ウルセラとイントラジェンの違い
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目次
ウルセラ | イントラジェン | |
---|---|---|
周波が届く肌の層 | 真皮の奥にあるSMAS層まで照射 | 真皮層にRF(高周波)を照射 |
効果 | たるみを強力に引き上げる効果あり | コラーゲン増生によるシワ・たるみ改善効果あり |
価格 | 1回20万~40万円 | 1回8~13万円 |
FDA認可 | 認可あり | 認可なし |
【 ウルセラ 】 | ||
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周波が届く肌の層 | 真皮の奥にあるSMAS層まで照射 | |
効果 | たるみを強力に引き上げる効果あり | |
価格 | 1回20万~40万円 | |
FDA認可 | 認可あり |
【 イントラジェン 】 | ||
---|---|---|
周波が届く肌の層 | 真皮層にRF(高周波)を照射 | |
効果 | コラーゲン増生によるシワ・たるみ改善効果あり | |
価格 | 1回8~13万円 | |
FDA認可 | 認可なし |
イントラジェンのマシンの特徴
イントラジェンはRF(高周波)を肌に照射することで、たるみ改善効果が期待される美容機器のひとつです。
RFは従来の美容機器でも「面」での照射として使われていましたが、イントラジェンではGFRと呼ばれるテクノロジーを用いて格子状に照射します。格子状の「線」にすることで肌に触れる面積が少なくなり、痛みとダメージが軽減される仕組みです。
また、照射されるエネルギーが均一化され、効果の偏りも少なくなります。
コラーゲン線維にアプローチして肌を引き締め
RFの照射で真皮層にアプローチし、コラーゲン線維を収縮させることで、たるんだ肌を引き締めます。さらにRFによって収縮されたコラーゲン線維が自然治癒によって修復される際にコラーゲンが増生され、しわやたるみが改善されるというメカニズムです。
ウルセラは真皮層よりもさらに深いSMAS(スマス)層へアプローチする施術です。2つの治療は似ているようにも見えますが、アプローチをする場所が根本的に異なるため、リフトアップ効果の出方にも大きな差があります。
ウルセラを受けた後に、メンテナンスとしてイントラジェンを利用する方もいるようです。
FDAからは未認可
肌へのダメージが少なく、比較的効果が現れやすいイントラジェン。しかし、ウルセラのようにアメリカのFDAからの認可を受けているわけではありません。権威のある行政機関から認定を受けていないという点を踏まえた上で、治療を検討する必要があります。
イントラジェンの効果のメカニズム
(1次効果と2次効果)
イントラジェンは、がん治療にも用いられるラジオ波を使った治療法です。電磁波を照射して真皮下層へ熱エネルギーを加えることで、ナチュラルな仕上がりのリフトアップができます。
また、イントラジェンは第1次効果と第2次効果というように、2段階にわたって効果が現れるのが特徴です。イントラジェンの照射直後は、コラーゲン繊維が熱エネルギーによって収縮し、皮膚が引き締まることで短期的にたるみやしわの改善効果が発現します。これが第1次効果です。
第2次効果は、イントラジェンの照射から約3か月後に現れる肌の変化で、傷ついたコラーゲン繊維が修復する過程で線維芽細胞が活性化し、新たなコラーゲンが生成されます。これにより、ハリやツヤがもたらされ、たるみやしわを改善します。
確実なたるみ改善効果が出る保証はない
イントラジェンは数多くのクリニックで使用されているため、効果が現れる可能性は十分にあります。
しかし、アメリカのFDAのような権威のある行政機関からの認可を受けているわけではありません。安全面での保証に関しても同様です。リスクを拭えないことを理解したうえで治療を検討しましょう。
イントラジェンの料金相場
クリニックによっても異なりますが、相場は8万円から13万円ほど。ウルセラと比較するとイントラジェンのほうが1回の料金は安く設定されています。
しかし、イントラジェンの効果持続期間は3か月ほど。対してウルセラは半年~1年ほどと効果が長期間続くので、ウルセラと同様の期間にわたって効果を得たいと考えるなら、イントラジェンのほうが治療回数は多くなります。
治療を受ける際には1回の治療にかかるコストだけではなく、ランニングコストも考えたうえで判断しましょう。
イントラジェンのダウンタイム
イントラジェンはウルセラと同様、腫れや赤みといった症状はほとんど現れません。
治療効果をすぐに実感することはありませんが、1~2週間ほどで徐々に効果が現れ、約3ヵ月間にわたりハリや弾力がアップしたことを感じられるでしょう。
イントラジェンはサーマクールの後発機器
イントラジェンはサーマクールの機能をコピーした後発機器です。サーマクールはアメリカの会社が開発したものですが、イントラジェンは韓国の会社が開発したもの。
肌に作用する機能などはほとんど同じですが、サーマクールにあってイントラジェンにないのが「冷却機能」と「バイブレーション機能」。
この2つは照射時のやけどや痛みを抑えるものであり、たとえば皮膚を冷やしながら照射ができる冷却機能があれば、やけどの危険を回避しながら肌の深部に高熱を届けることが可能に。また、バイブレーション機能では、出力を上げたときに感じる痛みを振動で緩和させることができます。
イントラジェンにはこの2つの機能がなく、やけどや痛みの危険性はサーマクールに比べると少し高いのかもしれません。そのため、施術をおこなう医師のスキルや経験によって結果が大きく左右されてしまいます。イントラジェンはこの問題を解決するべく、チップの肌に触れる部分を格子状にし、痛みややけどのリスクを抑えているのです。
イントラジェンは施術の自由度が高いものの、FDAの認可はない
イントラジェンはサーマクールよりも機器の価格が安いため、施術費用も低いのが特徴。またイントラジェンのチップには使用する時間制限がないため、医師の裁量次第でショット数を増やすことも可能です。
ですが、イントラジェンはサーマクールと異なりFDA認可を得ていません。やけどや痛みの危険性が低いとはいいきれないため、施術を受ける際はリスクをしっかり理解してから受けるようにしましょう。
イントラジェンのリスク
イントラジェンはダウンタイムも、照射の痛みもほとんどないとされています。そのため、施術は基本的には麻酔をせずにおこないます。しかし施術後に赤みやほてり感がでることは多く、これは数時間~2日ほどで落ち着きます。また、施術後は肌が敏感になっているため、日焼けや乾燥に十分注意が必要です。
イントラジェンとほかのたるみ治療の違い
サーマクールとの違い
サーマクールとイントラジェンは、どちらも真皮中層から深層をターゲットとしていますが、サーマクールと比べてイントラジェンのほうが痛みが少ないのが特徴。イントラジェンはチップが格子状になっており、サーマクールよりも照射面積が小さいため、痛みが少なく済みます。
また、イントラジェンは照射時間やショット数を自由にセレクトできるため、実績豊富な医師が施術を実施すれば、サーマクールよりも高い効果を得られるでしょう。
ほかのラジオ派治療機器との違い
従来のラジオ波を使用したマシンは、少しではあるものの照射時に表皮へ熱影響を与えてしまいます。
一方でイントラジェンは、GFRというラジオ波照射テクノロジーを導入しており、格子状に熱エネルギーを照射しています。照射面を格子状にすることで照射面積が小さくなるため、表皮への熱影響も最小限に抑えられます。それでいて、真皮中層から深層へしっかりと十分な熱エネルギーを加えることが可能なので、非常に高い効果が期待できるでしょう。
イントラジェンにかんするよくある疑問
どんな悩みに向いていますか?
イントラジェンで治療ができる部位は、顔全体と首まわりの2通りです。年齢とともに現れる頬のたるみやフェイスラインのゆるみ、ほうれい線や小じわの改善に適しています。
また、コラーゲンの生成を促進する効果があるため、肌のハリ不足や毛穴の目立ちを改善するなど、肌に関するさまざまな悩みを解消できる効果が期待できる治療です。
どんな人に向いていますか?
イントラジェンの魅力は、なんといっても痛みのほとんどないたるみ治療が比較的リーズナブルな価格で受けられるという点です。これまでたるみ治療の痛みに不安があった人や痛みが理由で治療を続けられなかった人、初めてのたるみ治療を検討している人も、イントラジェンであれば気軽に受けられます。
また、たるみ治療は1回の施術では十分な効果が得られず、何度か通院しなければなりません。もちろん回数が多いほど治療費も高くなりますが、イントラジェンは比較的リーズナブルに治療を受けられるため、金銭的負担が心配な人にもおすすめです。
どのくらいのペースで受けたほうがいいの?
イントラジェンをはじめ、ほとんどのたるみ治療は1回の施術では十分なリフトアップ効果を得ることができません。そのため、数か月に1度のペースで照射を繰り返す必要があります。
イントラジェンの場合、効果には第1次効果と第2次効果があり、第1次効果はラジオ波の熱エネルギーによって日を経ずしてハリが現れます。この効果は1~2週間ほど続き、その後に第2次効果であるコラーゲンの生成が3か月を最盛期として徐々に進んでいくため、3か月から半年に1度くらいのペースで来院するのがベストです。
イントラジェンが受けられない人は?
イントラジェンで用いるラジオ波は、徐細動器やペースメーカーに誤作動を起こす危険性があります。そのため、埋め込み式除細動器やペースメーカーを体内に入れている人は、イントラジェンによるたるみ治療を受けられません。
また、ラジオ波は金属に熱エネルギーを伝え、やけどや金属の変形を起こすことがあります。よって、骨折部位などに金属プレートを埋め込んでいる人も治療を避けましょう。さらに、糖尿病をはじめとした創傷治癒能力に障害がある人や、治療部位に皮膚疾患や感染症がある人も治療ができません。
日焼けしていても受けられる?
イントラジェンによるたるみ治療は、肌の色に関係なく受けられる施術です。しかし、熱エネルギーを高い出力で照射する施術のため、施術後は肌に炎症や乾燥、赤みやかゆみといった症状が現れる可能性があります。この症状は時間の経過とともに消えますが、症状が発現している間は日差しを避けて肌を保護しなければなりません。
また、日焼けをした肌で施術を受けると、ただでさえ炎症を起こしている肌をより刺激することになります。照射後に思わぬ副作用が発生する可能性が高いため、肌が落ち着いてから受けるようにしましょう。
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