると40万円台となります。

気になる部位だけのパーツ照射も可能

特定の部位のたるみが気になっている人は、部位別のウルセラメニューを選ぶのがおすすめです。顔全体の施術の相場は30万円台ですが、部位別メニューなら出費を抑えられるでしょう。個別メニューが設けられていることが多い代表的な部位とウルセラの効果をご紹介します。

眉を上げたときに額にできる表情しわや眠そうな顔に見えるまぶたのたるみが気になる人は、ウルセラの超音波を額に照射してもらうのがおすすめです。

目尻

目尻のウルセラ照射は、目を細めたり笑ったりすると現れるちりめんじわにアプローチできます。額と目尻のウルセラ照射は、セットメニューとして取り扱っているクリニックが多いようです。

ほほ

ほほのウルセラ照射は、ほうれい線やマリオネットライン(唇の端からあごにかけてのしわ)に効果的。ほほ周りの筋膜を引き締めるため、フェイスラインを美しく見せたり、口角を上げたりする効果も期待できます。また、疲れた顔に見える目の下のゴルゴラインを解消したい人にもおすすめです。

二重あごや首の横じわがある人は、首(あご下)の皮膚が伸びてたるんでいる、またはあご下の筋肉が衰えていると考えられます。ウルセラを首(あご下)に照射することで皮膚の奥にある筋膜が引き締められ、フェイスラインを整えられるでしょう。

ショット数と料金の関係

照射ショット数と施術料金の間には正比例の関係があります。ウルセラは出力とショット数によって効果の出方が違ってきますが、より高い効果を狙うならより多くのショット数を受けられる方を選ぶべきです。

ただし、ショット数が多くなればそれだけ料金が高額になりやすいのでご注意を。ショット数が多くなる広い部位は料金が高くなりますし、同じ部位でも多くのショット数を行うクリニックの方が高額となります。

HIFUが安い?飛びつく前にリスクの確認を

エステサロンなどのHIFUでは、クリニックでおこなっているHIFU治療よりも料金が安く設定されています。料金の安さから「これなら気軽に受けられる」と思う方も多いかもしれません。ですが、料金の安さだけに飛びついてはいけません。

エステサロンなどのHIFUは効果や安全性に疑問が残る

そもそもHIFU治療は医療行為のため、エステサロンでは施術を受けられません。ではなぜエステサロンでHIFUのメニューがあるのかというと、クリニックで用いられているHIFUよりも出力を大きく下げているから。出力が高いほど効果が期待できるHIFUですから、エステサロンでのHIFUは出力が低いため、その効果はあまり期待できません。

また、エステサロンでのHIFUにおいて消費者トラブルも報告されており、「きちんとリスクが説明されなかった」などと、安全性にも疑問が残ります。HIFUが安い場合でも安さに飛びつかず、クリニックで医師のもとおこなわれるHIFU治療を選ぶことをおすすめします。

ウルセラ施術がおこなえるのは医師のみ

HIFU治療の中でも人気が高いウルセラですが、ウルセラ治療は医師のみがおこなえる医療行為です。そのためエステサロンでは受けられません。
HIFUに限ったことではありませんが、料金の安さだけを重視してしまうのはトラブルの元。なぜ安いのか、自分が受けようとしているHIFUはクリニックで医師がおこなうものなのか、またリスクはどんなものなのかをしっかり理解したうえで施術を受けましょう。

エステサロン等でのHIFU機器による施術でトラブル発生!-熱傷や神経損傷を生じた事例も-

引用元:独立行政法人国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170302_1.html

【当サイト監修】
プライベートクリニック吉祥寺のウルセラ施術料金

このサイトの監修をしているプライベートクリニック吉祥寺では、どのような料金設定を採用しているのでしょうか。ウルセラの施術をお考えの際の参考として、具体的な料金例を紹介します。パーツごとの料金とショット数、カートリッジの種類をまとめています。

※価格は、2021年10月の情報です。

問い合わせ番号:0422-41-0509

顔全体+首:308,000円

額と目尻(3.0mm)、目元(3.0mm)、ほほとフェイスライン(3.0mmと4.5mm)、あご下(3.0mmと4.5mm)で、500ショット照射します。

顔全体:242,000円

額と目尻(3.0mm)、目元(3.0mm)、ほほとフェイスライン(3.0mmと4.5mm)で360ショットを照射します。

ほほ+首:253,000円

目元(3.0mm)とほほ(3.0mmと4.5mm)、フェイスライン(3.0mm)、あご下(3.0mmと4.5mm)で440ショットを照射します。

額:132,000円

額と目尻(3.0mm)で60ショットを照射します。

ほほ(目の下~フェイスライン):198,000円

目の下(3.0mm)とほほ、フェイスライン(3.0mmと4.5mm)で300ショットを照射します。

首(あご下):110,000円

あご下(3.0mmと4.5mm)で140ショットを照射します。

追加ショット:55,000円

初回治療より6ヶ月以内で90ショットを照射します。

プライベートクリニック吉祥寺は、ウルセラ・サーマークールとたるみ治療を専門にするクリニックということもあり、施術実績と技術の高さが魅力です。複数の患者さんに対して同時に対応できる施術ではないため、クリニックには通常、予約をされた方だけしかいません。専門治療に特化しているクリニックは、その治療で優れていなければ立ち行かなくなってしまうため、効果的な施術が行われていることは容易に推測できます。

もちろん、医師の施術を受けられるにもかかわらず治療料金が安く抑えられていることも見逃せません。

他のたるみ治療との料金相場比較

ウルセラと同様に顔のたるみを改善する目的で行われる施術として、高周波を照射するサーマクール、皮膚を切開するフェイスリフト手術、皮膚の下に糸を通して引き上げるスレッドリフトの3種類と、施術内容や料金面を比較してみましょう。

施術名 費用相場 持続時間
ウルセラ 全体:200,000~400,000円 9~12ヶ月
サーマクール CPT400ショット:90,000~250,000円 6~12ヶ月
CPT600ショット:122,000~320,000円 6~12ヶ月
フェイスリフト おでこ・額:600,000~1,000,000円 5~8年
ほほ:700,000~1,200,000円 5~8年
ほほ・あご下:1,200,000~1,300,00円 5~8年
スレッドリフト
(溶けない糸)
1本:42,000~100,000円 2~3年
6本:252,000~480,000円 2~3年
8本:336,000~640,000円 2~3年
10本:420,000~80,000円 2~3年
スレッドリフト
(溶ける糸)
1本:43,200~65,000円 2~3年
6本:226,800~320,000円 2~3年
8本:480,000~600,000円 2~3年
10本:513,000~700,000円 2~3年

それぞれの施術法には、治療費のほかにも痛みやダウンタイムなどメリットとデメリットがあります。それらに納得した上で自分に合った方法を選択してください。

サーマクールの料金相場目安

たるみが気になる部位へ高周波を照射し、皮膚の浅いところへ熱を伝えて引き締める施術です。原理はウルセラと似ていますが、作用する深さが違います。さらに、ウルセラはたるみを引き上げる効果が強いのに対し、サーマクールはたるんだ部分を全体的に引き締める効果が目立ちます。効果が持続する期間はウルセラよりも少し短めで、半年~1年程度です。

費用は、ショット数に応じて設定されていますが、一般的に行われている400発の施術では平均で15万円くらい、600発の施術では20万円くらいが相場です。

フェイスリフト(切開)の料金相場目安

耳の前のもみあげ辺りを切開し、顔の皮膚を引っ張り上げる外科手術です。余った皮膚を切り取って元通りに縫合します。表皮だけ引っ張ってもすぐに元に戻ってしまうため、皮下脂肪の下のSMAS層という筋膜を引っ張る方法が有効です。効果の持続期間は、5年から10年と長めですが、やはり外科手術のため傷が残ることと、かなり長期間のダウンタイムが必要になること、手術費用が高額になることなどがネックです。

手術費用は、SMAS層を引き上げる手術法で、約80万円から120万円ほどとなっています。

スレッドリフトの料金相場目安

皮膚の下に糸を通し、引っ張り上げて固定する方法です。ポリエステル素材の糸にシリコンの突起をつけたものやコイル状のものなど様々な種類の糸があり、皮下組織にひっかかって引き上げやすいような形状に作られています。糸は時間が経つと溶けてなくなるものと、そのまま残るものがあります。溶ける糸の方が体への負担が少ないのですが、引き上げ効果はそれほど持続しません。溶ける糸の場合で、効果の持続期間は1年ほどと言われています。

施術費用は、糸の種類によっても異なります。1本7千円から2万円以上のものまで様々あり、最低でも10本以上は入れなければならないので、30万円から40万円ほどになります。

年間単位で見た料金比較

ここで紹介したたるみ治療の料金を1年間の維持費から計算してみるとどのように比較できるのか考えてみました。

例えば、ウルセラなら維持期間を平均9ヶ月と考えて計算してみると、顔全体に施術を受けて22万円なので、1年効果を維持させるための費用は、293,000円ほどになります。この他の施術法についても、同様に計算して比較してみましょう。

ウルセラの1年間の維持費(顔全体に施術した場合)

  • 220,000円(9ヶ月)÷9×12=293,000円

サーマクールの1年間の維持費(400ショット施術した場合)

  • 150,000円(6ヶ月)×2=300,000円

スレッドリフトの1年間の維持費(1本2万円の糸を20本施術した場合)

  • 400,000円(1年間)

フェイスリフト手術の1年間の維持費(手術費100万円の場合)

  • 1,000,000円(5年間)÷5=200,000円

ウルセラが高額治療である理由と根拠

ウルセラの施術は機器を用いてで肌深部へ超音波をあてるもので、フェイスリフト手術のように特に大掛かりな施術を行うわけではありません。その割に1回の施術費用が20万円から40万円、1年間の維持費から平均すると30万円ほどの高額治療となるのはなぜでしょうか? それは、ウルセラが他にはない特殊な施術であることに理由があるようです。

一元管理される使用機器

ウルセラで使用されるマシンやカートリッジは、アメリカのウルセラ社が開発して販売しているもので、日本においては1社の輸入代理店がすべての販売を担っています。ウルセラのマシンや消耗品は医療機関で使用される特殊な器具であるという性質上、自由にあちこちで販売したり、誰でも使用できるものではありません。日本においては輸入代理店が、アメリカではウルセラ社が、すべての販売先を把握し安全に正しく使用されているのかをチェックする必要があるのです。

リスクを排除し安全性を担保する

これは、アメリカが訴訟大国であることが少なからず影響しています。もしもマシンが原因で何らかのトラブルが発生し、訴訟になってしまった場合、アメリカでは莫大な賠償額を請求される可能性も大いにあります。そのようなリスクを避けるためにも、マシンや器具が安全に正しく使用されているかを把握し、販売する前にしっかりと使用法をレクチャーして技術をマスターした医療機関にのみ販売する、という方法を徹底しているのです。

徹底した管理はすべて安全性と治療効果のため

このように1社が独占する形でマシンや器具を取り扱っているので、基本的には器具の価格が下がることはありません。ウルセラの施術費用が高額となってしまう理由の一つとして、このような特殊な事情があるわけです。

このことは、我々消費者にとって一方的にデメリットとなるだけではありません。ウルセラ社や代理店が管理を徹底しているからこそ、高い技術や効果的な施術法がしっかりと維持され、その恩恵を施術効果として受けられるからです。ウルセラが、アメリカの行政機関であるFDA(食品医薬品局)からリフトアップ効果を認められた唯一(2018年4月時点)のマシンと成り得たのも、このシステムがあるがゆえかもしれません。

院長 佐藤隆悟先生 院長 佐藤隆悟先生

プライベートクリニック吉祥寺
院長 佐藤隆悟先生

当サイト「ウルセラ式」は、ウルセラやサーマクールを専門に取り扱う『プライベートクリニック吉祥寺』院長・佐藤隆悟先生(日本形成外科学会認定専門医)にご監修いただいております。

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